鷺宮 「太鼓屋」
2008/07/30/23:59
[東京の蕎麦]中野区
いつも感心させられる情報通の、有名なグルメブロガーManoa さんから、何日か前に鷺宮に手打ちのお蕎麦やさんが出来たと知らせて頂き、早速上げられていたブログを拝見したら、なんだかいい感じ。
鷺宮にほっと入れる一軒があったらな~と、思っていただけにこれはうれしい
早速伺ってみようと思っていたところ、お昼はまだバタバタしていて昼酒~っという感じではないそうで、夜の部に行ってみませんか、とのお誘いを受け、仕事を済ませ鷺宮へ
。
鷺宮北口を降り、目の前に通るバス通り。
ちょこちょことしたお店が並ぶ道を歩いてると、すぐ!。

「江丹別そば」の旗が靡く小さな間口のお店から、ほんのりと暖かな光が漏れている。
入り口横には、まだ新しそうな打ち場に、期待が高まるよう~。
鷺宮 「石臼挽き自家製粉 手打蕎麦 太鼓屋」
太鼓とは・・・、また面白い屋号だな~
鷺宮にほっと入れる一軒があったらな~と、思っていただけにこれはうれしい

早速伺ってみようと思っていたところ、お昼はまだバタバタしていて昼酒~っという感じではないそうで、夜の部に行ってみませんか、とのお誘いを受け、仕事を済ませ鷺宮へ

鷺宮北口を降り、目の前に通るバス通り。
ちょこちょことしたお店が並ぶ道を歩いてると、すぐ!。

「江丹別そば」の旗が靡く小さな間口のお店から、ほんのりと暖かな光が漏れている。
入り口横には、まだ新しそうな打ち場に、期待が高まるよう~。
鷺宮 「石臼挽き自家製粉 手打蕎麦 太鼓屋」
太鼓とは・・・、また面白い屋号だな~

この打ち場を眺めながら、扉を開き入ると、人々が何組も集う明るく活気のある店内。
明るい照明に照らされて置かれた、まだ匂いたちそうな新しい木々のテーブルが目に優しい。
ゆったりとしたテーブル席4卓に、突き当たりには掘りごたつのカウンター席。
店内を満たす、ほのぼのとした空気は、肩肘張ったところがなく、ほっとさせられる。

うんうん、なかなかいい感じ・・・
と、ゆっくりと店内を進み、奥のカウンター席に先に到着していたManoaさんを見つけ、まずはビールでかんぱ~い。


く~っと、喉を潤せ、挨拶などなど交わしながら、置かれている品書きを開く。
お、生ビールの小があるのは、一人で来たときにも、うれしいな
それに・・・、さすが、深大寺境内横のお蕎麦やさんで修行なさったというご主人。
品書きにも、調布地ビールの「深大寺ビール」も書かれてる♪
そして、ペコペコなお腹を満たすべく、お料理を・・・。


蕎麦屋のお料理の品書きにしては、ちょっと珍しい品々。
カウンター越しにご主人にお聞きすると、沖縄出身とのことで、沖縄料理を置いているとのこと。
沖縄料理を出す、蕎麦屋。
これは面白いな~・・・
その中から、ご主人にオススメされた、「塩ラッキョウの天ぷら」。

さくっさくの薄めの衣は軽やかで、中のラッキョウはシャッキシャキ。
添えられた雪塩で頂くと、こりゃ~♪、ビールにぴったり。
さらにもうひとつオススメされた「ピーナツ豆腐」。

添えられたスプーンで掬うとぷるんっぷるんっ♪
まるでババロアのような舌触りの、ほんのりと香ばしい甘みのあるお豆腐。
敷かれたのは蕎麦汁だろうか、これをかけ頂くと、胡麻とは違う優しい味わい。
(これに黒蜜をかけて、デザートに、もいいな~
)
さらに、「赤鶏さつま」が気になって頼んだ、「赤鶏さつまのとりわさ」も。

さっと湯引きされた鶏ささみ肉は、新鮮さを物語る美しいピンク色。
弾力と張りのある肉で、かみ締めるとそれが、ほどけるように溶けていく。
味わいが濃く、これは美味し~い
たっぷりの葱に、蕎麦の芽が添えられているのもうれしいなぁ。
こんなお料理が並べられ、目の前に並べられたお酒の瓶を見ていたら~♪

・・・と、早速、お酒に切り替えて
。
と、品書きを開くと、豊富に並べられた魅力的なラインナップ。


中から、まだ飲んだことがない、群馬の「結人」を選んでお願いする。


すっきりとして爽やかな口当たりのいい、軽やかなお酒。
後に、ふっとまるで青りんごのようなフルーティな味が広がり、これは美味しい~。




と、美味し~いお酒を頂きながら、ページをめくるってみると、日本酒だけでなく、ちょっとした居酒屋さん顔負けの焼酎、泡盛の種類が豊富に連なっている!。
ご主人自らもお酒がお好きだそうで、美味しいお酒をできる限り揃えようとなさっているそう。
と、くりくりとした目のまだお若いご主人は、気さくで話好きな明るい方。
「まだ、一人なのでバタバタしちゃってるけど、もう一人くらい人を増やして、できれば昼でも飲んでもらいたいと思っているんです」
との話に、とっても好感
。
と、ご主人を含めての会話も楽しく、さらに「而今」をお変わりをして、追加でお料理も。
これも沖縄を代表する野菜、「ゴーヤとカニポン酢和え」。

じわっと優しく感じるゴーヤ独特の苦味が、ポン酢で和らげられた、瑞々しい和え物。
マヨネーズがちょこんっと添えてあるのが、うれしいな。
それに、
「これ美味しいんですよ、食べてみて下さい」
と、出して頂いた、「マグロジャーキー」。

噛み締める毎に、マグロの凝縮した旨味がじわじわと広がるもので、これはお酒にたまらない。よかったら、と出してもらった山葵マヨネーズを付けて頂くとさらに美味しい。
さらに
「ちょっとだけですが・・・」
と出してもらった「ホタルイカの沖漬け」も非常に美味しいホタルイカ。

と、お料理にお酒をたっぷり堪能させて頂き・・・
さてさて、と肝心のお蕎麦を。
Manoaさんはシンプルに「せいろそば」をお願いしたが、私は先ほどの鶏わさがとっても美味しかったのと、あるとどうしても頼んでみたくなってしまう、
「赤鶏さつまの鶏せいろ」をお願いすることに。

程なくして出された「鶏せいろ」はたっぷりの器にほかほかと湯気を立てた鶏汁に、長方形の蒸篭に盛られた艶やかな蕎麦。

まずは、そのまま蕎麦をと手繰る。
さすがにこの時期、香りはやや弱いものの、丁寧に打たれたのが伺える丹精な細切り。
しっとりとした腰に心地いい粘りを感じる、喉越しのいい蕎麦で、噛み締めるとほんのりと穀物の甘みが広がってくる。
ダイレクトでインパクトがある蕎麦というのではないが、ほのぼのとして暖かみのある蕎麦で、素直に美味しいね~・・・と、思えてくる。

そして、気になっていた鶏汁を・・・。
そっと一口含むと、優しい味わいの汁には、じっくりと炊かれた鶏の旨味がいっぱいに染みている。ギトギトしすぎず、それでいてコクがあり、これはいい
鶏肉は、表面をカリっと焼かれたものがいくつも入っていて、その身がふわりとして柔らかい。一緒に入っている葱に茄子が、鶏の旨みを吸い、非常に満足な鶏汁。

これにこの蕎麦を絡め頂くと、程よく温められた蕎麦は甘みを増し、鶏汁に絡んだことで、融合された味がいい。これはいいな~
と、たっぷり食べた後にもかかわらず、するすると食べてしまう。
頃合見て出して頂いた蕎麦湯も、ほんのりと白濁したもので、注ぎいれたっぷりと頂くと、飲んだ後の体にじんわりと広がってくる、至福の心地
。
まだまだ、オープンして2週間ほど。
これから、さらにさらに楽しみなお店に、期待十分。
ご馳走様でした~
まだまだ、大変なことはあるかもしれないけど、ぜひともがんばってもらいたいな・・・。
ダンディで素敵なManoa様、今日はありがとうございました~

北海道旭川江丹別蕎麦 石臼挽き自家製粉
「手打蕎麦 太鼓屋」
中野区鷺宮3-20-5
03-3337-0321
11:30~15:00 / 17:00~22:00(売切じまい)
月曜定休日
明るい照明に照らされて置かれた、まだ匂いたちそうな新しい木々のテーブルが目に優しい。
ゆったりとしたテーブル席4卓に、突き当たりには掘りごたつのカウンター席。
店内を満たす、ほのぼのとした空気は、肩肘張ったところがなく、ほっとさせられる。

うんうん、なかなかいい感じ・・・

と、ゆっくりと店内を進み、奥のカウンター席に先に到着していたManoaさんを見つけ、まずはビールでかんぱ~い。


く~っと、喉を潤せ、挨拶などなど交わしながら、置かれている品書きを開く。
お、生ビールの小があるのは、一人で来たときにも、うれしいな

それに・・・、さすが、深大寺境内横のお蕎麦やさんで修行なさったというご主人。
品書きにも、調布地ビールの「深大寺ビール」も書かれてる♪
そして、ペコペコなお腹を満たすべく、お料理を・・・。


蕎麦屋のお料理の品書きにしては、ちょっと珍しい品々。
カウンター越しにご主人にお聞きすると、沖縄出身とのことで、沖縄料理を置いているとのこと。
沖縄料理を出す、蕎麦屋。
これは面白いな~・・・

その中から、ご主人にオススメされた、「塩ラッキョウの天ぷら」。

さくっさくの薄めの衣は軽やかで、中のラッキョウはシャッキシャキ。
添えられた雪塩で頂くと、こりゃ~♪、ビールにぴったり。
さらにもうひとつオススメされた「ピーナツ豆腐」。

添えられたスプーンで掬うとぷるんっぷるんっ♪
まるでババロアのような舌触りの、ほんのりと香ばしい甘みのあるお豆腐。
敷かれたのは蕎麦汁だろうか、これをかけ頂くと、胡麻とは違う優しい味わい。
(これに黒蜜をかけて、デザートに、もいいな~

さらに、「赤鶏さつま」が気になって頼んだ、「赤鶏さつまのとりわさ」も。

さっと湯引きされた鶏ささみ肉は、新鮮さを物語る美しいピンク色。
弾力と張りのある肉で、かみ締めるとそれが、ほどけるように溶けていく。
味わいが濃く、これは美味し~い

たっぷりの葱に、蕎麦の芽が添えられているのもうれしいなぁ。
こんなお料理が並べられ、目の前に並べられたお酒の瓶を見ていたら~♪

・・・と、早速、お酒に切り替えて

と、品書きを開くと、豊富に並べられた魅力的なラインナップ。


中から、まだ飲んだことがない、群馬の「結人」を選んでお願いする。


すっきりとして爽やかな口当たりのいい、軽やかなお酒。
後に、ふっとまるで青りんごのようなフルーティな味が広がり、これは美味しい~。




と、美味し~いお酒を頂きながら、ページをめくるってみると、日本酒だけでなく、ちょっとした居酒屋さん顔負けの焼酎、泡盛の種類が豊富に連なっている!。
ご主人自らもお酒がお好きだそうで、美味しいお酒をできる限り揃えようとなさっているそう。
と、くりくりとした目のまだお若いご主人は、気さくで話好きな明るい方。
「まだ、一人なのでバタバタしちゃってるけど、もう一人くらい人を増やして、できれば昼でも飲んでもらいたいと思っているんです」
との話に、とっても好感

と、ご主人を含めての会話も楽しく、さらに「而今」をお変わりをして、追加でお料理も。
これも沖縄を代表する野菜、「ゴーヤとカニポン酢和え」。

じわっと優しく感じるゴーヤ独特の苦味が、ポン酢で和らげられた、瑞々しい和え物。
マヨネーズがちょこんっと添えてあるのが、うれしいな。
それに、
「これ美味しいんですよ、食べてみて下さい」
と、出して頂いた、「マグロジャーキー」。

噛み締める毎に、マグロの凝縮した旨味がじわじわと広がるもので、これはお酒にたまらない。よかったら、と出してもらった山葵マヨネーズを付けて頂くとさらに美味しい。
さらに
「ちょっとだけですが・・・」
と出してもらった「ホタルイカの沖漬け」も非常に美味しいホタルイカ。

と、お料理にお酒をたっぷり堪能させて頂き・・・
さてさて、と肝心のお蕎麦を。
Manoaさんはシンプルに「せいろそば」をお願いしたが、私は先ほどの鶏わさがとっても美味しかったのと、あるとどうしても頼んでみたくなってしまう、
「赤鶏さつまの鶏せいろ」をお願いすることに。

程なくして出された「鶏せいろ」はたっぷりの器にほかほかと湯気を立てた鶏汁に、長方形の蒸篭に盛られた艶やかな蕎麦。

まずは、そのまま蕎麦をと手繰る。
さすがにこの時期、香りはやや弱いものの、丁寧に打たれたのが伺える丹精な細切り。
しっとりとした腰に心地いい粘りを感じる、喉越しのいい蕎麦で、噛み締めるとほんのりと穀物の甘みが広がってくる。
ダイレクトでインパクトがある蕎麦というのではないが、ほのぼのとして暖かみのある蕎麦で、素直に美味しいね~・・・と、思えてくる。

そして、気になっていた鶏汁を・・・。
そっと一口含むと、優しい味わいの汁には、じっくりと炊かれた鶏の旨味がいっぱいに染みている。ギトギトしすぎず、それでいてコクがあり、これはいい

鶏肉は、表面をカリっと焼かれたものがいくつも入っていて、その身がふわりとして柔らかい。一緒に入っている葱に茄子が、鶏の旨みを吸い、非常に満足な鶏汁。

これにこの蕎麦を絡め頂くと、程よく温められた蕎麦は甘みを増し、鶏汁に絡んだことで、融合された味がいい。これはいいな~

と、たっぷり食べた後にもかかわらず、するすると食べてしまう。
頃合見て出して頂いた蕎麦湯も、ほんのりと白濁したもので、注ぎいれたっぷりと頂くと、飲んだ後の体にじんわりと広がってくる、至福の心地

まだまだ、オープンして2週間ほど。
これから、さらにさらに楽しみなお店に、期待十分。
ご馳走様でした~

まだまだ、大変なことはあるかもしれないけど、ぜひともがんばってもらいたいな・・・。
ダンディで素敵なManoa様、今日はありがとうございました~


北海道旭川江丹別蕎麦 石臼挽き自家製粉
「手打蕎麦 太鼓屋」
中野区鷺宮3-20-5
03-3337-0321
11:30~15:00 / 17:00~22:00(売切じまい)
月曜定休日
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