東村山 「土家」 辛味大根おろしそば

2009/07/21/22:40  [東京都下の蕎麦]東村山市 画像あり

予定が急遽変更になってしまい、今日はお休み。
せっかくなら、自転車に乗りたいところだが…
朝からしとしとと降る雨は止みそうもなく、ちょっとお届物をするついでに、

久し振りに「土家」さんへ niko.gif

09-7-21 店おとおめ

細い路地沿いに見える黒木塀。しとしとと降る雨が一層、風情を醸し出し…

09-7-21 店よこ

雨の匂いを感じるしっとりとした空気の中、小川の横に佇む風情が、又何とも言えない futt.gif

09-7-21 店

東村山 「手打蕎麦 土家」

伸びてきた木賊(とくさ)が、いい感じだなぁ futt.gif
とゆっくりと眺め、暖簾をくぐり扉を開く。

高い天井に、しっとりとした空気溢れた古民家ならではの、優しい空気。
年季感じる古い柱に木の温もり溢れた店内に足を踏み入れた途端、体を包み込むように感じる居心地の良さ。

すぐに出てきて下さった、にこやかな花番さんに通され、ゆったりとしたカウンターの端に腰を落ち着ける。
ここに来たら、やっぱり…niko.gif

と、今日はどこか肌寒さ感じ、ご主人にオススメをお聞きして「熱燗」を付けて頂く。

09-7-21 酒

手にしっくりする陶器の徳利で頂く「房島屋」の熱燗は、ふわっと香り柔らかな味わい。

09-7-21 あて

あてに出された煮昆布が、又熱燗にうれしく頂きながら…

09-7-21 品

品書きを吟味し、これも又楽しみな土家さんのお料理を。
中から、まだ頂いていなかった「蕎麦豆腐」に、「季節の漬物」をお願いすると、
程なくして出された、「蕎麦豆腐」。

09-7-21 豆腐

季節折々、工夫なされて出されるという「蕎麦豆腐」は、今日はとろろ汁仕立て。
出汁でとろりと優しく溶かれたとろろには、これも旬のじゅん菜が混ぜられ、
その中に、浮き沈みする角切りの蕎麦豆腐。

09-7-21 豆腐たべ

口に優しいとろみのついたとろろ。
その味付けは上品で出汁がしっとりと惹かれ、からまる蕎麦豆腐が何とも言えない。
時折、プルンっと唇に当たるじゅん菜独特の感触が又楽しい。

09-7-21 つけもの

頃合い見て出された「お漬け物」は、胡瓜に長芋、そして醤油漬けにされた茄子に、彩を添える茗荷の甘酢漬け。

どれも丁寧に作られたお料理に、美味しい熱燗、静かに流れるBGMに耳を傾けつつ頂く、贅沢なひと時…futt.gif

すっかり寛ぎお酒を楽しみ…、そろそろお蕎麦をも。
今日は、ぜひ、oyoyo様に前回お勧めして頂いた「辛味大根おろし」を頂いてみたい。

…が、以前から気になっていた「釜揚げ」をお聞きすると、蕎麦湯に浸し、卵を添えて出されるとのこと。
と聞いたら、これもとっても食べてみたい~u-n.gif

と、さんざん悩んでしまったが、今日はやっぱり初志貫徹!
「辛味大根おろしそば」をお願いし…、お願いして「玉子の黄身」を添えて頂く事に。

09-7-21 おろしそば

まずは薬味のこんもりと盛られた大根おろしに葱、それに色の濃い玉子が置かれ…
蕎麦猪口も別に添えられて、蕎麦が置かれる。

09-7-21 そばあぷ2

出された蕎麦は、前回より細く繊細に切られ、びっしりと盛りこまれた蕎麦の欠片。
手挽きで丁寧に挽かれたのが伺える様々な欠片を覆い、水を纏って美しく輝いている。

09-7-21 そばたべ

見とれつつ手繰り上げると、ふわっと立つ穀物の香りを感じ、口に含むと…
なんて、しなやかな舌ざわり。
以前よりもさらに優しさが加わったような感触が心地よく、そっと感じるざらつき感。
食べてしまうのが惜しく思いつつ、飲みこむとその途端、喉から鼻腔に、濃く香ばしい風味がぐわ~っと抜けてくる。

こ、これはなんて美味しい~っlove.gif

又一層、蕎麦が美味しくなったのを、しっかりと感じ、しばしそのまま、
猪口にもり汁を注ぎ、浸し楽しみ…

09-7-21 そばとおろし

「加減して、乗せて頂いて下さい」
と言われた、辛味大根おろしを蕎麦に載せ、汁を回しかけて頂くと…

09-7-21 そばおろしたべ

こ、これが又美味しい~っlove.gif

汁に浸った、ぴりっと辛味のある大根おろしが絡まる蕎麦は、清涼感にぴんっと張ったような心地がし、蕎麦の甘みに香ばしさが、又違った面持ちで伝わってくる。
これだったらもう、毎食毎日でも食べていたい~と、思いつつしばしそのまま頂き…

09-7-21 たまごおとし

いよいよ、こんもりと盛りあがった玉子の黄身を落とし入れ…


09-7-21 たまごからめ

ゆっくりと蕎麦に絡め頂くと、こ、これはたまらな~いっっbuchu-.gif

大根おろしの辛味に、卵のまろやかなコク。
大根おろしがあることで、さらに蕎麦によく絡まり、一緒に口に入ると、もう言葉にならない。
蕎麦の味わいも、一段とも二段とも深まり、もう夢中になって食べてしまう。

もっと食べたい~っ、と思う気持ちで食べ終えてしまった蕎麦。

09-7-21 そばゆ

頃合い見て出された蕎麦湯は、とろっとろ白濁したもの。
これを、残った汁に注ぎいれ頂くと、ふわっと煮え立つ玉子に大根おろし。
これが又美味しく、ゆっくりと余韻に浸りながら頂く、最後の楽しみ。

初めて伺った、開店当初から、もうじき一年。
来る度に蕎麦に磨きと優しさが加わったようで、しみじみと月日を感じるよう。

ご馳走様でした~hahha.gif

又、伺いたい。
そう心に思い、雨に濡れた景色を美しく感じながら駅まで・・・futt.gif


*お品書き
粗挽き田舎蕎麦 850円、辛味大根おろし蕎麦 900円、釜あげ蕎麦 900円、かけそば 850円、鰊そば 1,350円
そば豆腐 680円、そばがき 860円、つけもの 630円、旬の野菜の炊き合わせ 730円、蕎麦懐石(要予約)昼3,500円、夜5,000円




09-7-21 店内
「手打蕎麦 土家」

東村山市野口町4-18-1
042-392-9457
11:30~14:00 / 17:30~20:30(売切仕舞い)
水曜定休 禁煙



2009年 4月13日 「季節の焚き合わせ」に「ざるそば」、「半かけそば」
2008年11月21日 「昼の蕎麦懐石」の美味堪能
2008年 8月29日 「つけもの」に「粗挽き田舎そば」

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