夏旅行Ⅳ 安曇稲核 「わたなべ」

2008/09/14/23:57  [甲信越の蕎麦]長野 画像あり

3日目 9月11日(木) 

飛騨古川温泉「八ツ三館」で、素晴らしいお料理に舌鼓、温泉温泉でふは~っと堪能し、有名な高山朝市で、おばちゃんのお漬物など買ったりし・・・、

夏休み最後の宿、大町温泉郷へ。
高山から大町までは乗鞍スカイラインを使って行く、との事で、これは私の思ったりsunglass.gif

乗鞍スカイラインを超え、山並みの絶景を見ながらのドライブは眺めがよくて、心まで広々としてくるよう・・・。

08-9-11 風景2憲蔵

なんて雄大、そして大らか・・・
この景色にうっとりしながら、お昼は、これも行って見たいと興味を持ったお店へ~・niko.gif

っと、そういえば、「不定休あり」だった、と思い出し、途中寄った道の駅でお店に慌てて電話して確認。すぐに出てくれた電話にほっとし、

「あの・・・、今日営業してますか?」
と、お聞きすると
「ん?やってるよー。一人で来るんかね?」
「いえ、二人で参ります」
「そうかい♪。・・・まってるよ~」

との受け答えに、なんだか、親戚のおばちゃんが待っていてくれるような、そんなほのぼの~とした気持ちになっている。

08-9-11 店

そして・・・、たどり着いた、おばちゃんのお店。
158号線、気をつけていなければ(これまで何度か通ったなぁ・・・)通り過ぎてしまうような、普通の一軒家。でも、ちゃんと看板に暖簾も下ろされている niko.gif

稲刻ダム近く 「手打ち蕎麦 わたなべ」
通り過ぎるとこだったよ~っase2.gif、と、何とかお店の下の駐車場に車を止め、階段を上りお店へと。
ふっと、飯山のおばちゃんのお店を思い出しながら、食堂のように短い暖簾のかけられた戸を開け、
中へと入ると・・・

いいな~・・futt.gif、こういうの。

なんとも言えない、懐かしいむか~しの食堂のようなテーブルが4卓置かれ、窓ががらりと開け放たれた、ほのぼの~としたお店。

すぐに「おばちゃん」が顔を出し、
「電話くれた・・、人かね?」
と、おっしゃりながら、にこにこと迎えて下さる。

「はい♪」と答えながら、他にお客さんもない中、窓際のテーブルに腰を下ろす。

冷房なんていらない・・
入り込んでくる、清々しい風がなんて気持ちいいんだろう~・・futt.gif

と、本当に親戚の家に訪れてきたかのような心地になりながら見上げると、品書きが板に書かれて下がってる。

08-9-11 店内品書き

「手打ちもり 450円」、「手打ちもり(大)550円」!! wao.gif
さ、さらに・・・、「ラーメン 400円」まで!(これも興味シンシン)

と、二人で驚き(感動し)ながら、私は「もりそば」を、彼は「もり(大)」を、
それと、そばがきが美味しいとの話を聞いていたので、「そばがき」をお願いすることに。

頼むと、「はいよ~」と、厨房(?)に入った女将さんを見送り、天井近くに飾られた見事な蜂の巣などを見ていると・・・

08-9-11 前菜?2

娘さん(かな?)が、お水と一緒に次々とテーブルに並べてくれた品々に、再びびっくり。

08-9-11 きゅうり

豪快に盛られた「茄子とキュウリの漬物」(茗荷添え)に、古漬けの野沢菜。

08-9-11 おひたし

それに・・・、これは何かの摘み菜かな?ほろっと柔らかい菜っ葉の、優しくほのぼのとしたお浸し。

08-9-11 こしょう

最後の一皿は、
「これは、胡椒なんですが、ちょっと辛いですが、よかったら・・」
との言葉を添えて出された一品。

こんなのが目の前に置かれたら~・・・
再び、「ビール」か、「お酒を・・」と頼みたくなりそうになってしまうのをぐっと押さえる(のが、つら~い u-n.gif ) 。

08-9-11 薬味

同時に置かれた薬味も、これも豪快♪
だが山葵はきちんと摩り下ろされた瑞々しい山葵で、たっぷりの葱が添えられる。

そして・・・、このお新香をつまみながら待っていると、程なく出された「そばがき」に、これ又びっくり!

08-9-11 蕎麦掻

鍋のまま出された豪快な、出来立ての蕎麦掻。

添えられたスプーンで掬い、口に含むと・・・

08-9-11 そばがきあぷ

ふわっふわっの、とろっとろ
口に含んだ途端、とろ~っと溶けてしまう程の柔らかさで、ふわ~っと蕎麦の風味が広がる。そのままでも美味しい蕎麦掻だが、葱いっぱいの漬け汁に浸すと、これが又美味しい。

さらに・・・、先ほどの「胡椒」の醤油漬けをちょんっと乗せて食べると、これまた美味

と、味わっていると、続けて「もりそば」が置かれる。

08-9-11 手打ちもり

太い田舎蕎麦かと思っていた蕎麦は、蕎麦の欠片がところどころに散った、繊細な細切り。
切り口もきりりと立ち、瑞々しく盛られた姿がとても美しい。

08-9-11 手打ちもりあぷ

手繰り寄せると、お日様を感じる蕎麦の香りがふわ~り。口に含むと心地のいいしなやかなしっかりとした腰。纏った冷水が美味しく、噛み締めると蕎麦の風味が広がってくる。

08-9-11 手打ちもりたべ

・・・が、
な~んて難しい事を考えるのなんて、、どうでもよくなってしまう。

とにかく、おばちゃんが打ってくれた蕎麦を、こんなに空気のいいところで、のんびりと食べていたら、もうそれだけでたまらなく美味しい futt.gif

水切れも悪く、ところどころかなり短いのがあったとしても
もう、そんなのどうでもいいじゃないの・・・
そんな気持ちになりながら、
とにかく美味しくて、美味しくてするするするする食べてしまう。

鰹の風味がとてもきれいで、薄めの優しい汁もどっぷりつけて、もう夢中~

08-9-11 手打ちもり大

彼の「もり(大)」見事な盛り付け。それでもするりと、「胡椒をちょっと乗せても旨い」などと言いながら、美味しそうに食べてしまってる。

08-9-11 そばゆ

もっと食べたいような気持ちすら感じながら、出された蕎麦湯をそそぐと・・・、
これも濃厚~。
とろっとろの白濁した蕎麦湯を注ぎいれ、たっぷりと頂いたら、心もお腹も幸せな心地でいっぱい niko.gif

「美味しかった~」
と伝えると、うれしそうに微笑みながら、
「そうか、よかったな。又おいで futt.gif

とおっしゃって下さるおばちゃんの言葉に、何とも言えない暖かなものが胸にこみ上げてくるよう。

ご馳走さまでした~hahha.gif

東京じゃ味わうことのできない、大事なものをも頂いて・・・

又、会いに来たい。
今度は、おばちゃんのあったかい蕎麦も食べてみたいな。。 futt.gif


*お品書き
そばがき 500円、手打もり 450円、手打もり(大)550円、かけそば 500円、月見そば 550円、やまかけ 600円、ラーメン 400円、野菜いため 700円、ビール 550円、酒 350円


08-9-11 店入り口
「手打ち蕎麦 わたなべ」

長野県松本市安曇稲刻2897
0263-94-2507
11:00~17:00
おばちゃんの用事があるとき休み
P3台



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