渋谷 「山どり」 (閉店)
2008/11/13/20:40
[東京の蕎麦]渋谷区
去年できた「日和」さんが、改装(?)とかでお店を閉められていると聞いのは、夏のころだろうか…。
ところが、同じ所で違う名前のお蕎麦やさんが出来たと知り、近くまで来たついでにお昼を頂きに伺ってみることに。
東急デパートの横を延々と歩き、着いたお店は昔とまったくと言っていいほど同じ景観。
でも、看板に書かれている文字は、違う名前で掛けられている…。

渋谷 「手打蕎麦割烹 山どり」

その表から見える中二階の窓には、大きく目立つ張り紙が張られてる。
「開店記念 せいろ380円」
これはすごい、大判振る舞いだな~
と、しみじみ見つめ、横の階段を上り暖簾をくぐる。
ところが、同じ所で違う名前のお蕎麦やさんが出来たと知り、近くまで来たついでにお昼を頂きに伺ってみることに。
東急デパートの横を延々と歩き、着いたお店は昔とまったくと言っていいほど同じ景観。
でも、看板に書かれている文字は、違う名前で掛けられている…。

渋谷 「手打蕎麦割烹 山どり」

その表から見える中二階の窓には、大きく目立つ張り紙が張られてる。
「開店記念 せいろ380円」
これはすごい、大判振る舞いだな~

と、しみじみ見つめ、横の階段を上り暖簾をくぐる。
「いらっしゃいませ~♪」
明るい声に出迎えられたお店は、中の様子もほとんど変わらない。
窓に面した3席程のカウンター席に、横一列に並べられたテーブル席。
午後一時すぎ。まだまだ賑わいのある流れの中、丁度入れ違いに開いたテーブル席に通される。
お店の名前が変わっただけなんだろうか・・・
などと思いながら、出されたお茶を頂き、置かれている品書きを開くと、温かい蕎麦、冷たい蕎麦が、表裏にいくつか書かれている。
確か「日和」さんは、お昼は定食のみだったので、品書きはがらりと変わっている様子。
一つ一つの品書きにきちんとコメントが書かれているのをゆっくりと読んでいると、お隣のお客さんが張られている「せいろそば380円」を頼まれたよう。
「サービスのせいろは、ちょっと小盛になってますが…」
との会話を聞き、だったらば・・・と、私は、中から大好きな「きのこ汁そば(つけ汁)」をお願いすることに。

程なくして、長方形の蒸篭に盛られた蕎麦に、大きめの器にたっぷりのきのこ汁がjほかほかと湯気を立てて添えて出される。

まずは、新そばとのお蕎麦から。
手繰り上げ顔を寄せると、ふわ~と香る香ばしい香り。
強くはないが、ふっとチョコレートを思い出されるような穀物の香りがしっかりと漂う。

角が立ち、江戸前の蕎麦よりやや太めに切られた蕎麦は凛々しい面持ち。
口に含むと、もちもちっとした腰が歯を包み込むようで心地がいい。
これは…、蕎麦は以前と変わってる!
以前のパキパキっとした硬質感のある腰に、やさしさが加わったような感覚。
かみ締めていくと、まだ濃くはないものの、穀物の甘みがしっかりと残る風味があり、これは美味しい。

と、そのままでしばし楽しみ、ほかほかのきのこ汁をも。
エリンギ、しめじ、椎茸、えのき…と、盛りだくさんのきのこ汁。さらに、とろっと柔らかな豚バラ肉が何枚か入っていて、きのこの風味にコクを加えている。

あまり濃すぎない汁は、蕎麦の風味を邪魔せず、さらに風味を高めてくれるよう。
具沢山のきのこもうれしく、あっという間に食べてしまう。
そして、後からそっと出された「日替わりご飯」。
知らなかったのだが、平日のお昼のサービスとのこと。

これは、そぼろの混ぜご飯かな?
もちもちふっくらとしたご飯も美味しく、見た目よりも量のあったご飯に、すっかりお腹いっぱ~い
満足な心地で、このきのこ汁にやさしく白濁した蕎麦湯を注ぎいれ頂きながら、丁度通りがかった花番さんに、
「お店が変わったんですか?それとも名前だけ・・・?」
とお聞きすると、
「スタッフ全員入れ替わって・・・、品書きも変えて別のお店で、という形で始めたんです」
とのこと。
やはり「川せみ」さんの姉妹店であるよう。
「夜はいろいろとお料理にも力を入れていますので、ぜひ」
とおっしゃって下さるのがうれしく、改めて店内を見渡すと、座っていた後ろの壁には魅力的なお料理の品書きがずら~り。
お蕎麦も満足なものだし、是非夜にも一度伺ってみたいな~と思ってしまう。
新たなスタートを切った「山どり」。
またひとつ、渋谷に魅力的なお店が出来たことをうれしく思い…
ご馳走さまでした~
川せみ、山せみ、白鷺、山どり…、鳥が好きなのかな~
*お品書き
せいろ、かけ(普通のお店の大盛りの量です) 850円、かしわ南蛮 890円、カレー南蛮 950円、きのこつけ汁そば 850円、天せいろ 1,200円、山菜しぐれ蕎麦 850円、辛味大根そば 850円、鴨せいろ、鴨南蛮 950円、ぶっかけ、つけとろ、山かけ1,200円、磯たまごとじ 890円

手打そば、蕎麦料理、鳥、天ぷらを味わう店
「手打蕎麦割烹 山どり」
渋谷区宇田川町42-15
03-5458-5058
11:30~15:00 / 18:00~22:30
土曜夜、日曜・祝日定休日
禁煙
明るい声に出迎えられたお店は、中の様子もほとんど変わらない。
窓に面した3席程のカウンター席に、横一列に並べられたテーブル席。
午後一時すぎ。まだまだ賑わいのある流れの中、丁度入れ違いに開いたテーブル席に通される。
お店の名前が変わっただけなんだろうか・・・
などと思いながら、出されたお茶を頂き、置かれている品書きを開くと、温かい蕎麦、冷たい蕎麦が、表裏にいくつか書かれている。
確か「日和」さんは、お昼は定食のみだったので、品書きはがらりと変わっている様子。
一つ一つの品書きにきちんとコメントが書かれているのをゆっくりと読んでいると、お隣のお客さんが張られている「せいろそば380円」を頼まれたよう。
「サービスのせいろは、ちょっと小盛になってますが…」
との会話を聞き、だったらば・・・と、私は、中から大好きな「きのこ汁そば(つけ汁)」をお願いすることに。

程なくして、長方形の蒸篭に盛られた蕎麦に、大きめの器にたっぷりのきのこ汁がjほかほかと湯気を立てて添えて出される。

まずは、新そばとのお蕎麦から。
手繰り上げ顔を寄せると、ふわ~と香る香ばしい香り。
強くはないが、ふっとチョコレートを思い出されるような穀物の香りがしっかりと漂う。

角が立ち、江戸前の蕎麦よりやや太めに切られた蕎麦は凛々しい面持ち。
口に含むと、もちもちっとした腰が歯を包み込むようで心地がいい。
これは…、蕎麦は以前と変わってる!
以前のパキパキっとした硬質感のある腰に、やさしさが加わったような感覚。
かみ締めていくと、まだ濃くはないものの、穀物の甘みがしっかりと残る風味があり、これは美味しい。

と、そのままでしばし楽しみ、ほかほかのきのこ汁をも。
エリンギ、しめじ、椎茸、えのき…と、盛りだくさんのきのこ汁。さらに、とろっと柔らかな豚バラ肉が何枚か入っていて、きのこの風味にコクを加えている。

あまり濃すぎない汁は、蕎麦の風味を邪魔せず、さらに風味を高めてくれるよう。
具沢山のきのこもうれしく、あっという間に食べてしまう。
そして、後からそっと出された「日替わりご飯」。
知らなかったのだが、平日のお昼のサービスとのこと。

これは、そぼろの混ぜご飯かな?
もちもちふっくらとしたご飯も美味しく、見た目よりも量のあったご飯に、すっかりお腹いっぱ~い

満足な心地で、このきのこ汁にやさしく白濁した蕎麦湯を注ぎいれ頂きながら、丁度通りがかった花番さんに、
「お店が変わったんですか?それとも名前だけ・・・?」
とお聞きすると、
「スタッフ全員入れ替わって・・・、品書きも変えて別のお店で、という形で始めたんです」
とのこと。
やはり「川せみ」さんの姉妹店であるよう。
「夜はいろいろとお料理にも力を入れていますので、ぜひ」
とおっしゃって下さるのがうれしく、改めて店内を見渡すと、座っていた後ろの壁には魅力的なお料理の品書きがずら~り。
お蕎麦も満足なものだし、是非夜にも一度伺ってみたいな~と思ってしまう。
新たなスタートを切った「山どり」。
またひとつ、渋谷に魅力的なお店が出来たことをうれしく思い…
ご馳走さまでした~

川せみ、山せみ、白鷺、山どり…、鳥が好きなのかな~
*お品書き
せいろ、かけ(普通のお店の大盛りの量です) 850円、かしわ南蛮 890円、カレー南蛮 950円、きのこつけ汁そば 850円、天せいろ 1,200円、山菜しぐれ蕎麦 850円、辛味大根そば 850円、鴨せいろ、鴨南蛮 950円、ぶっかけ、つけとろ、山かけ1,200円、磯たまごとじ 890円

手打そば、蕎麦料理、鳥、天ぷらを味わう店
「手打蕎麦割烹 山どり」
渋谷区宇田川町42-15
03-5458-5058
11:30~15:00 / 18:00~22:30
土曜夜、日曜・祝日定休日
禁煙
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