立川 「無庵」 お昼の蕎麦遊膳

2008/11/17/20:34  [東京都下の蕎麦]立川市 画像あり

小春日和のぽかぽかとした気持ちのいい陽気の今日。
「一度訪れてみたい」とのK様をご案内して、立川「無庵」のお昼のご膳を頂きに niko.gif
一人でしか訪れた事がなかったので、とても楽しみ。

08-11-17 店

立川北口、伊勢丹の横の細い路地の中にひっそりと、威厳ある風格携えた佇まい。
「立川に無庵あり」、自ら語るだけある貫禄さえも感じられる…futt.gif

立川 「蕎麦懐石 無庵」

いつもはふら~と立ち寄る私だけれど、今日はきちんと予約を入れて。
入るとすぐ迎えてくださる花番さんに名前を告げると、奥のテーブル席に通される。

午後12時ちょうど。まだ開店して30分というのに、広い店内はほぼ満席。
さすがだ…と、改めて思ってしまう。

今日は一度頂いてみたかった、コース料理の「お昼の蕎麦遊膳」を予約してあるので、あれこれと迷うことなくまずはビールで乾杯を。

08-11-17 乾杯

ビールは恵比寿。
一緒にすぐ出された前菜の「蕎麦豆腐」。

08-11-17 そば豆腐

まったりとろりとした風味豊かな蕎麦豆腐には、とろりとした湯葉餡がかけられ、上には贅沢に白子のトッピング。
この餡が上品でとても美味しく、早速ビールから日本酒に切り替えて。

08-11-17 酒メニュー08-11-17 酒リスト

選んだ「奥能登 白菊」は、軽やかでありながら旨みのしっかりと感じられる美味しいお酒。

08-11-17 さけ08-11-17 さけちょこ

それをしばし楽しみ、その後で「久須玉」をぬる燗でお願いすると、お猪口まできちんと暖めて出してくれる配慮がうれしい。

きちんと食べ終わる頃合を見て出された、大皿に盛り付けられた「季節の点心」。

08-11-17 季節の転進

焼き味噌、銀杏、むかご、鮎の山椒煮、揚げ栗、蕪の漬物に、牛蒡の旨煮。

08-11-17 焼きみそ

まずは、小さな杓文字に焼き付けられた「焼き味噌」を頂くと、赤味噌仕立ての焼き味噌がしみじみ旨い。葱の小気味いい歯ごたえに、味噌の風味が香ばしく、日本酒にこれとない充て。

08-11-17 くり

焼き栗はよくあるが、珍しい揚げ栗。
ほこほこっとした栗に、ほんのりかけられた塩が甘みをぐんと引き立てている。

08-11-17 銀杏

鮎はほろっとこぼれるかのように柔らかく、ふっとよぎる山椒の風味がいいアクセント。
牛蒡の味付けも美味しいな~・・・futt.gif

そしてこれも揃って食べ終えるのをきちんと見計らって出された、「季節のサラダ」。

08-11-17 さんま

シャキシャキとした味付けされた舞茸が添えられ、野菜のどれもが瑞々しい。
さすが、相模湖に無庵ファームを持ち、無農薬で栽培された野菜だと納得。
さらに、このローストされた秋刀魚が非常に美味しい。味付け、焼き加減が絶妙で、これはもう日本酒にたまらない。

08-11-17 てんぷら

最後のお料理は、粗塩を添えて出される「天ぷらの盛り合わせ」。
小さな薩摩芋を枕に、春菊、エリンギ、キスが、サクサクっと揚げられた美味しい天ぷら。

一連のお料理に、楽しい会話を楽しみ・・・
「お蕎麦になりますが、よろしいでしょうか」
の合図で、いよいよ最後のお蕎麦が出される。

08-11-17 生粉

八ヶ岳山麓の玄蕎麦を手挽き自家製粉した生粉打ち蕎麦。

08-11-17 生粉あぷ

手繰り上げると、ふわ~っとたまらない芳しい香りが豊かに漂う。
口に含むとたおやかな蕎麦は、味も濃い。やや短めなのが気になり、腰もやや弱いような気も…。
と、そういえば、生粉打ちよりもせいろの方が私は好みだったのを思い出し、二人で取り分けて頂こうと、「せいろ」をも一枚追加でお願いすることに。

「今丁度、追い打ちしているところなので、少々お待ち下さい」
と、しばし待って出された打ちたての「せいろそば」。

08-11-17 せいろ

角が立ち、ぴんっと盛られた蕎麦には、ところどころに混じる蕎麦の欠片。
これを手繰り寄せると、次第にふわ~と醸し出す香りに、うっとり。

08-11-17 せいろあぷ

口に含むと、しなやかさがありながら、しっとりとした腰が心地いい。
これだこれ!
この蕎麦が無庵さんの蕎麦、と思える絶妙な腰加減、舌触り、それに爽やかな喉越し。

08-11-17 せいろたb

噛み締めると、深く滋味なる香ばしい風味がじわ~と広がってくる。
やっぱり、美味しい・・・love.gif 
改めて実感する、せいろそば。

さらに漬けるの忘れてしまいそうだった、汁が又美味しい。
きちんととられた出汁の香りのまろやかでありながら力強い汁。
最後にナチュラルでさらさらとした蕎麦湯を注ぎ頂くと、す~っときれいに伸びる汁に、改めて旨さを実感する。

「旨かった」というk様の言葉をうれしく聴きながら、蕎麦湯を頂いていると・・・、
最後のデザート「蕎麦がきぜんざい」が出される。

08-11-17 デザート

もっちりとろ~とした蕎麦掻は、口に含むとふわりと溶けるよう。
これだけでも蕎麦の風味が十分に濃く美味しいのだが、その上にかけられた小豆餡が又実に旨い。

お腹もいっぱい~の、もう~すっかり大満足 niko.gif

08-11-17 店内1

一つ一つの空間どれもが、絵になるようなお店の中もぐるりと見渡し、
至福のひと時を思い起こし、感じ入る。

08-11-17 店内2

にこやかでいて、的確な接客の花番さんの応対も気持ちよく、
やはり、「無庵」は素晴らしい…と改めて。

ご馳走様でした~hahha.gif

来週あたりから、こちらも新そばになるとのこと。
又、ふらり~とも訪れてみよう。


K様、今日は本当にありがとうございました niko.gif


*お昼の蕎麦遊膳 3,500円
品書きの詳細など

08-11-17 のれん
「蕎麦懐石 無庵」

立川市曙町1-28-5
042-524-0512
11;30~14:30 / 17:00~21:30
日曜、第1月曜定休日 禁煙
これまでの訪問


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