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    つれづれ蕎麦 
    市川 「SOBA ISLA いさと」
    2010年02月25日 (木) 22:10 | 編集

    又、「あの」蕎麦に、そしてご主人に奥様に会いたい…
    と、ここのところずっと思い募らせていたところ、

    仲良しご夫婦にお友達が、是非行きましょう~onpu.gif と乗って下さり、
    朝方の花活け仕事を、気もそぞろで終わらせ、
    どきどきしながら電車に乗り込み、待ち合わせた市川へ niko.gif

    じゅん菜池緑地のバス停から、木々に囲まれた長閑な小路を歩いて行くと…

    10-2-25 店入り口

    ふっと目の前に、本当にさりげなく下ろされた懐かしい暖簾が、
    さらさらと、小春日和の暖かな風に揺れている。

    10-2-25 店暖簾

    大好きなお店、 市川 「SOBA ISLA いさと」


    この風情に暖簾に、すべてが懐かしく、ゆっくりと石畳を歩き…
    開け放たれた扉を入り、靴を抜いで上がると、
    「いらっしゃい、待ってましたよ~」
    と、迎えて下さる女将さんにご主人の笑顔に、もう胸がいっぱい。

    ご挨拶をし、まだ座った事のなかった掘りこみのテーブルに腰を下ろすと
    大きく取られた窓からは、野鳥の餌置きが置かれた、素敵な中庭。

    10-2-25 店庭

    窓から入ってくる風が心地よく、ああ、やっぱり「いさと」さんはいいな~…futt.gif

    この空間が居心地よく、すっかり寛ぎ、品書きに目を通す。

    10-2-25 品書き

    「いさと」さんに来たら、やっぱり、あの絶品玉子焼きの付く「蕎麦コース」。

    今日はうれしい事に、二種類の蕎麦を打って下さったとの事で、
    「鴨ざる」のコースに、単品の「ざる」を4人揃ってお願いする事に。

    …と、ポカポカとした陽気のこんな日は、何と言ってもビール日和。
    まずはビールで乾杯~。ん~っ、旨いっm001.gif

    10-2-25 ビア

    と、喉を潤わせている間に、次々と置かれる、お漬物などのコースのお料理。

    10-2-25 とうな

    たっぷり盛られた、新潟の野菜「とう菜」のお浸しは、とても甘い heart.gif
    しゃきっとした歯ごたえも、さっと和えられた味付けも美味しいお浸し。

    10-2-25 たくあん

    自家製の「沢庵」は、歯ごたえもよく薄味仕立ての素の味わいのある沢庵。

    10-2-25 焼きみそ

    そして、銘々に出された「焼き蕎麦味噌」は、こってりとして優しく、
    これには、やっぱりお酒を合わせたくて、すぐにお願いした「夢かなう」。

    10-2-25 酒10-2-25 酒2

    陶器の器で出されたお酒を、代わる代わる注ぎ頂くのは、やっぱりいいな~。

    10-2-25 トマト

    と、すっきり軽やかなお酒を楽しんでいると、瑞々しい「トマト」も出され…

    10-2-25 たまご

    楽しみにしていた、ほかほか湯気を立てた熱々の「鴨そぼろ入りの玉子焼き」。

    10-2-25 玉子焼き

    懐かしい甘めの玉子焼きはふわふわで、たっぷりと入った「鴨そぼろ」。
    鴨の旨みに甘辛の味付けのジューシーなそぼろに、この玉子が合わさり…
    ん~っ、なんって美味しーい~love.gif

    お持ち帰りしたくなる程、美味しい玉子焼きをすっかり堪能~。
    これがお酒によく合い、あんまり美味しくて追加で頼んだ「鴨みそ」。

    10-2-25 鴨みそ

    じゅ~じゅ~と熱々の陶板の上にたっぷりの「鴨みそ」に葱が盛られ、

    10-2-25 鴨みそあぷ

    ざっくり混ぜ合わせると、葱に熱が加わりとろ~り。
    鴨に葱のこの組み合わせは、周知の美味しさで、お酒がくいくい進んでしまう。

    と、すっかりお酒にお料理を満喫し…、いよいよお蕎麦を頂く事に。

    10-2-25 せいろ常陸

    程なくして出された一枚目は、茨城境町の常陸秋そば。

    10-2-25 せいろ常陸あぷ

    端正に切り揃った細切りの一本一本に、透明な蕎麦の粒が輝き、
    びっしり埋まった美しいその姿に、思わず見とれてしまう。

    10-2-25 せいろ常陸あぷすかし

    手繰り上げると、途端に立ち込める、柔らかく香ばしい穀物の香り。

    10-2-25 せいろ常陸たべ

    口に含むと、優しく掠める粒の感触がたまらなく、しなやかな腰が心地いい。
    噛みしめると、口いっぱいに広がる、常陸秋そば独特の香ばしさ。
    汁がある事も忘れて、この感触味わいに夢中になって手繰ってしまう。

    とは言え、黒糖を使って作られている汁は、独特の黒糖の風味があり、
    蕎麦を絡まると又違う風味を醸し出す。

    と、そのままで、汁を絡めとするする食べ終え、頃合い見て出された、

    10-2-25 せいろ奈川

    「鴨ざるコース」の蕎麦、北海道の落合さんの育てた「奈川在来種」。

    10-2-25 せいろ奈川あぷ

    これも又、なんて美しい…。
    朝から、丁寧に石臼を回して手挽きした蕎麦は、まるで芸需品のよう。

    10-2-25 せいろ奈川あぷ2

    手繰り上げると、これも豊かに広がる馥郁たる穀物の香り。

    10-2-25 せいろ奈川たべ

    口に含むと、粒の感触に歯ごたえに喉越し、すべて完璧な蕎麦は、
    噛み締めるとすぐに広がる香ばしさ。…と思ったら、飲み込んだ瞬間、
    ぐわ~っと喉元から、香りに風味が再び込み上げてくる。

    んんん~っ、もう、幸せ~ love.giflove.giflove.gif

    と、心奪われるような心地になりながら…、鴨汁も。

    10-2-25 鴨汁

    とろりとした葱にいくつもの鴨が入った汁は、濃厚で深い味わい。

    10-2-25 鴨あぷ

    臭みの全くない柔らかジューシーな鴨肉は、旨みたっぷり。
    鴨があまり得意でない私でも、これは美味しくてうれしく頂き…

    10-2-25 せいろ奈川鴨とたべ

    蕎麦を絡め頂くと、温められた蕎麦は、さらにふわ~っと風味が立ち、
    蕎麦の香ばしさと、鴨の出汁が絡まりこれもたまらない。

    うっとりしながら夢中で食べている我々を、微笑んで見守るご主人に奥様。
    最後に熱々の蕎麦湯を頂いたら、もうすっかり夢心地 futt.gif

    10-2-25 デザート2

    と、うれしいサプライズのデザートまで。

    10-2-25 デザート食べ

    鶯色のお餅のような「抹茶そばがき」は、信じられない程の柔らかさ。
    口に入れた途端にとろ~っと溶けろけ、ほんのり甘い抹茶が絡まり、
    あんまり美味しくて、顔が自然にほころんでしまう。

    お料理から、蕎麦、デザートまで、すべて満喫した、大満足なひと時に futt.gif

    熱心で、それでいてちょっとお茶目なご主人に、
    それを後ろから暖かく支える、優しい奥様とのお話も楽しく、
    心から楽しんだ、午後のひと時。

    ご馳走様でした~hahha.gif

    やっぱり、やっぱり「いさと」さんは、いいな~と、
    余韻を噛みしめながら駅へと向かい、夢心地で電車に揺られて…





    10-2-25 看板
    「SOBA ISBA いさと」

    千葉県市川市国府台1-12-9
    047-373-4537
    11:30~売り切り仕舞い (予約が好ましい)
    営業日 木・金・土・日
    (一日限定20食)



    2006年12月17日 「鴨コース」で満喫した素敵なひと時。
    2005年10月28日 初めての訪問「ざるコース」


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    コメント
    この記事へのコメント
    よしの様
    >>『落合さんの育てた「奈川在来種」』。

    なるほど、それで…(^^)。
    都内だったら、持ち込みで打ってくれるお店、いくつかあるんですが、よしのさんの粉、食べてみたいです…。

    実現できるといいのにと、ものすごーーーく思っておるのですが…
    が・・・
    2012/10/27(土) 07:24:55 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    深く考えれば
    だって、

    >『落合さんの育てた「奈川在来種」』。

    ですよねー。

    さておいて、自分の粉を挽いて、どう使われるかというのは凄く面白いというか、考えさせられます。
    一つには、自分が使い易いように求めて行けばよい。⇒ そのための自家栽培と自家製粉。

    ・・・でもー、他の方のところに持ち込めば、「△▽◇◆……」ということになる……。

    それで、実際に丸抜きや粉を持ち込んで、あちこちで使っていただく。
    「自分で打てばよい」、というご意見を、行く先々で伺います。
    まあま、それは「アリ」かもしれませんが、打つのは皆さんプロの方がよろしかろう。

    私は少しずつ準備して参ります、飽く迄自分のため。
    そこで、参考になるご意見を各所からいただきたいと思っています。
    2012/10/25(木) 23:05:46 | URL | よしの #-[編集]
    よしの様
    白度90度!
    すごい、それはほとんど透明なんでは…。
    (見てみたい)

    蕎麦湯が美味しいっていうのも、
    まあ、それは別な意味でうれしいような(^^)?

    それはそうと、なしていさとさんのとこに…
    の謎を考えてしまってしまいましたです…(^^;;
    2012/10/25(木) 18:35:23 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    すんまっそん、今頃
    あの奈川在来繋がりで「石森製粉」さん見ていたら、
    例の「そば〇ん」に繋がった。(笑;;
    第7巻、青森の青年が、自前の「さらしな」と
    堀井さんのとか比べるの。

    「白度90」だって??そら~無理だワイ;;
    (小林千代治さん言) 
    みたいなやつです(笑

    今回丸抜きの実や粉をお蕎麦屋さんに持ち込んで
    みましたが、まんまの粉では↑のお話のように、
    「さらしな」の良さも希薄なら、白度が低いゆえの
    特徴やらも出ない半端な印象があるのみでした…。

    蕎麦湯が一番評判が良かったという感想を聞く...orz
    これではいけません!!(青森の青年のようだ!
    ⇒ 精進しようと思っております(シュショーだ!!
    2012/10/24(水) 22:27:52 | URL | よしの #-[編集]
    Hosanm 様
    すみません~(^^;;
    又ご一緒しましょう~よーん。

    ますます、蕎麦が美味しくて、
    どうしようかと思っちゃいました♪
    (あ、またズルイって言われちゃいそう~~汗)
    2010/03/01(月) 11:47:28 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    行きたかったあ。
    あの玉子焼きで、また一杯やりたい。
    それにしても、あの蕎麦は二八なんて信じられないのですが、加えて、二種類の蕎麦なんて・・・ズルイ。
    2010/02/28(日) 23:47:01 | URL | Hosanm #N5gprbWI[編集]
    柚め様
    そうなんです、その手間暇、拘り、蕎麦に対する熱意、…良くご存じですねっ♪♪

    でも、そういう難しい事ぬきで食べても、この蕎麦の魅力に惹きこまれてしまう、本当に美しくてきれいで、たまらない味わいです。
    ああ、柚めさんにも食べて頂きたいなあ…。

    そして、蕎麦だけではない、あの空間の暖かさ。やっぱり大好きなお店です。

    本・・
    ありがとうございます。
    私としては、まだ早い、と思っていたのですが…(^^;
    手にされて、がっかりされなければいいなあ、とドキドキです~
    2010/02/27(土) 09:55:17 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    ミゾグチファームの笹本様
    ここは、自宅でやられているお蕎麦屋さんなんです。普通のリビングにちゃぶ台やテーブルが置かれていて、それがとってもあったかくて…。

    そして、このお蕎麦もすごいでしょう(^^)。
    ご主人に奥様、そしてこの蕎麦、なかなか行けないけれど、大好きなお店です。

    焼き味噌に日本酒は、
    いいですよ~♪、ぜひ(^^)。
    2010/02/27(土) 09:51:28 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    こんにちは~^^
    私が今、最も行きたいお店の一つなんです!!!!

    ご主人の抜き実選別への拘りとか、粗挽きへの研究とか、長年かけて研究されたツユ等・・・・

    そぼろ入りの玉子焼きも本当に美味しそう・・・!

    そうそう、本のご出版おめでとうございます!

    これだけ完璧な内容なのに、本出ないのかな?ってずーーーーーーーーーっと思ってました。

    是非!購入したいと思ってます☆
    2010/02/26(金) 18:34:15 | URL | 柚め #iVilniQs[編集]
    こちらもこったお店ですねぇ
    素敵なお店ですねぇ~

    店構えが私好みの雰囲気です。

    最後に蕎麦がきというのも通なコースですねぇ。

    そして・・・

    そして・・・すいません。

    ダメです。

    何度も写真を見てしまいます。

    焼き蕎麦味噌とお酒の写真・・・

    完全にノックアウトです。

    近所で焼き蕎麦味噌を出すお蕎麦屋さんを探しに行きます。

    2010/02/26(金) 16:30:54 | URL | ミゾグチファームの笹本 #-[編集]
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