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    つれづれ蕎麦 
    駒ヶ根 「丸富」 - 夏旅行①
    2005年09月18日 (日) 08:43 | 編集
    恒例の遅い夏休み。なんとか、旅行に行けることに。当初の予定とはちょっと短くなったけど、それでもやっぱりうれしい。

    温泉好きの彼のリクエストで、まだ行った事がない「下呂温泉」に入ってみたいとのこと。下呂温泉には行った事はあるけど、「下呂」に行きたかった私は即OKし、今年は南信州の温泉をちょろっと回るドライブ旅行

    9月15日
    下呂を目指す途中駒ヶ根ICでお昼を取る目的で下車。これも、かねがね行ってみたかったお店が目的。
    「養命酒工場」なんかめぐったりして、時間を合わせて向かう。
    ICから駒ヶ根高原を目指すように走らせ、ちょっとそれた山道を走らせると、程なく・・・
    目印の「赤いロッジ」の屋根が見えてくる。これだ・・・

    板で囲まれた門には、さりげなく看板があり、いかにも山の中の一軒家にちょっとした意図のようなものも感じさせる。
    20050918070338.jpg
    入り口よこにどっしりと鎮座している
    「蕎麦 丸富」
    の芸術を感じさせるような、鉄製の看板。

    くりぬいた文字の間に風が通り過ぎるのが見えるよう。


    20050918070355.jpg
    ああ・・・、長いこと来てみたかったお店。
    やっとだ。。。
    と思いつつ門をくぐると、かわいらしいアプローチ。

    鮮やかな赤い屋根が、かわいらしく、
    小路の草花とのバランスが微笑ましい。

    そして、目の前に。
    20050918070654.jpg
       
    店の横には、マキがつまれ、どこか、昔の・・・、いや田舎の小学校のような感じ。

    蕎麦とお酒 野のもの料理 「丸富」    


    中に入ると、ゆったりとした空間。横には、木で作られたベンチが並んでいるのは、待ち席かな?

    その横を入ると
    20050918070428.jpg20050918070500.jpg

    ほぉ~・・・。広々とした、ひとつの空間が広がる。高い天井がさらに、開放感を出している。

    ゆったりとした4人がけのテーブルが3つ。
    8人分の大テーブルがひとつと、二人席がひとつが、無造作にそれでいて十分なゆとりをもって配されてる。
    すわり心地もよく、白木のテーブルの肌触りが気持ちよい。

    20050918070245.jpg
    まずは、お水とお箸が置かれる。
    竹で作られた箸置きがかわいらしい。

    又、気取りのない笑顔で迎えてくれる奥さんの応対が、とてもうれしい。
    20050918081811.jpg
    木で作られた表紙のお品書きを開くと、まず「野のもの料理」と掲げた、一言。

    今ではかなりの有名店。すごく緊張して来たけど、周りを見渡すとご近所の家族連れなどが、無邪気に楽しんでいる様子。

    本日の料理や、お酒などがとても興味を持たれたけど、車だしこれから先を急ぐ予定もあるので、念願の蕎麦を頼むことに。

    いろいろお聞きしながら決め、まずは限定の手挽き蕎麦の「雫」を一枚ずつ。
    雫
    雫アップ
    玄蕎麦を丁寧に手挽きして打たれた蕎麦。
    粗挽きの細切りの蕎麦で、蕎麦の粒が麗しく散りばめられている。

    とても優しく、たおやかさのある蕎麦。
    香りが深く立ち込めて口の中に広がる感覚。
    そのままで十分食べてしまいそうな程蕎麦の風味が強い。

    つゆは、鰹の出汁の甘さをほとんど含まない辛口のもの。
    薄めのつゆが、蕎麦の風味を十分に生かしている。つゆにつけると、蕎麦の甘みを強く感じさせる。

    続いて二人で取り分けて、
    「白檜曽乃蕎麦切り」(しらびそのそば)


     しらびそ

    四角の蒸籠に盛られた、極細切りの白めの蕎麦。
    天日で乾燥させた完熟の蕎麦による十割蕎麦で、微粉のような細かな蕎麦の粉が表面を覆う。
    しらびそアップ
    見た目上品なものかと思いきや、口に含むとものすごくすがすがしい蕎麦の香り、風味が漂い、
    思わずはっとしてしまったほど。
    繊細な上に、腰がしっかりとした繋がりも見事なもの。
    まるで芸術品のよう・・・・。
    非常に美味しい!


    つゆは替えられ、甘さをひそかに含んだかなり濃厚なもの。とはいえ、出汁の感じがおいしく、こっちも旨い。
    そのままでも、食べてしまえそうな蕎麦だが、このつゆをちょろっとつけて食べるのもいい。

    そして、粗挽きの粉で打たれた二八の「朝日屋」

    朝日屋

    グレーの中太ぎりの蕎麦で、蕎麦の粒が見える、田舎蕎麦風。
    朝日屋アップ
    こっちは、かなりしっかりとしたどしっとした感じで、見た目よりごわごわ感は全くないつるりとしたもの。かみ締めると蕎麦の風味が広がり、味わい深い感覚。

    比べると、「しらびそ」とは又全く違う一品。
    濃厚なつゆに負けず、これはつゆと味わうとすこぶるおいしい。


    かなり満足してしまう。3種の蕎麦、それぞれが全くと言っていいほど、違う趣の蕎麦。どれもよかったけど、個人的には、「しらびその蕎麦」が一番気に入っちゃった
    20050918070301.jpg
    陶器の湯桶で出される蕎麦湯は、ナチュラルに白濁したもの。
    たっぷり出してもれるので、
    二種類のつゆで堪能できるのも、また楽しい。

    と、堪能してると、ご主人が庭を走っていくのが見える・・・?

    山ぶどう
    なんと・・。
    「庭に生えてる、山ぶどうです」と
    瑞々しい甘酸っぱい山葡萄が食後に出される。

    うーン・・、なんかこういうの、
    たまらない。。


    ずっと、座っていたくなってしまうような空間・・だが、そうも言ってはいられないので、お勘定を。
    ご主人も揃って、顔を出してくださり、お話をして改めて、なんて・・・奢りの全くない素朴で優しいお人柄。この店そのもののような雰囲気。こんなにも有名なお店だから、さぞかしもっと・・・と思っていたが微塵もなく、一発で好きになってしまう。
    気さくな奥様と、とても素敵な夫婦で、ああ・・・、なんていいお店なんだろう、としみじみ感じる。心温かな応対が心にしみた。。

    わざわざ二人だけのために、用意してくださった「雫」、その他の心遣い、本当にありがとうございました。是非、今度は駒ヶ根に宿でも取り、ゆっくりと寛ぎたい・・・、そんな気持ちを抱きつつ。

    ごちそう様でした。来れたこと、とてもうれしかったです。

    *お品書き
    白檜曽乃蕎麦切り(しらびそのそば)1,050円
    朝日屋(粗挽きの蕎麦切り)945円
    手挽きの田舎蕎麦(雫) 945円
    蕎麦掻き 1,260円、おろし蕎麦 1,050円、地鶏のつけ蕎麦 1,700円
    寄せ豆腐、焼き味噌 各420円、本日の野のもの料理 500円~

    昼の湯呑み酒 840円、山三正宗(斗ビン囲い)1,050円、蘭箸待 1,575円


    20050918070408.jpg
    蕎麦とお酒 野のもの料理
     丸 富

    駒ヶ根市赤穂23-180(駒ヶ根高原)
    0265-83-3809
    11:30~15:00(蕎麦品切れにて閉店)
    火曜休





    N様、ありがとうございました

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    コメント
    この記事へのコメント
    もぉぉぉぉ
    prisonさんっ、
    わたしに、ケンカ打ってますぅぅぅ??

    んんんー、もー、絶対もう一度行きたいお店ばっかりなのにーっっ。。
    今度、こっそり、出張かばんにしのびこんじゃいますよーっっ。。
    2005/12/09(金) 00:38:48 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    行って来ました
    今週は長野・諏訪方面の出張。
    諏訪から飯田線で駒ヶ根まで。いやー良かった。
    入り口のベンチ裏返して見てきました。
    なるほどね~。
    来週は野麦@松本だ~!!!
    2005/12/08(木) 22:45:55 | URL | prison #-[編集]
    Man太郎様
    まぁ、やっぱり?すごいきれいな建物ですよね。ビデオは上演時間が合わなかったので、見てないんです。。でも、ここのお姉さんが、すっごいきれいな人でした~。(女の目から見ても。。。)

    ちなみに、「養命酒」買っちゃいました(^^;
    2005/09/19(月) 10:03:09 | URL | yuka #-[編集]
    養命酒工場
    自分も時間調節に使わせてもらいました。皆さんとっても親切で。
    VTR見ましたか?
    2005/09/19(月) 09:38:08 | URL | Man太郎 #J7S1TTU6[編集]
    蕎麦喰い師さま・・・
    >入り口の左手に置いてある木製のベンチの裏

    ええっ、そんな裏情報があったなんて。。
    裏までは・・・さすがに見ませんでした。。
    (ベンチに座ってはみたのに。。ううっ・・)

    そうか・・・
    無理しても、食べればよかった・・と、今、ちょっと後悔の気分も。。(お店に入る前に、SAで牛串なんて食べなきゃよかったっ。。)

    でも、又行きたいです。何しろ、「越百」という課題が残ってるし、今度は駒ヶ根で泊まろう~・・・と改めて。
    その頃は新そばもでてるかしら。。

    私も、どれもそれぞれによかったのですが、スペシャリティーを手繰ったときは、一瞬目が見開きました(^^)

    2005/09/18(日) 18:03:45 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    ちょっと長文 失礼します
    ホッフェ~~ッ
    行きたい・行きたい・行きたい・
     食べたい・食べたい・食べたい
      会いたい・会いたい・会いたい
    ハァ~~ッ 飯田から駒ケ根へ越したんだから、もう一度もっと近くに越してこないかな・・

    惜しかった・・ 入り口の左手に置いてある木製のベンチの裏を見ると可愛らしい文字を見られたのに・・

    そして、もっと惜しかったのは、腹が裂け、懐が凍りついても、メニュー全てやっつけた方が丸富さんの本当の良さが分かったのに・・
    今の時期ならきっとマスの薫製やら地物の野菜の炊いたのやら 地鶏も美味いな(いつも無理言って、半量で作ってもらってます)・・・ いかん、ヨダレが出そうだ。
    私はどのお蕎麦も大・大・大・大好きです。でも、やはりスペシャリティーとしての白桧曽が凄まじいかな・・

    近いうちに、何が何でも、時間とお金を作って 行ってやる!!
    夜は同じ駒ケ根の「越百」で決まり!

    何にしても、とても良い旅のようで良かったですね! 体は疲れても、心は満たされますよね!
    「丸富」店主夫妻はあの辺りの空気のように澄んで清々しい。お蕎麦無しで、あの人に会うがためだけで行っても良いと思うほどです。
    2005/09/18(日) 11:36:11 | URL | 蕎麦喰い師 #ZEqp4aRo[編集]
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