調布 「原田」 

2010/05/02/23:12  [東京都下の蕎麦]調布市 画像あり

かれこれ5年も経ってしまっているのか…。

休日出勤で彼が出かけたので、お散歩がてらに調布まで。
ずっとご無沙汰して、心の底でずっと気になっていたお店に、行きたくて…niko.gif

調布駅北口、パルコの前の旧甲州街道から入った路地沿い。

10-5-2 店

賑やかな喧騒から離れた、静かな通り沿いに、ああ、変わらない…futt.gif
飄々としてきりりと、染め抜きの紺地の暖簾が下ろされている。

調布 「手打 原田」

扉を開くのさえ懐かしく、入ると…
おおっ、さすがGWだけあって、午後1時すぎの店内は満席のよう wao.gif

10-5-2 たんす

すっかり人気のお店なんだな~futt.gif、と何だかうれしく、
入口に置かれた椅子で、のんびり構えて待とうと腰を下ろすと、
目の前には、立派な骨董の古箪笥。

しばし、見とれながらぼお~っとしていると、程なく席に通される。

ご家族連れが多いようで、皆さん寛ぎ楽しんでいる様子が心地よく、
さて、今日は是非とも蕎麦前を…niko.gif

品書きを開き見るお酒は、麒麟山、真澄、上喜元、それに蓬莱…

10-5-2 品酒ほうらい

と、別に置かれている日本酒の、「2009年国際優秀味覚受賞」が気になり、
岐阜「ほうらい」極寒造 吟醸辛口 をお願いする事に。

10-5-2 酒2

程なく出されたお酒は、岐阜のお酒に相応しい、漆器の片口に注がれて。

ヨーロッパの一流シェフ、ソムリエに絶賛されたというお酒、
吟醸とは言え香りが突出せず、まろやかできれいで、すぅ~っと自然に入り込む。
蕎麦前にもうれしい好みの味で、これは美味しい~

10-5-2 酒通し

それに添えて出された「おから」は、さっぱりサラダ風でこれも美味しいな futt.gif

10-5-2 品張り紙

このお酒に合わせるのは…と、ずらりと下げられた品書きを眺めると…
ん~、どれも食べてみたいものばかり onpu.gif

中からやっぱり選んでしまう、「野菜浅漬け」。

10-5-2 浅漬け

出されたお皿は、予想を反してサラダ風に盛り付けられた彩のいいお漬物。

蕪に大根、胡瓜に茗荷にラディッシュ…
これらがさっと程良い塩味で漬けられ、瑞々しく野菜の甘みが濃い。
ん~、これ、とっても美味し~い buchu-.gif

様々な野菜が楽しめ量もたっぷりの浅漬けで、しばしゆっくり楽しみ…
そろそろお蕎麦を頂こうと、品書きを手にすると、

10-5-2 品かけそばなし

温蕎麦はいっさい置かないという、この潔さ

以前にはなかった「田舎そば」と、かなり迷ってしまったが、
久しぶりに訪れたので、やはり基本の「もりそば」を。

10-5-2 もり

程なく出された蕎麦には、おっ、蕎麦の刺身まで盛られてる bikkuri.gif

10-5-2 もりあぷ

幌加内の蕎麦、二八で打たれた蕎麦は、きりりと角が立った端正な細切り。

10-5-2 もりどあぷ

その中に微粉のような細かな蕎麦の欠片が散り、
手繰り上げると幌加内らしい清々しい蕎麦の香りがふわりと漂う。

10-5-2 もりたべ

口に含むとしなやかでありながら、もちもちとした歯ごたえ。
噛みしめると、じわりじわりと甘みが広がり、するると喉越しを落ち…
飲み込んだ後に、ふっと何とも香ばしい蕎麦の風味が鼻に抜ける。

これは、旨いっhahha.gif

記憶にあるのは、かなり前になるけど、ずっと美味しくなっている。
と、そのままで何度か手繰り楽しみ、

10-5-2 もり刺身

蕎麦の刺身のような一片を、山葵をちょこんと載せ、
ゆっくり噛みしめ頂くと、香ばしさからじんじんと感じる甘み。
ん~、これはつまみででも頂きたいな~futt.gif

鰹の風味に、鯖節の優しい甘みが柔らかく、深みのある汁もよく、
しっかりと量のある蕎麦をうれしく手繰ってしまう。

10-5-2 湯桶

そして、この汁を楽しむ最後のひと時。
頃合いみて出された湯桶は、骨董のような繊細な細工の素敵な鉄瓶。

10-5-2 蕎麦湯

優しく白濁した蕎麦湯を注ぎ入れ、汁の旨さを(お代わりして)じっくりと味わい、
ゆっくりと余韻に浸るひと時。

10-5-2 店内

どこか江戸気質を感じさせるような簡素でいて清潔。
いい店だなあ…と、改めて感じながら、席を立ちお勘定を。

と、出てきて下さったご主人と、久しぶりにお話しまで。
蕎麦について、そしてお酒についてのちょっとしたお話しに、
あの頃からの事など…、そのひと時が本当にうれしくて。

ああ、来てよかった、と心から…。

ご馳走様でした~ hahha.gif

時は経ってもお店があり、ご主人がいて蕎麦がある。
うれしいな~と、あったかな気持ちいっぱいでお店を後に。
又、来よう♪、今度は田舎を頂きに…。




*お品書き
もりそば 750円、とろろ 950円、とろろ(温汁)、里山、湯葉汁 1,000円、納豆ぶっかけ、山菜ぶっかけ、山菜とろろぶっかけ 1,050縁、天おろしぶっかけ、天とろろぶっかけ 1,300円、鴨汁 1,500円、天もり 1,600円

田楽 150円、手作り豆腐、そば味噌 400円、板わさ 500円、野菜天麩羅 550円、他貼り紙で
麒麟山、上喜元、真澄、蓬莱(500円~)



10-5-2 品蕎麦産地
「手打 原田」

調布市布田1-15-9
0424-82-8122
11:30-14:30 17:30-20:30
月曜休
禁煙 P1台



2005年10月19日 「里山せいろ」
2005年 6月 3日 「もりそば」
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