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    つれづれ蕎麦 
    上石神井 「あずみ」 玉子とじそば
    2012年01月27日 (金) 23:11 | 編集

    北陸、東北地方での大雪の影響か、この寒さ…。
    きんっと張り詰めたような冷気が、まるで肌を刺すよう。
    こ、これは、とにかく暖かなものを食べて暖まりたい。

    田舎風のちょっと太めの温蕎麦なんて、いいなぁ futt.gif
    …と、ふと思い出したのが、かなりご無沙汰していたお店。
    確かあそこのお蕎麦は、信州の蕎麦、今日のお昼はそこにしよう。

    12-1-27 店

    上石神井北口のバス通り沿いに、目立つ小豆色の暖簾が掛けられ、
    しかと書かれた、「信州内藤流手打そば」。

    上石神井 「信州内藤流手打そば あずみ」

    半地下になった店内は、以前伺った時のまま、
    親しみやすい和やかな空気が漂う中に、素朴なテーブルに小上がり席。

    すでに昼時を過ぎた時分、先客は年配のご婦人お一人。
    鍋焼きの土鍋を前にし、すっかり満足そうに寛いでいる futt.gif

    私もぷるぷる震えながら、コートを脱いで腰を下ろすと、
    「今日は寒いですねえ」と、朗らかなおばちゃんがお茶を出して下さり…

    12-1-27 品伝承

    あったかなお絞りで手を温め、置かれた品書きを手にすると、
    まず真っ先に、ここにも書かれてる「伝承 信州内藤流」。

    12-1-27 品陣中そば12-1-27 品もりなど

    中の品書も、とにかくすべてが信州一色。
    「もり」は確かに「もり」だけど、「わさびそば」に、
    いろいろな具が盛られた六枚重ねは、「信州真田六文銭陣中そば」。

    12-1-27 品戸隠山芋12-1-27 品安曇野

    さらに「安曇野童べ唄」なんてほのぼのとしたネーミングに、
    これはちょっと気になる、食べてみたい「戸隠し山芋そば」。

    12-1-27 うどんと小町?12-1-27 品うどん

    しかもうどんも「信州」バージョン?
    「安曇野の乙女の肌合いを手打うどんに映して」との「小町うどん」。
    ただの「うどん」も別にあるから、これは又別製のうどんなのかしら…。

    と、見ているのも楽しい品書きを、一枚一枚ゆっくり眺め、
    でも、今日はとにかく暖かいお蕎麦が食べたい。

    12-1-27 品温そば

    暖かい蕎麦と言えば、「玉子とじ」。
    と、一通り品書きをめくった後で、ようやく注文~onpu.gif

    12-1-27 店内はりがみ

    待つ間、ぐるり店内を見渡すと、壁に細かな文字でぎっしりと書かれた額縁が。
    あれ、読みたいなあ…(でも、文字が小さすぎる)

    12-1-27 品内藤りゅとは

    と、品書きを再び捲ると、最後のページに、、
    「伝承信州内藤流」の所以が、びっしりとしかと書かれてる。

    12-1-27 品唯一

    いくつか都内でも「内藤流」のお店があるけど、
    どこも決まって「唯一無二」としているのが、興味深く…
    (一体どこが、本当に唯一無二なんだろう)

    12-1-27 品安曇野とは

    「安曇野」について書かれた文章にゆっくり目を通していると、

    12-1-27 玉子とじ

    目の前に置かれた、ほかほかの湯気を立てた熱々の「玉子とじ」。

    12-1-27 たまごとじあぷ

    洗練された、とか、意表をついたそれではない、
    これぞ、まさに昔から知っている「玉子とじ」の素直な姿。

    12-1-27 汁

    れんげで汁をすくい口にすれば、ああ、これが温蕎麦の味…
    と、長年慈しんできた、しみじみとした味わい。
    ほわんと玉子のやわらかな風味が溶けだし、美味しいな onpu.gif

    12-1-27 そば

    と、中の蕎麦を手繰れば、そうそう、こういう蕎麦を求めていた niko.gif

    やや太めに断たれた、田舎風のグレー色。
    熱々の汁に浸ってもしかとした腰があり、もちっとしてこれが美味しい futt.gif

    ふわりほろりんと絡まる玉子はとても優しく、
    途中で口にするしゃきっとした小松菜が、爽やか新鮮。

    と、すっかり夢中に丼に没頭してたら、いつしか体はほっかほか。

    12-1-27 ご馳走様

    ご馳走様でした~hahha.gif

    素朴な信州の風景が目に浮かんでくるような、このお蕎麦。
    気さくでほのぼのとしたお店に、ここもいいなあ、としみじみと。
    今度は、信州の名前の付いたお蕎麦を、食べに来よう futt.gif


    12-1-27 暖簾
    信州内藤流 手打そば 「あずみ」

    練馬区上石神井4-4-22
    03-3929-6088
    11:00~15:30 / 17:30~20:00
    水曜休 
    禁煙
    Pあり




    2008年 5月29日 「おまつりそば」
    2006年 2月28日 「もりそば」
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    コメント
    この記事へのコメント
    よしの様
    はいっ!3本でしたよ、2本。
    お勘定しながら、打ち場をしっかり覗かせてもらいました(^^;。

    信州内藤流、皆さん唯一無二で、
    八王子「呉平」さんに、朝霞の「松月庵」さんなども、確かそうだったかと…。

    唯一無二って名乗れるのが、いいですよね。
    何となく、武士っぽくって響きが好きです。
    2012/01/30(月) 08:05:52 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    tatenon様
    そう、機をてらわない、望んだ通りの「玉子とじ」。私も久しぶりだったのですが、ここもいいお店だなあ、と今更ながらしんみりと感じました(u_u*)~。
    [野沢菜が又、ちゃんっと美味しいんですよね)

    目黒の「あずみ」さんも、伺っておきたかったです。
    2012/01/30(月) 08:03:48 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    やはり三本
    麺棒でしたですか?

    ところで、物忘れがひどくてどちらのお店にてかお目に掛かったかと
    思われる

    >安曇野

    の紹介文の達筆ぶり並びに

    >一夜穂高の山葵となりて~♪

    の件がこちらのお店にも・・・

    唯一無二というものの意味合いを面白く感じてい居ます。
    (「日本一~」に通ずるかな 笑
    2012/01/29(日) 16:35:00 | URL | よしの #-[編集]
    内藤流玉子とじ!
    ここの玉子とじ、ほんと「しみじみあったまる美味しさ」ですよね。昔ながらの田舎のお店、東京とは思えない…まあ、練馬西部はそんなもんか(笑)

    確かに内藤流はなぜかどこも「唯一無二」ですね。こちらは今は無き中目黒「あずみ」の弟子だけど、中目黒も「唯一無二」だったんで、その唯一の伝承者は師匠の手前「唯一無二」と名乗るしかないのは確かです(笑)。

    信州内藤流伝承者はだいぶ先祖のほうで分かれたんですかね?
    2012/01/29(日) 09:23:24 | URL | tatenon #-[編集]
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