成城 「永山」 再び… (7月31日を以って閉店)

2009/08/12/21:05  [東京の蕎麦]世田谷区 画像あり

前回訪れた時に、お勧めされた、「揚げ蕎麦巣篭もり「塔」」。
あれが心に残って絶対又伺おうと思っていた矢先に…、
その「永山」さんでのランチのお誘い niko.gif

これは絶対ご一緒したい、と今日は再び成城に。

09-8-12 店まえ

すっかり一階の、蕎麦ガレットを出すというカフェも出来上がり、
ますますヨーロッパの雰囲気漂う一角ができている。
その横の細い階段を再び降りていくと・・・

09-8-12 店

上からの陽光が差し込む、吹き抜けの地下の空間に、
ガラス窓が大きく取られた、モダンでシックなお店に行き当たる。

成城学園前 「成城 永山」

お盆のこの時期、混んでいるかなぁ、と思った店内は思ったより落ち着いた空気。
今日も、素敵なお兄さん達に迎えられ…、

09-8-12 店内

予約して頂いた、ゆったりとしたテーブル席に通され、5人で囲んで腰を下ろす。

09-8-12 しな

銘々に出されたお茶とお絞りを頂き、品書きを開くとお昼のお料理はこれだけのよう。
いろいろ食べたい物ががあったのだが…、(仕方ない)
まずは、(これはうれしい)ランチビールで乾杯し、

09-8-12 プレート

前回頂いてとってもよかった「ランチサービスプレート」を、各々注文~。

09-8-12 プレートあぷ

「鮪の赤身」に、おかひじき、それに今日はビールにも合う「ひたし豆」。
そして、しっとりとして美味し~い、「ダッタン蕎麦飯」に「ザーサイの浅漬け」。

このプレートを前にして、早くも「お酒にしましょうよ~」とのお声がかかり、

09-8-12 酒

まず始めに頂いたのは、本生吟醸「文楽夢ラベル」を二合瓶で。
新酒を低温貯蔵したというお酒は、すっきりとしてフルーティな爽やかな味わい。

これを頂きながら、5人いるので、とランチのお料理を一揃いすべてお願いする事に。

09-8-12 そばとうふ

蕎麦と本葛、それに豆乳で練り合わせて作ったという「蕎麦豆腐」。

09-8-12 そば豆腐あぷ

もり汁に浸され出された豆腐は、ふわっとしてとろ~りとした、まろやかな口当たり。
口の中でじっくりと味わっていると、豆乳のまろやかなコクに蕎麦の風味が広がり、
これは美味しい
一人だったら、これだけでお酒が楽しめてしまいそう~♪。

09-8-12 いたわさ2

そして、三様に切られた、蕎麦屋の定番「板わさ」。
こちらの蒲鉾は、関西でよく見かける「焼き抜き」のもの。
歯ごたえに甘みがあるものだが…、山葵漬けがついていたらもっとうれしいな。

09-8-12 あげそばがき

小さく丸められた、そばがきの天ぷら「揚げそばがき」は、
銘々に暖かいつけ汁が出して下さるうれしい配慮。

09-8-12 あげそばがきあぷ

周りのかりかりっとした歯ごたえが楽しく、中はとろ~り。
つけ汁に浸し頂くと、溶けていく中に蕎麦の風味がじわりと広がってくる。

09-8-12 つけそばがき

そばがきもう一種は、かえしをつけて焼いた「たれ焼き」。
焼き石の上に、木の葉型に形作られ焼かれた蕎麦掻は、こんがりきつね色。

09-8-12 つけそばがきたべ

箸を入れると、もっちりとした感触があり、
口に入れると「かえし」と絡まった蕎麦の風味が香ばしい。
しっかりと練り上げられた蕎麦掻で、これは食べ応え十分。

09-8-12 トマト

お料理の最後は、さっぱりとした「出汁とまと」。
だし汁に浸されたトマトは、朱色の鮮やかな見るからに爽やかな一品。

09-8-12 トマトあぷ

そば汁に浸された事で、出汁とトマトの酸味がほどよく交わり、
甘み感じる、フレッシュな味わい。これは美味しい~。

と、お料理を頂いている間に、「八海山」、「すっぴんるみこの酒」など頂いて…、
すっかりすべてのお料理に堪能したところで、いよいよお蕎麦を。

…と、これも残念~naki.gif
お目当てだった、念願の「揚げ蕎麦巣篭もり「塔」」は、夜のみのメニューだそう。
と、仕方なくこれも次回、夜に訪れたときにのお楽しみにし…

ランチで頂けるお蕎麦の中からいくつか選び、取り分けて頂こうと、
選んだ一つは「穴子天せいろ」。

09-8-12 穴子

まず出された「穴子の天ぷら」が、おもしろい。
青海苔が混ざった衣の天ぷらで、切り分け食べてみると(5人だからほんのちょっと~)
かりかりっとした衣は磯辺焼きを思わせる香ばしい味わい。
中の穴子はふわりとして、磯の風味がよく合う。

09-8-12 せいろ

そして、出された丸抜きを十割で打たれた「せいろそば」。

09-8-12 せいろあぷ

きりっとした角のある丹精な細切りの蕎麦は、香りはやや穏やかめだが、
たおやかな腰は心地よく、するりと落ちるのど越しの良さ。
かみ締め飲み込んだ後に、じわ~っと蕎麦の風味が上がってくる。

09-8-12 玄

そして、二枚目、殻ごと挽きこんだ、挽きぐるみの色の濃い蕎麦、「玄」。

09-8-12 玄あぷ

手繰り上げると、チョコレートを思わせる香ばしい香りが豊かに漂う。
口に含むと、細く切られた蕎麦は、見た目と違い、ぼそぼそ感のない滑らかさ。
これもしっとりとした腰があり、かみ締めると深い香ばしさが広がる、上品な田舎蕎麦。

そして三枚目は、今日の「変わりそば」をお聞きした時、
芥子と柚子、それに粗挽きがあると聞いた途端、
咄嗟に、(私が)選んでしまった、うれしい「粗引き蕎麦」。

09-8-12 粗挽き

やや太めに切られた蕎麦は、表面に蕎麦の粒々が浮き出た、野趣さ溢れた粗引き。

09-8-12 粗挽きあぷ

手繰り上げると、ふわりと香る、こちらは蕎麦独特の穀物の香り。

09-8-12 粗挽きたべ

口に含むと、しっかりとした歯ごたえがあり、心地よく掠めるざらつき感。
心地よく感じながらかみ締めると、ゆっくりと広がる穀物の味わい。
やや短めではあるが、穀物感溢れた食感があり、これはいい。
季節的に仕方ないが、このお蕎麦だったらもう少し風味が欲しいところ、かな。
などと欲張りな思いまで。

09-8-12 そば三種

と、それぞれに手繰りあう、不思議で楽しいひと時に…

09-8-12 山かけ

最後には、これもとっても気になっていた「山かけそば」が出される。
まるで芸術のように、なんて美しいマーブル模様 heart.gif

崩してしまうのが惜しいように思いながら、まずは汁を頂くと、
すっきりとしてまろやかでやさしい、美味し~いかけ汁。
それに、ふわっとして軽やかな山芋に、卵のコクが見事に溶け合っている。

09-8-12 山かけたべ

そして、中の蕎麦を手繰り絡め頂くと、
暖かい汁に浸されてもしっかりとした歯ごたえのある蕎麦に、
このふわっふわ、滑らかな山芋が交わり、これが実に旨い。
この、「山かけそば」、これは、いいな~buchu-.gif

と、これも回し食べ…、

09-8-12 蕎麦湯

最後に程よく白濁したまろやかな蕎麦湯をこれに加えると、
中の卵に山芋がぱっと煮え立つ、又極上なやまかけ蕎麦湯に。
すっかり飲み干してしまったら、お腹ぱんぱ~ん futt.gif

09-8-12 デザート

と、誰かが頼まれた、「デザート」まで登場~。
日替わりだという「本日のデザート」は、小豆の乗ったシャーベット。

食べた後にうれしい、カキ氷はこれも珍しいバジルの風味。
それに小豆が不思議とよく合い、さっぱりとしたかき氷は、
お腹いっぱいでも、するすると入ってしまう。

デザートまで頂き、四種の蕎麦まで頂き、すっかり大満足 niko.gif


と、満足な心地に浸っているところに、一度お会いしてみたかった、永山さんも顔を出して下さり…
柔らかい語り口の、笑顔の素敵な永山さんと、ちょっとお話までさせて頂いた、幸せなひと時 futt.gif

お料理にお蕎麦、そして素敵な時間を頂けて…
本当に、ご馳走様でした~hahha.gif

今度は、夜に…、頂けなかったお蕎麦を食べにこなくちゃ☆


H様、T様、M様、T様、ありがとうございました~hahha.gif


詳しいメニューはここで

09-8-12 店階段
蕎麦ダイニング 「成城 永山」

世田谷区成城6-15-21 三幸ビルB1F
03-6411-9525
1:30~15:00 / 17:00~22:00
火曜定休
禁煙



2009年 7月16日 「ランチサービスプレート」に「二色蕎麦」(せいろ、玄)
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