深大寺 「松の木」 門前・初蕎麦
2012/01/04/22:27
[東京都下の蕎麦]調布市
今年のお正月はなんだか慌しく…、
互いの両親のところへ行ったりしてて、ようやく今日、初詣 。
我が家恒例、深大寺は、三が日を過ぎてもまだまだ賑やか、
軒並み並ぶ、門前の蕎麦屋のどこもが、すでに行列ができ始めてる。
「今年はどこで食べようか~」
などと、ぶらぶらと歩き眺め、正月気分を改めて楽しんで、
植物園前の駐車場に車を停めた今年は、たまには違うところでも、
…と、比較的新しく、まだ入った事のないお店に行ってみよう 。
神代植物園、正門のすぐ横の細道。
小綺麗でかわいらしい、和カフェのような佇まい。
何度か目の前を通り過ぎつつ、ちょっと気になっていたお蕎麦屋さん 。
深大寺 「深大寺そば処 松の木」
丁度お昼時、入口から見る店内は、ほぼ席が埋まっているよう。
お寺からは離れていても、さすがだ…
と、店先に置かれていた品書きを目にしていると、
アルバイトらしい初々しい女の子に迎えられ、気持ちよく店内へ通される。
真っ白な壁に包まれた、和風雑貨店のような小じんまりとした空間。
まだ新しい店内は、清潔感漂い心地がいい。
すぐに、にこやかなおば様(女将さん?)にお茶を出して頂き、
改めて品書きを手にし眺め…
日は照っていても、風は冷たく、暖かいお蕎麦が食べたいなあ、
と選んだ「たぬき山菜」に、ぐしゅぐしゅ風邪ひきの彼は「月見そば」。
その間にも、入れ替わり、立ち替わりと入ってくるお客さん。
そんな忙しい応対でも、おば様の笑顔を絶えることなく、丁寧なもてなしで…
さほど待たずにして、目の前にお蕎麦が到着~。
ふかふか湯気を立てる、ちょっと豪華な「たぬき山菜」。
まずは汁を一口…と、口にすれば、忙しくても熱々の汁がうれしく、
ほっとする、まこと東京の優しい味わいのしみじみとしたかけ汁 。
しかも、さくさく軽やかな揚げ玉に、たっぷり盛られた山菜が美味しい。
しゃきしゃきっとした歯ごたえがあり、山菜の風味がきちんと広がる 。
これは、もしかして自家製かしら。
と、下に沈む蕎麦を手繰れば、滑らかな表面のくっきり切り揃った細切りの蕎麦。
温蕎麦らしい良さがあり、可不足なく美味しく食べられる。
しゃきしゃき山菜に、さくさくふわとろりとした揚げ玉を絡め、
はふはふ食べていると、なんだか幸せ~な心地になり…
彼の頼んだ「月見そば」も、これぞ、王道の丼の景色。
うんうん、いいねぇ、と二人で満足に食べ終えたら、
これも二人揃って、汗がじわじわ。
美味しかった、と素直に思える、今年の初蕎麦に…
ご馳走様でした~
落ち着いた頃合いにでも、ぜひ、限定十割も、食べに来てみようかな。

「深大寺そば処 松の木」
調布市深大寺元町5丁目35-22
042-484-1855
多分禁煙
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