


家事などを終わらせてゆっくり向かう。
でも、大丈夫

なって言ったって、ここは日曜日は中休みなし♪
とはいえ、炎天下の中へとへとになりそうなところで・・、
ようやく看板が見えてくる。

ほぼ、一年ぶりの訪問。変わらぬ佇まいが、なんだか懐かしい。
蕎麦ニ味酒「よしむら」
2時を回ろうかの昼下がり。ほの暗い店内や、濃い色の木の調度品などが、日陰に入ったような安堵感を感じさせる。外の暑さをふっと忘れさせてくれるような・・。静かに何人かのお客さんがが寛いでいる様子も、ほっとさせる光景。
一人なので、今回もやっぱりどっしりとしたカウンター席に。
ニスがよく馴染んだこの木のカウンターは、年季を感じるようなしっとり感。
揚げ蕎麦と出されたお酒の品書きを見ながら悩みつつ、上を見上げると、やっぱりこのお酒の名前の書かれた半紙は圧巻だなぁ、としみじみ見入ってしまう。
なんでも、これ全部ご主人が書かれたそう。
「ラベル」をまねて書いただけですよ・・、なんておっしゃっていたけど、なかなかできるもんじゃないんじゃないかしら・・。
いくつか飲みたいお酒もあったけど、静岡のお酒はここじゃなくても飲めるし・・と、「芳醇辛口」の文字に惹かれて、「天の戸」美山60%生酒を頂くことに。
青い上液のかかった、手にしっくりとする陶器の片口で。
味わいのあるお酒で体に染み入る・・。
お通しはなんと、珍しい「とうもろこし豆腐」。
旅行先で出されたお料理から、ヒントをもらって作ったそう。取りたてのとうもろこしだそうで、とうもろこしのクリーミィな甘さがやさしい、しっとりとしたもの。
和風のコーンスープのような味わいで、まったりとしてとっても美味しい♪
充てに頼んだのは、「本日の酒肴」の中から、富士宮の「生湯葉刺し」。
全国2位?になったお豆腐屋さんのものだそうで、これがとっても濃い!生醤油と山葵を添えられたが、それだけで十分に楽しめてしまえる濃厚な大豆の旨味。
こりゃあ、いいねぇ~
お料理の話や、蕎麦屋になったお話などなどをご主人から話して頂けたのもとてもうれしい。こんなにお話しを聞けたの、初めてかも。
やっぱり、ここのご主人もとっても素敵な方だなぁ~・・
そしてお蕎麦は、久しぶりなのでやっぱり「吉祥寺」を。
長方形の蒸篭に盛られた、やや透明感のある星の散った細切りの蕎麦。
切り口のエッジの鮮やかさ、ぴんっと張った勢いのあるもので、蕎麦の香りがふんわりと漂う。
ぷりんっとした跳ね返ってくる腰があり、かみ締めると蕎麦の甘みが広がる。
そうそう、こういう蕎麦♪。以前より、やや太めになったかな?でも、上品で優しく、のど越しの良さは変わらない。
つゆは、かなり辛口のすっきりした・・・、と思ったら、以前に比べ角がとれたようなまろやなものになってる。ご主人曰く、「ちょっと万人受けにしました・・」とのこと。しっかりとした濃い目のつゆは変わらず、このつゆも又いい。「開田」でも試してみたいな。
蕎麦湯は、ナチュラルな熱々のもの。
つゆを薄めて頂くと、心がほっとするひと時。
どうして、飲んだ後のこの蕎麦湯って、こんなに美味しいのかしら。
久しぶりの「よしむら」に大満足で、席を立つと・・・、
「とうもろこし豆腐」が、あまりに気に入った話をしたもんだから、最後に焼きとうもろこしをサービスで頂いちゃったっ
甘くって、香ばしい焼きもろこし。
こういうちょっとしたことが、
んー、うれしい~っ・・。
久しぶりに訪れたけど、やっぱりこのお店はいいなぁ。ちょっと歩かなくちゃならないけど、又ちょくちょく訪れよう・・と、心から思ってしまった。サーフィンをなさるという、よく日に焼けたご主人もやっぱり大好きだし、又、お話をお聞きしたい。
そして、久しぶりに今度は「開田」を頂いてみようっと。
お酒は、それこそ頼みきれないほどの種類だし、料理も様々あるのもうれしい限り。
いやはや、充実したほんのひと時。本当に、ご馳走さまでした~
今度は、片松葉なしでも歩いてこれるかしら・・・
*お品書き
吉祥寺 700円、開田 800円、鴨とろせいろ(季節限定)1,200円、黒豚せいろ 1,600円
生湯葉刺し 650円、出し巻き玉子 900円、蕎麦の芽のおひたし 600円などなど
ビール(ハートランド)700円、日本酒多種 700円~「蕎麦㊁味酒 よしむら」
-SOBA NI UMAZAKE-
武蔵野市吉祥寺南町2-29-8
0422-43-1717
11:30-15:00 17:00-22:00
(日曜中休みなし)
月曜休
*お盆休み 14日~17日
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うまいセンスですよね~。うふふ、ほんと、「まいざけ」だったら面白いです♪
残念ながら、看板には SOBA NI UMAZAKE って書いてありました~・・
何だか記憶が定かじゃ無いんですが「蕎麦ニ昧酒」「味」「昧」が違っていたような気がします。「そばに まい さけ」とでも読ませたいのかも知れませんね。
かなりいい加減な発言ですが、そうだと面白いですよね。
昨日、ちょいっと蕎麦屋で呑みすぎちゃって(^^;;
二日酔いの時の蕎麦は、いいですよね・・。
私も食べにいこっと。(今日も・・)
「そばにうまざけ」って読むのだそうです。
その通り、お酒は選びきれないほど。
お料理が大好きとおっしゃっていた通り、ご主人のお料理もとても美味しいんです。
「吉祥寺」は独自でブレンドした蕎麦で打つ二八(くらいだったと・・)で、開田は開田の蕎麦で打った田舎蕎麦で、こちらも二八くらいだと思います。
他に、生粉打ちもあって、これも素晴らしいです。あと、時々、季節の変わり蕎麦もあるんですよ。
うふふ、きっと、品書きに心が急いで見落としてたのかもしれないですね(^^)
そうなんですよね・・
もちょっとCPが、ってところですが、
まあ、仕方ないんでしょうか。
でも、行きたくなっちゃうお店なんですよね、ここも・・・
十四代や志太泉、天の戸 いいお酒が揃っていますね。
そばも「ぷりんっとした跳ね返ってくる」の表現通りに美味しそう。
ネーミングが独特、吉祥寺は二八で開田は十割ですか?
見落としておりました(「よしむら」の謂れ)。
そうですね、あの手の文字を手書きにて
認めるのはチトぐらふぃっくの素養がないと
できません。(酒の墨書)
蕎麦は実力どおりの美味しいもの。あとは
(できたらでいいんですけど)CPまたは
庶民がイコカっ、て方向でお願いしたい、
これほんと。
(国産蕎麦を仕入れるのがこれから大変ですね・・・。)
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