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    つれづれ蕎麦 
    亀有 「やざ和」
    2010年05月07日 (金) 21:23 | 編集

    あのユニークなご主人に、そして「あの」田舎蕎麦に会いたい。
    と思い出したらもう、行きたくて仕方ない。

    と言う事で…、早速、以前こちらで働いていたお友達と、亀有へ niko.gif

    駅前の賑やかな商店街を抜けると、車が激しく行きかう水戸街道。
    心もそぞろに道沿いに沿って歩き、角を曲がると…
    おっ、これこれ hahha.gif

    10-5-7 店ローマの口

    お店の入口横に、口を開いて待ちかまえてる、亀有の「真実の口」。
    遊び心溢れたご主人ならでは、お決まり sunglass.gif、手を入れてみたりして

    10-5-7 店

    振り返ると、通りに面して、ほのぼの~とした雰囲気漂う、
    思わず微笑んでしまうような、お店が建っている。

    亀有 手打そば「吟八亭 やざ和」

    10-5-7 店 打ち場

    知らなくても思わず入ってしまいたくなるような雰囲気のお店を眺め、
    暖簾を潜り入ると、これもわくわくする空間。
    打ち場の横に作られたスペースは、何だか秘密の隠れ家のよう。

    そして、奥の階段を、蕎麦殻が練り込まれた壁を伝って上って行くと…

    10-5-7 石臼

    日の光がさあっと差し込んだ空間には、石臼が置かれ…

    10-5-7 店入り口

    ようやく、どっしりとした木の扉の入口に辿り着く futt.gif

    ここまでで、既に一つのアトラクションを見てきたかのように、心はうきうき。
    「いらっしゃいませ、お待ちしていました」と書かれた扉を開くと、
    素朴な木のぬくもりに囲まれた、暖かな明るい空間が目の前に。

    10-5-7 店内

    どっしりとした一枚板のテーブルが無造作に並べられ、置かれた座布団。
    自然のままの木の姿に、温かみに溢れた空気が隅々に染みた店内は、
    ああ、いいな~と、ほぉっと途端に寛いでしまう。

    10-5-7 ビール

    午後2時も過ぎたゆるゆるとした空気の中、どっしりとしたテーブルに腰を下ろし、

    10-5-7 乾杯

    まずは、ビールを頼んで、乾杯~

    下町のキップのいい口調で話すご主人とちょこちょこお話しさせて頂き、
    久しぶりに開く、達筆の書で書かれたお品書き。

    10-5-7 品 吟ほろろ

    一通り眺めるも、やっぱり「やざ和」さんに来たら、これこれ niko.gif
    蕎麦味噌、豆腐、鰊煮、山葵芽漬けに、お酒、そして「せいろ」の、
    蕎麦前心をくすぐる、「吟ほろろ」。

    10-5-7 吟ほろろ

    早速これに決め、各々お願いし…

    10-5-7 吟ほろろあぷ

    程なく、半円の盆に置かれた「吟ほろろ」。
    「飛露喜」が注がれた片口に、珍しい八角の備前の猪口が手にしっくり。
    それに、美味しそうに並ぶ、見目も美しく盛られたお料理。

    10-5-7 吟ほろろわさび

    まず口に運ぶ「山葵芽の醤油漬け」。
    しゃきしゃきとして、山葵の辛味が優しく鼻に抜ける心地よさ。
    しっとりと漬けられた味が、実に美味しい。

    10-5-7 吟ほろろみそ

    そして、かりかりの実のまざった、とろ~りとした甘めの蕎麦味噌。
    優しくまったりとして、この蕎麦味噌は好みの味わい。

    10-5-7 吟ほろろとうふ

    大好きな「やざ和」さんの豆腐は、グレー色した「黒豆豆腐」。
    しっかりとした歯ごたえの木綿仕立てで、濃厚な大豆の甘みじんわり。
    添えられた塩をちょっと漬けると、さらに味が増し、これは美味しい~

    10-5-7 吟ほろろ鰊

    とっておきは、くたくたとろ~っと煮られた若芽を添えた、「みがき鰊」。

    じっくりと長時間炊かれた鰊は、ほろほろと柔らかく、
    口に含むと途端にほどけ、鰊の旨みにしみ込んだ濃厚な味わい。
    ん~、これはたまらな~い love.gif

    これだけでもう、大満足な酒肴だが、せっかく3人いるので…
    一人で来たらなかなか頼めない「出汁巻き玉子」も追加で注文 niko.gif

    10-5-7 たまご

    玉子4個で作ったという、美味しそうな焼き目のついた玉子焼きは、ほっかほか。
    ほんのり甘めのほっとする味わいで、じわっと出汁が染みるジューシーさ。
    たっぷりの大根おろしもうれしいな futt.gif

    10-5-7 酒

    この玉子焼きに、新潟「根知男山」を追加して…

    10-5-7 そばがき

    ずっと食べてみたいと思っていた「そばがき」も。
    檜の樽のような入れ物も又楽しく、銀の蓋を開けてみると…

    10-5-7 そばがきあぷ

    途端に、ほわ~っと美味しそう~な湯気が立ち込め、
    その中には、真っ白に白濁した蕎麦湯に浸ったなめらかな表面。

    10-5-7 そばがきたべ

    取り分けようと、木のスプーンで掬うと、信じられないくらいの柔らかさ。
    搗きたてのお餅よりも柔らかく、ふわ~りとろ~り。

    口に入れた途端に、とろろろ…と溶け、優しい蕎麦の味わいが広がってくる。
    そのままでも旨い、ちょっと甘めの汁を漬けて又じっくり。
    まるで優しい陽だまりの中にいるような感覚に、しばしうっとり futt.gif

    ゆっくり大事に味わい、すっきりとした酒で喉を潤す醍醐味を楽しみ、
    そろそろ、念願のお蕎麦をお願いしようと…
    「吟ほろろ」のお蕎麦は、「せいろ」そば。

    でも、今日は、どうしても又、あの「田舎そば」が食べたい…m002.gif

    10-5-7 品手引き

    とは言え、「田舎そば」は、貴重な「手挽き」の限定20食。
    が、ラッキーにもまだあるようで、お願いして「田舎」に変えてもらい…

    10-5-7 田舎

    まず出された、私の(無理注文の)「田舎そば」。
    んん~っ、これこれ、ああ、見ただけで美味しい!、この姿

    10-5-7 田舎あぷ

    ご主人が丁寧に玄ごと手挽きされた、挽きぐるみのグレーの蕎麦は、
    すぅ~っと見入ってしまう透明感。

    10-5-7 田舎どあぷ

    その中に、様々な色の蕎麦の欠片が浮き上がり、手繰り上げると、
    ぐわ~っと湧きあがる、ふと日向を思い出す深く香ばしい、濃厚な香り。
    この香りだけで、美味しい~love.gif

    10-5-7 田舎食べ

    口に含むと、しっとりとした腰を感じ、口いっぱいに広がる香ばしさ。
    粗挽きながら、喉越しよく落ちながら、微かにかすめていく蕎麦の欠片のざらつき。
    噛みしめ、飲み混み、濃厚に広がる香ばしさに、もううっとり love.gif

    10-5-7 せいろ

    一方、友人達の「せいろ」もとても美しい。
    丸抜きの蕎麦の粒々が見える蕎麦は、艶やかで、これも又香りが豊か。

    10-5-7 せいろ食べ

    ちょっと頂いた「せいろ」は、しっとり優しい、円やかな穀物の風味がじわじわ広がり、
    解けるように落ちて行く「せいろ」も、又愛おしい。

    10-5-7 蕎麦湯

    と、念願の蕎麦を食べられた満足感に浸り、注ぎ入れる蕎麦湯が又濃厚。
    とろっとろの蕎麦湯は、これだけでも一品料理のようで、
    濃厚な甘辛の汁を注ぎ入れ、ゆっくりかき混ぜて頂く、最後の幸せ futt.gif

    思い募っていた「田舎」に、念願だった「そばがき」も食べられ、大満足。
    相変わらず、話好きの気さくなご主人にお会いできたのもうれしくて…

    ご馳走様でした~hahha.gif

    ここが近所だったなら…
    などと思いながらも、又来よう、としかと感じながら駅まで…。

    Hさん、Tさん、今日はありがとうございました~niko.gif



    *お品書き
    せいろ 850円、田舎 1,000円、おろし 1,000円、夫婦そば(太打、細打)1,200円、黄門そば、とろろそば、月見そば 1,100円、おろしぶっかけ 1,300円、鴨せいろ 1,600円、天せいろ 2,000円、かけ 850円、山かけ 1,100円、ねぎおろし、飛龍頭そば 1,300円、にしん、鴨南蛮 1,600円、天ぷらそば 2,000円、釜あげうどん 1,300円、湯だまりそば 1,300円、

    にしん、鴨のくんせい、鴨やき 1,300円、天だね 1,700円、
    ビール 700円、燗酒 700円、磯自慢、松の司、根知男山、飛露喜、東一 1,100円など



    10-5-7 店 石看板
    「吟八亭 やざ和」

    葛飾区亀有1-27-8
    03-3690-8228
    11:30~15:00 / 17:00~20:00
    木曜、第3水曜定休
    禁煙


    2007年 4月17日 「吟ほろろ」せいろと唐辛子蕎麦
    2005年 2月 1日 「田舎そば」
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    コメント
    この記事へのコメント
    25¢ 様
    そうなんです、一瞬、何のお店?って思う、不思議で、どこか怪しい店構え(笑)。

    これが、ご主人の遊び心だと思います。
    蕎麦は、いいですよ(^^v
    是非、近くに来られた際には・・・
    2010/05/11(火) 10:33:15 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    店構えが・・
    大きな1枚板と暖簾の雰囲気が独特ですね。南っぽい感じがします、なんとなく。。
    蕎麦もいい色してるし非常に興味深いです。
    2010/05/11(火) 00:18:24 | URL | 25¢ #dMtXu4sA[編集]
    sino様
    映画と蕎麦もいい組み合わせなんですよね。
    映画の余韻に浸りながら、一献するひと時…。

    蕎麦前ができないのは寂しいですが、でも、このお蕎麦だけでも行きたくなってしまいます。
    そうそう♪、天のお告げです(^^)。
    2010/05/10(月) 09:09:45 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    タツ様
    こちらこそ(^^)。
    楽しいひと時になれて、ありがとうございました。
    そばがきも蕎麦も、そしてご主人も・・・

    又行きたくなってしまいます♪
    どこか又ご一緒しましょう~(^^)。
    2010/05/10(月) 09:07:49 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    まあやん様
    私も久しぶりだったのですが、
    いやぁ、さすが!です。
    ぜひぜひ。
    感動しちゃいますよ~(^^)。
    2010/05/10(月) 09:06:30 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    蕎麦喰い師様
    えっ?えっ?

    な、何が書いてあったのですか…??
    いくつかの交わった線に、何か文字が彫られていたと思うのですが・・・

    だって、
    だって、
    中のそばがきに夢中で、開けちゃったんですもん~っ( (;o;_;)o
    2010/05/10(月) 09:05:40 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    映画を見なければ!
    そういえば、ここのところアリオで映画見ていないなぁ・・・(^^ゞと日記拝見して思ってしまいました。
    水曜日のレディースデーと亀有の蕎麦屋は私の平日の楽しみでしたが・・・・今年度のシフトで無理になったなぁと・・・が、しかし!今週よりそれが可能なシフトに!
    夕方も仕事があるので蕎麦前は出来ないのが難点ではありますが・・・やざ和で蕎麦食べなさいねって天からのお告げだと思ってます♪
    2010/05/09(日) 19:21:45 | URL | sino #-[編集]
    こちらこそありがとうございました~
    相乗りするような形でご一緒させていただきましたが、実に楽しい時間を過ごすことができました!

    そばがきおいしかったですねー。
    あのふわふわ感は、夢にまで出てきそうです。

    蕎麦のおいしさもそうですが、ご主人の人柄で通いたくなる店になりました~。
    2010/05/09(日) 12:57:56 | URL | タツ #Hqlh6W3k[編集]
     この記事、写真を見たら、飛んで行きたくなりました~もう数年前に行ったきりですから~(^^;
    2010/05/09(日) 12:29:13 | URL | まあやん #-[編集]
    し み つ (え ど っ こ や で ~)
    蕎麦掻きの蓋
     良~~~く 見ましたか?

    何で? ここに?
     アタシャ 知っとるが・・
    2010/05/09(日) 12:26:14 | URL | 蕎麦喰い師 #VDz0rjeM[編集]
    ふるふる様
    行ってしまえば、近いもんですね~(^^)。
    チャリ人口は、亀有に限らず、ずんずんと増えている気が…。

    食の宝庫!
    まさしくっ☆

    又、出没しますです(^^)。
    2010/05/09(日) 07:48:50 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    あれま!?
    いつの間に亀有まで遠征しに(笑)?。

    最近、何かと話題の亀有。

    チャリ人口が急増していて走り辛くなってきました。

    でも、亀有は食の宝庫(笑)!。

    外せません。

    でも・・・・・。

    「やざ和」さんは未訪なんですよね。

    地元すぎて行きづらいのもありますが・・・。
    2010/05/09(日) 05:25:30 | URL | ふるふる #-[編集]
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