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    つれづれ蕎麦 
    西国分寺 「潮」 冬の夜の「蕎麦会席」 あんこう鍋
    2010年01月31日 (日) 23:50 | 編集

    冬もまっただ中の、今日この頃…。
    そろそろ、冬ならではのご主人のお料理を頂こうと、再び集まる夕暮れ時。

    10-1-31 店

    この日の為に、体調も整え、わくわくする気持ちを抑えながら、扉を開く。

    西国分寺 「手打十割そば 武蔵国分寺 潮」

    夜の営業すぐに入った店内は、しっとりとした静寂に満ちている。

    10-1-31 店内

    ご主人と新年のご挨拶などかわし、ぐるりと見渡す年季の入った店内は、
    優しい木々の温もりに溢れ、手書きされた品書きが素敵なインテリア。

    10-1-31 ランチ

    んー、これも何としてでも食べてみたい…

    など見渡しながら、まずは、ビールで乾杯し喉を潤わせていると、

    10-1-31 1鱈白子柚子釜むし

    「先付」の、「鱈白子 柚子茶碗蒸し」 が置かれる。

    10-1-31 1食べ

    繰りぬかれた柚子の器に、ふるふるとした裏ごしされた鱈の白子。
    口に含むと出汁の風味に白子の味が交わり、もう、唸ってしまう程の美味しさ。

    すぐに熱燗をお願いして、始めの一品からもうノックアウトしてしまいそう~love.gif

    10-1-31 2前菜きた

    と、堪能しきったところで、銘々に出される、見ているだけでもうれしい
    「旬の前菜盛り合わせ」。

    10-1-31 2前菜

    何度見てきても、この盛り合わせの美しさには、息を飲む。

    10-1-31 2ふきのとう

    ふきのとうを鶯に見立てた 「鶯ふきのとう」。

    ふきのとうの皮の中には、蕗味噌を包み込んだ柔らかな白玉餅。
    ふわりと香る、蕗の香りに味わいに、もちもちっとした食感がたまらない。

    10-1-31 2からすみ

    「からすみ、黒豆の松葉刺」

    ウドや金時人参の豆腐の味噌漬け和え、が添えられ、
    ほっこりと、甘さ控えめに上品に炊かれた黒豆に…

    10-1-31 2からすみあぷ

    この「からすみ」がすごすぎる bikkuri.gif
    口に入れた途端に、ぱらぱらぱら…と、こぼれるような粒々感。

    まったりとしながら、これだけ「魚卵」というのを感じさせるのは初めて。
    ひと粒、ひと粒の卵が生き生きとしているような感じを味わい、
    もう、これにクラクラしてしまいそう~love.gif

    10-1-31 2このわた

    そして、真ん中に貝殻を形造った器に盛られた 「このわた蒸し」。

    「よく混ぜて、飲んで下さい」と言われ、箸を入れ混ぜてみると…

    10-1-31 2このわたたべ

    柔らか~な出汁玉子蒸しの中に埋まっていたこのわた。
    これをすするように飲むと、こ、これがなんてオツな味わい。

    お酒がススんでススんで、仕方ない~…

    10-1-31 2蟹

    千枚漬けで巻かれた、「蟹 奉書巻」 に、

    10-1-31 2明太子

    「原木椎茸 明太子黄金焼き」。

    10-1-31 2明太子たべ

    かぶりついてみたら、キッシュ風に焼かれた椎茸の中には、
    これも粒々がたまらない、明太子。

    この前菜の一皿だけで、幾度も盃を重ねながら堪能した後は、

    10-1-31 3お椀

    上品な、漆塗りの蓋つきの器が出される。

    10-1-31 3梅に鶯

    蓋を開けて、見るのも幸せな、「梅に鶯」。

    10-1-31 3梅に鶯たべ

    グリーンピースの擦り流しの中に浮かんだ、百合根饅頭。
    もっちりとろ~とした中には、海老が込められ、
    擦り流しに沈んだ焼き穴子は、溶けていくふっくらとした身の焼き穴子。

    10-1-31 4活あんこう

    そして…、今日のメイン「アンキモ」の、向付 「活あんこう」
    山ウドと和えられた、湯引きされた鮟鱇の共味噌和え。

    10-1-31 5蓋

    と、さらに何度めかの「熱燗」コールをした後に
    出された、器の蓋を開けてみると…

    10-1-31 5鰻饅頭

    これも何とも贅沢な、「鰻まんじゅう蒸し」。

    ふっくらと蒸された鰻に、蓮根に蕎麦の実が重なるミルフィーユ。
    口に含む感触も楽しく、かかった銀餡がとても上品。
    これをゆっくり頂いてていると…

    10-1-31 6海老芋

    大好きな、ことことと丁寧に炊かれた「海老芋」の含め煮。

    10-1-31 6海老芋あぷ

    箸を入れる間もなく崩れる程に、ほっこり柔らかく、
    口に含むと、途端にとろけ、素材の甘みがじわ~っと広がる。

    10-1-31 7鮟鱇なべ

    そして…、いよいよ、今日のメインの「鮟鱇鍋」 onpu.gif

    10-1-31 7作る

    我々が飲み寛いでいる横で、ご主人自ら作って下さる、
    その、手際のよい手さばきを見ているのも、又楽しく…

    10-1-31 7ぐつぐつ

    ぐつぐつとい~い匂いが漂う、経過を見ているだけで生唾もの。

    10-1-31 7出来た

    ぐつぐつぐつぐつ… 出来あがり~m001.gif

    10-1-31 7よそられる

    銘々に、ご主人がよそって下さるのもうれしいな~niko.gif

    10-1-31 7よおられたもの

    ほとほろほろ…と、ほどけるような身の鮟鱇もたっぷり。
    骨をしゃぶって味わい、とろ~っとした甘い白菜に、京菜もたっぷり。
    肝の溶け込んだ、上品かつ味わい深~い汁もたまらなく、
    もう、幸せ~~~love.gif

    10-1-31 8炙りあんきもあぷ

    さらに、表面が香ばしく、とろん…と、と蕩ける「炙りアンキモ」に、

    10-1-31 ゆべし
    (撮影:Mr.Chun)
    酒の肴にたまらない、自家製「ゆべし」まで(一人一切れ)。
    これで最後の余韻のように、お酒にまったりとしていると…

    10-1-31 9漬物

    自家製の美味しい「糠漬け」が出され、

    10-1-31 雑炊できた
    (撮影:Mr.Chun)
    タイミングぴったりに、「あんこう鍋」の雑炊が出来上がる。

    10-1-31 9雑炊

    これも銘々に持って頂き、こ、これが又しても美味しい~っ

    すっかり宴もたけなわになった頃…そろそろ、最後の〆、お蕎麦となる。

    10-1-31  本日の蕎麦
    (撮影:Mr.Chun)
    茨城境街の常陸秋蕎麦、十割で打たれた丹精な細切り。

    10-1-31 蕎麦

    手繰り上げると、ふわりと漂う香ばしい香りに、しっとりとした心地のいい腰加減。
    じわりと広がる穀物の風味に、喉越しのいい蕎麦はするする入ってしまう。

    そして、ひとつだけ作ってもらった「かけそば」。

    10-1-31 かけ

    澄んだ美しいかけ汁は、すぅ~っと体に染みていくよう。
    上品な出汁の味わいは、さすが料理人の上等な味わいで、
    それに浸る蕎麦がたまらなく、手繰る手を止められない。

    さらに、これも楽しみにしていた、最後のデザート。

    10-1-31 デザートプリン
    (撮影:Mr.Chun)
    大好きなプチシュークリームがまず出され(写真なし)
    その後で、二人で一つずつ出された、カスタードプディング。
    玉子の味がしっかり感じる濃厚な味の、贅沢プリン。

    10-1-31 デザートショコラ
    (撮影:Mr.Chun)
    さらにこれも二人で一つずつの、「フォンダンショコラ」。
    濃厚なチョコレートの味わに、しっとりとろける、ガトーショコラ。

    潮さんは、お料理から蕎麦に、デザートまで素晴らしい…

    と、今夜もすっかり味わいつくして、幸せな心地でいっぱい。
    ご馳走様でした~hahha.gif


    今度は、春、かな…futt.gif




    *お品がき
    そばぎり(150g) 800円、大盛り 1,100円、おかわり600円、おろしそば 1,000円、鴨汁そば 1,300円
    玉子やき 550円、そばがき 800円、生ゆば 800円、にしん棒 650円、鰊昆布 200円、このわた 1,000円、やきみそ 500円、焼きたけのこ 650円その他、

    蕎麦会席 4,000円~ (頂いたコースは10,000円)

    浦霞、酔鯨、春鹿、八海山 600円~、ビール(エビス、スーパードライ)



    10-1-31 暖簾
    「武蔵国分寺 潮」 
     
    国分寺市西元町 2-18-11
    042-359-2898
    11:30~14:00 / 17:00~21:00
    (土日祝)
    11:30~15:00 / 17:00~21:00 
    火曜定休  店内禁煙 P2台



    2009年11月 1日 「秋の夜の蕎麦会席」
    2009年 8月10日 「夏の夜の蕎麦懐石」
    2009年 3月23日 「春の夜の蕎麦懐石」
    2007年11月23日 「秋の夜の蕎麦会席」
    2007年 6月20日 「焼筍」、「鰊昆布」、「そばきり」
    2005年 3月18日 「そばきり」
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    コメント
    この記事へのコメント
    kei武蔵野様
    はい、お蕎麦屋さん。
    もちろん、お蕎麦だけでもいいのですが、ここにきたら、ご主人のお料理をぜひとも食べたいお店です。

    それが…
    雪にぬられたのが悪かったのか、
    又、ぶりかえし気味なんです・・・・(涙)
    2010/02/03(水) 07:58:42 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    ミゾグチアーム笹本様
    こちらのご主人は、元々、某有名日本料理の料理長をなさっていた方なんです。
    ケーキは、ご自分がお好きなんだそうで…(^^;

    ここは季節ごとに訪れたいお店です。
    2010/02/03(水) 07:57:15 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    まあやん様
    ところが…
    又昨夜から、ちょっとおかしくなってきてしまっています(涙)
    今度は、鼻にきています。今年の風邪はちょっとしぶとそう…。
    まあやんさまもお気をつけて下さい。

    潮さんは、ほんっと、もう、素晴らしいのひとことです。
    2010/02/03(水) 07:55:55 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    夢八様
    私も、夢八さんのブログで、、何度も目がつぶれそうになってるんですよ~。
    2010/02/03(水) 07:54:36 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    きょーれつすぎる!
    ほぼ全快(?)おめでとうございます。その見事な前菜と鍋とおじやで大満足です。でもお蕎麦屋さんなんですよね!カラスミもたまりません!
    2010/02/02(火) 22:39:36 | URL | kei武蔵野 #-[編集]
    うわぁ~ たべたぁ~い
    お蕎麦屋さんのコースって、凄いですね♪

    お蕎麦とはジャンルがかけ離れますが、ケーキも美味しそうですねぇ~

    今回の記事も、美味しく頂きました。
    ご馳走様でした

    次回も楽しみにしてます。
    2010/02/02(火) 18:14:14 | URL | ミゾグチファームの笹本 #-[編集]
     ぎゃあ、あんこう鍋ですね!
     ということは、お元気になられたようで、何よりです。それにしても潮さん、どれもこれも魅惑的な料理の数々~よだれもの(失礼)です。美味しそう(^^)
    2010/02/02(火) 18:03:06 | URL | まあやん #-[編集]
    目が
    つぶれそうです!
    2010/02/02(火) 10:30:01 | URL | 夢八 #D2os1cdk[編集]
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