つれづれ蕎麦 
    神楽坂 「東白庵 かりべ」
    2011年09月24日 (土) 02:43 | 編集

    7月末に、惜しまれながら、六本木ヒルズの、竹やぶが閉店。
    最後に今一度、と思いつつ、結局訪れられなかったのだが…、

    店主、苅部さんが、独立して新たにお店を開かれる hahha.gif
    しかも神楽坂と聞き、とても楽しみにしていたところ…
    いよいよ、先日の16日、晴れてオープン

    うれしいお誘いを受け、さっそく今夜、伺う事に niko.gif

    蕎麦激戦区、神楽坂。
    その路地裏と聞き、神楽坂駅から期待にわくわく歩いていくと…

    11-9-23 神楽坂

    知らなかった…、神楽坂の週末の夜は、歩行者天国だったんだ futt.gif

    通りにぼんやりと街燈が灯り、人々がゆっくりと過ぎゆく姿は、
    どこか、お祭りのような、心騒ぐものを感じさせ…

    毘沙門天の横の路地を曲がり入れば、途端に広がる夜の闇。
    「蕎楽亭」さんの前を過ぎ、さらに進んでいった、一画の暗がりの中に、
    木板を通して、ほんのり洩れこぼれる、暖かな灯り。

    11-9-23 店2

    こ、ここが…hahha.gif
    温もり感じる、手作り感溢れた、木々で覆われたお店に辿り着く。

    神楽坂 「手打ち蕎麦 東白庵 かりべ」

    おおっ、さすが、六本木ヒルズ店の店長だった苅部さん。

    11-9-23 花

    祝い花も幾つも並び、有名人の名前がそこここ。
    ほおおお、と、じっくりと拝見させて頂いて…、

    11-9-23 店入り口

    板壁の後ろには、秘密の隠れ家へ通じるかの如く、魅惑感じるアプローチ。

    11-9-23 店入り口はいった

    凝った塗り壁が続き、どきどきわくわく。

    11-9-23 店入り口扉

    ようやく突き当り、ふっと左手に顔を向ければ、
    竹やぶ特有の、ステンドガラスの埋め込まれた、重厚そうな木の扉。

    低い静かな声で、「いらっしゃい・・」と囁いてくれているような、
    この扉を、ゆっくり開き入ると…、

    白壁に、ほわあんと優しく体を包む、橙色の柔らかい灯り。
    入ってすぐの空間には、ゆったりとした大テーブルが置かれ、
    両側には、仕切りのされた、いくつかもの、個室仕立ての空間。

    11-9-23 店内11-9-23 店内4

    六本木竹やぶの雰囲気を思い出される、ロココ調の椅子や丁度品に、
    素朴で足底に優しい木床が、一種不思議な心地にさせられる。

    ほお…、さすが、竹やぶ出身のお店ならではの、この空気、
    居ながらにして、ふっと入り込む、夢幻の空間。
    そっと眺めさせてもらったどの部屋も座ってみたくなる中…、

    5人揃った我々は、真ん中のゆったりとした大テーブルに通される。

    11-9-23 店内かけじく

    腰を下ろした目の前には、味わいのある、阿部さんの掘られた木の軸が掛けられ、
    遊び心感じる絵が埋め込まれ、思わず微笑んでしまう futt.gif

    11-9-23 品 表紙

    暖かく迎えてくれる花番さんもうれしく、
    出された品書きは、古文書らしき物が貼られた、風格感じるお品書き。

    11-9-23 品111-9-23 品2

    和紙で一枚一枚たしなめられた品書きを、ゆっくりめくり、

    11-9-23 品311-9-23 品4

    じっくりと拝見させて頂いて…

    x11-9-23 品5

    まずは、お祝いを兼ねて…、

    11-9-23 ビア

    「プレミアム熟撰」生ビールで、乾杯~ hahha.gif

    お料理は…、コースは予約のみだそうなので、
    「前菜盛り合わせ」を各々注文~。

    11-9-23 豆腐あぷ

    頼むとすぐ、まず出されたのは、手作りの豆乳と湯葉の添えられた「豆腐」。

    11-9-23 豆腐たべ

    しっかり目の木綿豆腐は、大豆の甘みが濃く、
    上に盛られた湯葉は、とろりとして、甘みがじんわり。
    下に注がれた豆乳も味わいがあり、ゆっくりと味わっていると…、

    11-9-23 前菜

    銘々に置かれた、お料理の盛り合わせ。

    11-9-23 前菜サーモン

    薫香香ばしく、味がじわりと乗った「スモークサーモン」に、

    11-9-23 前菜もずく

    さっぱりとした、繊細な「もずく酢」。

    11-9-23 前菜わさび

    浸かり具合が実にいい、「山葵の醤油漬け」に、

    11-9-23 前菜くじら

    こりこりっとした歯ごたえが楽しい「皮くじら」。

    11-9-23 前菜鰊

    そして…、竹やぶならではの、絶品「鰊煮」は、
    箸を入れるまでもなく、ほろろろと崩れ、しっとりと味が染み、
    口に入れた途端に、鰊の旨みをじわりと残し、溶けて行く。
    ん~、これは美味しい…love.gif

    11-9-23 酒

    これらのお料理前にしたら…、早速お酒だ onpu.gif
    中からまず選んだのは、石川「天狗舞」純米酒。

    11-9-23 前菜で酒

    米の旨みがじわりと広がり、すっきりとした後味のお酒が、
    これらのお料理に又よく寄りそい、うーん、旨いっu-n.gif

    11-9-23 玉葱

    前菜料理の最後は、珍しい木の器で供された「オニオンスライス」。
    しゃきしゃきの玉ねぎが、清々しく、

    11-9-23 卓

    すっかり、和やかな寛ぎムードに入った我々。

    11-9-23 味噌

    もう少し何か頂きましょう、と、いくつかのお料理を追加して、
    早速出されたのは、蕎麦屋定番の「焼き味噌」。

    11-9-23 味噌たべ

    焼き石に盛られた味噌の中には、海老の頭など様々な具が混ざり、
    まろやかな味噌の風味は口当たり柔らか。
    お酒に又とない味わいで、お酒もお代り、「八海山」をお願いし…、

    11-9-23 そばがき

    続いて、やっぱりこれも食べなくちゃ、の「そばがき」も。
    2つお願いしたそばがきを、銘々に分けて出して下さる配慮がうれしく…

    11-9-23 そばがきたべ

    箸を入れた途端に、とろとろふわ~り。
    まるでマシュマロのようにふわっと溶け、
    飲み込んだ後に、くうっと、目が覚めるような、香ばしい風味が鼻を抜ける。

    ん~っ、これは美味しい…futt.gif

    11-9-23 海老

    と、そばがきにうっとりしているところに、タイミングよく出される、
    「海老の味噌焼き」(人数分)に、サービス?の「鴨焼き」。

    11-9-23 海老あぷ

    殻までかりっかりの海老は、西京味噌の柔らかな味噌の風味と、
    海老の濃厚な香ばしさが口に広がり…、これはたまらな~い buchu-.gif

    これには、熱燗を合わせたい!、と、天狗舞の熱燗もお願いし…

    11-9-23 鴨あぷ

    鴨肉は得意じゃないのだけれど…、と口に運んでみた鴨が、、、旨いっ hahha.gif
    しっとりとして実に柔らかく、ジューシー。
    ほんのり甘めのタレが鴨の旨みを引き立てる。

    11-9-23 玉子

    さらに、熱々のみぞれ出汁に浸された、「出汁巻き玉子」。
    大根おろしの甘みがほのかに広がる出汁が又美味しく、
    お酒にお料理で、楽しい時間はあっという間に過ぎて行き…

    いよいよ、お蕎麦を頂こう、と、
    残念ながら、お昼で「田舎」は終わってしまったと言う事で、

    11-9-23 せいろ

    銘々お願いした「せいろそば」。

    11-9-23 せりろあぷ

    うっすら緑がかってみえる、切りムラなく端正に断たれた細切り。

    11-9-23 せいろどあぷ

    手繰り上げると、すぅ~っと漂ってくる、清々しい蕎麦の香り。

    11-9-23 せいろたべ

    しなやかながらも凛とした腰があり、はらりと喉を落ちて行く。

    ほのかに感じる、手挽きならではの穀物感が心地よく、
    手繰っていくうちに、次第に喉から込み上げてくる香ばしい味わい。
    飲み込んだ後に余韻をじわ~っと残していく。
    清純で楚々、凛然として典麗…futt.gif

    しかも、汁がとても美味しい。
    出汁が絶妙に溶けまろやかで、すっきりとしたしっかりとした汁。
    そろと浸し頂けば、蕎麦の風味がぐんっと引き立つ。

    と、気づいたらあっという間に手繰ってしまい…、
    皆で分けて食べようとお願いした、「天ぷらそば」。

    11-9-23 天麩羅

    まるく形作られた、繊細に衣をまとった掻き揚げは、別に盛られ、

    11-9-23 天麩羅入れた

    息を留め、かけ汁の中にこの掻き揚げを入れれば、
    じゅわ~っ、パチパチパチ…
    と、揚げたて掻き揚げからほとばしる、この音、これがたまらない hahha.gif

    11-9-23 天麩羅あぷ2

    さくさくの衣に、次第にじわじわと汁が染みていくところを…

    11-9-23 天麩羅汁

    まずは汁を口にすると、すっきりとしてまろやかなかけ汁に、
    じわじわと染み溶け込んだ、天ぷらの香ばしさが、正に絶品 love.gif
    いつまでも、飲んでいたいようなこの汁は、感涙もの。

    11-9-23 天麩羅よそり

    と、銘々、器に取り分けて…、

    11-9-23 天麩羅たべ

    蕎麦を手繰れば、汁に浸ってもなお、歯ごたえを残し、
    この汁が絡まった蕎麦、これがなんて美味しいんだろう…buchu-.gif

    11-9-23 天麩羅のえび

    さくさくっとした衣が、しっとり汁に浸る、この醍醐味。
    中には、ぷりっぷりの海老がごろごろ入り…

    流石だ・・、この天ぷら蕎麦、これは絶品~っlove.gif

    11-9-23 かけ

    さらに、素の「かけそば」も頂いて…

    心の底からすっかり満喫、至福の心地 futt.gif

    11-9-23 水あずき

    最後には、ぷるるんと柔らか~な、すっきりとした甘さの「水あずき」。
    食べた後の、この優しい甘味が心底うれしく…

    11-9-23 書

    お客さんのなくなった店内は、改めてゆっくりと拝見させて頂いて、

    -11-9-23 かりべさん2

    顔を出して下さった、苅部さんと、和やかなお話しまでも。
    実直で、素朴な、はにかんだ笑顔の温かみ溢れたお人柄に、
    親しみ感じられ、又ぜひ訪れたい、としみじみと…。

    ご馳走様でした~hahha.gif

    すっかり人気も少なくなった神楽坂。
    幾つもの蕎麦屋が点在するが、皆、それぞれが異なる魅力。
    ますます、この地に足しげく通ってしまうなぁ、と思いながら…

    今日頂けなかった「田舎そば」、次回は是非、頂きたいな niko.gif


    お誘い下さったU様、
    ご一緒して下さった、K様、A様、M様、ありがとうございました~hahha.gif


    11-9-23 看板
    「手打ち蕎麦 東白庵 かりべ」

    新宿区若宮町11-7
    03-6317-0951
    11:30~15:00 / 18:00~22:00
    水曜定休
    禁煙

    お店のHP


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    コメント
    この記事へのコメント
    puffy様
    神楽坂は、本当~~に迷ってしまいます。
    しかも、どこも違う魅力のあるお店ばかり。

    うれしすぎる街ですよね。
    2011/10/04(火) 09:40:04 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    神楽坂の楽しみ
    神楽坂のお蕎麦屋さん…

    増えましたね~♪

    ついつい、山せみさんで、すませてしまいます。

    いろいろ、行きたいものです~
    2011/10/03(月) 21:42:40 | URL | puffy #-[編集]
    ふるふる様
    That's right!
    その通りです♪

    ゆかりさんがあるなーと、見つつ、すぐ手前の奥まった一画です。

    ほんとに、なしてなんでしょうねぇ。。
    (私も、不思議で・・、無い場所に分散して欲しいとも…)
    2011/09/28(水) 10:32:40 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    よしの様
    あ゛…、T(^^;;。

    ここは、良かったですよ♪。
    是非、粗挽きの「田舎」が食べたいところです。六本木ヒルズよりも、ずっと居心地がよく、好感がもてました。

    >「蕎楽亭」さん
    方面にも多彩なお店ができたということですね。(只管スゴッ!

    そうなんです、そうなんです、表通りすぐには、「山せみ」さんがあり、「蕎楽亭」さんの、ほんのすぐそば。
    神楽坂、すごし!です。
    2011/09/28(水) 10:30:54 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    こ、このお店は・・・・
    ゆかりさんの裏手になるんですね。

    こりゃ地元民じゃないと分からんとですたい。

    でも、なしてこんなにお蕎麦屋さんが集まってくるんでしょう?、神楽坂・・・。
    2011/09/27(火) 14:48:22 | URL | ふるふる #-[編集]
    ほーほ、また
    神楽坂か...

    「T」だったら多分もう行かないが、今度のお店なら?って考えちゃう(笑

    でも、相変わらずのインテリア、こちらは余り...(ま、お好きな方もおられましょう

    しかし、あの細い坂降りて下には、ご近所(弁天さん)所縁の「弁天蕎麦」とかあったげな。

    >「蕎楽亭」さん

    方面にも多彩なお店ができたということですね。(只管スゴッ!

    2011/09/27(火) 13:04:40 | URL | よしの #-[編集]
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