下北沢 「くりはら」
2008/09/27/22:41
[東京の蕎麦]世田谷区
昨夜は、8人集まっての「くりはら」をとことん味わう、秋の夕べ
。
久しぶりの「くりはら」さんのお蕎麦が食べられる♪と楽しみにしながら下北沢へ。
相変わらず賑やかな商店街を、あちこち寄り道しながら通り抜けると、次第にぽつりぽつりとお店が少なくなり始め・・・、やがて全くの住宅街に入り込む。

夕方近くから吹き始めた涼しい風が、何だか心寂しい。
そんな気持ちを感じ始めた頃合に、暗闇の中にぽつんと灯る暖かな明かり。
下北沢 「十割蕎麦処 くりはら」

久しぶりの「くりはら」さんのお蕎麦が食べられる♪と楽しみにしながら下北沢へ。
相変わらず賑やかな商店街を、あちこち寄り道しながら通り抜けると、次第にぽつりぽつりとお店が少なくなり始め・・・、やがて全くの住宅街に入り込む。

夕方近くから吹き始めた涼しい風が、何だか心寂しい。
そんな気持ちを感じ始めた頃合に、暗闇の中にぽつんと灯る暖かな明かり。
下北沢 「十割蕎麦処 くりはら」
扉を開くと木々で覆われた温もり溢れた空間。
一角の大テーブルにそれぞれ席に着き・・・皆集まったところで、まずはビールで乾杯~


お通しに出されるのは、定番の蕎麦の耳を揚げた「揚げ蕎麦」。
軽やかで香ばしい揚げ蕎麦を頂きながら・・・
今日は、「とことん」味わう夕べ。
お料理は、上から下まで適当に出して頂くことに
。
と、まず出された「珍味三種盛り合わせ」。

豆腐の味噌漬け、鱈子のニンニク和え、ゆべしの盛り合わせは、それだけでお酒が欲しくなってしまうもの。
ということで、さっそくお酒に切り替えて。
さすが、普段は陶芸教室を営まれているご主人のお店。味わい深いお猪口が籠に盛られ、各々好きな猪口を選んで・・・


私はこのお猪口♪
お酒は「鶴の友」、まずは上白から。これも注ぎやすい片口の器に注がれて出される。
程よいタイミングで出された、ここでは初めて頂く「ひじき煮」。

しっかりとした太めのひじきは、甘さ控えめに炊かれたもので、これはお酒に程よい。
それに、「蕎麦の刺身」に「蕎麦豆腐」。


添えた若布まで美味しい蕎麦の刺身に、さっくりさっぱりとした蕎麦豆腐。
これをゆっくり堪能していると、程なく出されたのが「手飼い鶏利休煮」。

鶏もも肉を焼き、漬け汁に漬けてから蒸し、さらに漬け込んだとの鶏肉は味がじっくり染み込み、それでいてジューシー。これは美味しいな~
そして、一人一切れずつ渡るように出して頂いた、エビ・イカ・ホタテと、鶏肉と山の幸の二種類が巻かれた「春巻き二種」。

皮がぱりっぱりで香ばしく、中の具それぞれが味わい深い。個人的にはプリプリ海老にイカホタテの海鮮の方が好きだな~♪
・・・と、ここまで来たらもう宴もたけなわ。
お酒も「純米」「吟醸」・・・とお変わりをし、あっという間になくなっちゃってた「蕎麦粉の糠漬け」に「玉子焼き」(本当は4切れ盛られてる
)。


そして、楽しみにしていた、やはりここでは初めての「大和芋」。

真っ白でプルンっとした大和芋にはたっぷりの山葵が盛られ、生醤油を垂らし、ちょっと混ぜて取り分けようとしたら・・・


これはすごいっ、もっちもちとしたねばり、しっかりと弾力のある大和芋。
そのままお箸で全部持ち上げられてしまうもの。
それを取り分け口に含むと、とろ~んとしてクリーミィー。大和芋の味が濃く、これは美味っしぃ~
この十分すぎる程のお料理にお酒を交えて、絶えないような蕎麦談義からあれこれとの会話をゆっくりと楽しみ・・・
そろそろ〆のお蕎麦をも。
うれしくもこちらでも新蕎麦。今日の蕎麦は、福島会津の蕎麦。

順々に目の前に置かれている蕎麦は、艶々と輝く美しい面持ち。
手繰り寄せると、ふわりと軽やかな香りが鼻腔にのぼる。

切り幅長さにムラのない、丹精な整った蕎麦。
口に含むともちもちとした歯ごたえが何とも心地よく、噛み締めるとじわりと穀物の風味がある。するりと落ちていくの度越しもよく、ああ、やっぱりここの蕎麦は美味しいな~・・・と、しみじみ思わせるもの。

すっかり満足して食べ終えた頃合に出される蕎麦湯は、どっしりとした陶器の器で。
うっすらと白濁した蕎麦湯が飲んだ後の体にす~っとしみ込むよう。
文字通り、とことん味わった「くりはら」での夕餉に満足な心地に浸ってしまう。
ご主人の暖かな微笑みに、皆揃って満足な心地で見送られ・・・
ご馳走さまでした~
「くりはら」さんでのお料理、蕎麦に大満足。
そして、何より、皆でこうして頂けたその時間が、楽しかったな~
*お品書き
盛り蕎麦 1,000円(手挽き10割そば)
粒蕎麦味噌和え 400円、蕎麦豆腐 400円、三種盛り 500円、そばがき 500円、
揚げそばがき 600円、厚焼き玉子 600円、平飼い鴨利久煮 600円、お新香 400円
大和芋、ひじき煮 400円など
エビス生ビール 500円、「鶴の友」正一合 600~800円 など

「手打ち十割蕎麦 くりはら」
世田谷区北沢4-16-10
03-3466-7980
(金・土) 18:30~22:30
(日) 11:30~16:30
禁煙 前回の訪問
一角の大テーブルにそれぞれ席に着き・・・皆集まったところで、まずはビールで乾杯~



お通しに出されるのは、定番の蕎麦の耳を揚げた「揚げ蕎麦」。
軽やかで香ばしい揚げ蕎麦を頂きながら・・・
今日は、「とことん」味わう夕べ。
お料理は、上から下まで適当に出して頂くことに

と、まず出された「珍味三種盛り合わせ」。

豆腐の味噌漬け、鱈子のニンニク和え、ゆべしの盛り合わせは、それだけでお酒が欲しくなってしまうもの。
ということで、さっそくお酒に切り替えて。
さすが、普段は陶芸教室を営まれているご主人のお店。味わい深いお猪口が籠に盛られ、各々好きな猪口を選んで・・・


私はこのお猪口♪
お酒は「鶴の友」、まずは上白から。これも注ぎやすい片口の器に注がれて出される。
程よいタイミングで出された、ここでは初めて頂く「ひじき煮」。

しっかりとした太めのひじきは、甘さ控えめに炊かれたもので、これはお酒に程よい。
それに、「蕎麦の刺身」に「蕎麦豆腐」。


添えた若布まで美味しい蕎麦の刺身に、さっくりさっぱりとした蕎麦豆腐。
これをゆっくり堪能していると、程なく出されたのが「手飼い鶏利休煮」。

鶏もも肉を焼き、漬け汁に漬けてから蒸し、さらに漬け込んだとの鶏肉は味がじっくり染み込み、それでいてジューシー。これは美味しいな~

そして、一人一切れずつ渡るように出して頂いた、エビ・イカ・ホタテと、鶏肉と山の幸の二種類が巻かれた「春巻き二種」。

皮がぱりっぱりで香ばしく、中の具それぞれが味わい深い。個人的にはプリプリ海老にイカホタテの海鮮の方が好きだな~♪
・・・と、ここまで来たらもう宴もたけなわ。
お酒も「純米」「吟醸」・・・とお変わりをし、あっという間になくなっちゃってた「蕎麦粉の糠漬け」に「玉子焼き」(本当は4切れ盛られてる



そして、楽しみにしていた、やはりここでは初めての「大和芋」。

真っ白でプルンっとした大和芋にはたっぷりの山葵が盛られ、生醤油を垂らし、ちょっと混ぜて取り分けようとしたら・・・


これはすごいっ、もっちもちとしたねばり、しっかりと弾力のある大和芋。
そのままお箸で全部持ち上げられてしまうもの。
それを取り分け口に含むと、とろ~んとしてクリーミィー。大和芋の味が濃く、これは美味っしぃ~

この十分すぎる程のお料理にお酒を交えて、絶えないような蕎麦談義からあれこれとの会話をゆっくりと楽しみ・・・

そろそろ〆のお蕎麦をも。
うれしくもこちらでも新蕎麦。今日の蕎麦は、福島会津の蕎麦。

順々に目の前に置かれている蕎麦は、艶々と輝く美しい面持ち。
手繰り寄せると、ふわりと軽やかな香りが鼻腔にのぼる。

切り幅長さにムラのない、丹精な整った蕎麦。
口に含むともちもちとした歯ごたえが何とも心地よく、噛み締めるとじわりと穀物の風味がある。するりと落ちていくの度越しもよく、ああ、やっぱりここの蕎麦は美味しいな~・・・と、しみじみ思わせるもの。

すっかり満足して食べ終えた頃合に出される蕎麦湯は、どっしりとした陶器の器で。
うっすらと白濁した蕎麦湯が飲んだ後の体にす~っとしみ込むよう。
文字通り、とことん味わった「くりはら」での夕餉に満足な心地に浸ってしまう。
ご主人の暖かな微笑みに、皆揃って満足な心地で見送られ・・・
ご馳走さまでした~

「くりはら」さんでのお料理、蕎麦に大満足。
そして、何より、皆でこうして頂けたその時間が、楽しかったな~

*お品書き
盛り蕎麦 1,000円(手挽き10割そば)
粒蕎麦味噌和え 400円、蕎麦豆腐 400円、三種盛り 500円、そばがき 500円、
揚げそばがき 600円、厚焼き玉子 600円、平飼い鴨利久煮 600円、お新香 400円
大和芋、ひじき煮 400円など
エビス生ビール 500円、「鶴の友」正一合 600~800円 など

「手打ち十割蕎麦 くりはら」
世田谷区北沢4-16-10
03-3466-7980
(金・土) 18:30~22:30
(日) 11:30~16:30
禁煙 前回の訪問
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