つれづれ蕎麦 
    宇都宮 「石奈多」 親子饗宴
    2012年10月25日 (木) 01:20 | 編集

    大満足で「源平」を後にし、
    まだオープンして間もない「栃木ロマンチック村」にちょっと寄り道。

    どっさりと盛られた、地元新鮮野菜など買い物などしていたら、
    そろそろ2時、昼の混雑も過ぎた頃かな、
    と、次の目的地、程近くの「石奈多」さんへゴーゴー niko.gif

    山と林檎、野畑の広がる、全くの里山景色を進んで行けば、

    12-10-24-石 栗

    お店の周りには、たわわに実った栗の木。

    12-10-24-石 りんごあぷ

    林檎園の真っ赤に色付いた林檎を眺めたりと、

    12-10-24-石 案内

    長閑な田舎の風景を楽しみながら小径を抜ければ…、

    12-10-24-石 案内から
    12-10-24-石 案内から見えた

    垣根の間に見えてくる、

    12-10-24-石 店

    赤い屋根のどっしりとした、暖かみ溢れた古民家 futt.gif

    巣鴨「菊谷」で料理長として働いてきた杉山君のご実家、
    ご結婚され、若い奥様と一緒に実家に戻られ早ひと月、
    お父さまと共に働く姿を拝見したくて…

    栃木 「そば処 石奈多」


    12-10-24-石 新あおすすめ

    入口に置かれた「本日のおすすめ」品書きに目を通し、
    ずっしりと重みのある扉を開けば、

    12-10-24-石 石臼

    入ってすぐの扉の裏には、以前はなかった石臼が鎮座。
    杉山くんが戻られ、自家製粉に変えたそう niko.gif

    その先の三和土には、もうじき赤々と炭が熾るだろう、
    立派な薪ストーブが置かれ、広々としたお座敷が目の前に広がる。

    12-10-24-石 店内たんす

    靴を脱ぎ上がった、しっとりと体を包むような築150年の古民家。
    高い天井には、年月培った黒い木々の梁が、何本も渡され、
    幾つもの傷が懐かしい太い柱に、人々の息吹感じる壁に床。

    懐かしい骨董和箪笥に、郷愁誘われ、
    昔のじいちゃんちの風景がふっと脳裏をよぎっていく…futt.gif

    12-10-24-石 店内たたみ

    「いらっしゃ~い」と、にこにこと大らかな笑顔のお父さまに、
    久しぶりに会う杉山君は、すっかり落ち着き男前増したよう niko.gif

    12-10-24-石 お茶

    どうぞこちらに…と、用意されていたテーブルに腰をおろせば、
    目の前の囲炉裏が又、ほのぼのとした心地にさせられ…
    ごろん~っとこのまま、寝転んでしまいたい futt.gif

    と、途端に憩っていると、すぐに出されたお茶に、
    添えられたお新香がとても美味しく、

    12-10-24-石 品ニュース

    早速、置かれていた品書きを手に取り開けば、
    「10月より夜の営業始めました」
    「東京のお店で修業した息子による、野菜中心の
    酒の肴を、美味しいお酒の共に楽しんで頂けます」
    の一文。

    戻られてまだひと月あまりだというのに、
    既に東京から何人ものお客さんがいらして下さって…
    と、目を細めて話すお父さまの姿が微笑ましい futt.gif

    12-10-24-石 品一品12-10-24-石 品飲み物

    杉山君の人気の強さを感じながら、
    お天気の中、ロマンチック村で遊んできて喉がカラカラ。

    12-10-24-石 ビア

    まずは、ビールをお願いすると、
    かわいい奥様、若女将が注いで下さる。

    12-10-24-石 突き出し

    すっと出された「突き出し」は、上品に盛りつけられた、
    「えのきのおろし和え」に「菊花のお浸し」

    12-10-24-石 品酒

    この充てに、早速お酒が欲しくなり、銘柄を尋ねると、
    さっと出して下さった、以前はなかった数々のお酒。

    12-10-24-石 酒

    「書いてないんですが、福島の『写楽』もありますよ」
    の言葉で頼めば、出されたお酒は、味わい深い骨董の酒器。

    注げば、ぴゅ~っと小鳥の鳴き声が立つのが風流。
    注ぐだけでも楽しく、これ、いいな~m001.gif

    12-10-24-石 品夜

    とそっと口にし始めれば、
    「夜のお料理なんですが、出来るものもあるのでよろしければ」
    と見せて下さった、半紙に書かれた、杉山君の野菜料理。

    お薦めを聞きながら、幾つか選びお願いしたのは…

    12-10-24-石 鶏二品

    栃木軍鶏の、好物の「鶏わさ」に、「鶉の味噌漬け」

    ふわりとした歯触りに、甘みのある旨さの乗った、鶏わさが絶品
    鶉の玉子の、黄身が半熟という細かな采配が施され…、

    12-10-24-石 栗砂肝

    コリコリっとした山栗に、まったりと絡む味噌が酒をススませる、
    「山栗と鶏肝のもろ味噌漬け」に、

    12-10-24-石 じゃがいも

    柚子の風味というのが珍しい、「柚子風味の粉ふき芋」

    12-10-24-石 揚げ茄子

    定番メニューの中から選んだ「揚げ茄子」はたっぷり。
    さっと揚げられ、とろりとした茄子はやっぱり旨いっbuchu-.gif

    12-10-24-石 とんぶり

    「菊谷」時代からの、杉山君のオリジナル
    「とんぶりの葛練り」を頂き、お酒もお代り niko.gif

    12-10-24-石 酒2

    会津のお酒「會州一」は、これも細工が素晴らしい、クリスタル。

    12-10-24-石 そばがき

    是非に、とお勧めされお願いした「そばがき」は、これはすごいっbikkuri.gif
    丸抜き蕎麦粒をすり鉢で摺って練ったそうで、
    これは、まるで蕎麦粒おはぎだっwao.gif

    12-10-24-石 そばがきあぷ

    出来たてほかほか立つ湯気は、むわ~んとたまらない香ばしき香り。
    口にすれば、もちっとしながらもふわっと軽やか。
    口中駆け回る粒感に、飲み込めば、いつまでの残る芳しき余韻。

    ん~っ…、これ、ものすごーく美味しい love.gif

    12-10-24-石 椎茸

    さらに、地元で採れたという、びっくりするほど大きな椎茸。

    12-10-24-石 椎茸たべ

    かぶりつけば、じわっと滴るような瑞々しさに、
    濃厚な椎茸の味わいが広がり、これはたまらな~い buchu-.gif

    さらに「四季桜」黄ぶなのお代りもして、
    久しぶりの杉山君のお料理にお酒をしっかり満喫。
    いよいよ、お蕎麦を頂きましょう niko.gif

    12-10-24-石 品冷そば

    と、昼のメニューお父さまのお蕎麦の品書きと揃えて眺め、

    12-10-24-石 そばニハチ

    まずお願いしたのは、お父さまの打たれた、「会津のかおり」の二八そば。
    三っつに分けて盛ってくれるのが、うれしいな futt.gif

    12-10-24-石 そばニハチあぷ

    鼻先に寄せれば、い~い香り…futt.gif
    しっとりと落ち着いた香ばしい香りに、二八ならではの喉越しのよさ。
    もちっとした腰の歯ごたえも気持ちよく、
    素朴でほのぼのとした良さ溢れた、美味しいお蕎麦 niko.gif

    あっという間に手繰ってしまえば…

    12-10-24-石 そば生粉

    これも三等分して盛られた、息子杉山君の打たれた、
    益子産常陸秋蕎麦の、十割蕎麦。

    12-10-24-石 そb阿生粉あぷ

    極細近く、端正に断たれた繊細な蕎麦は、洗練された輝きがあり、

    12-10-24-石 そば生粉たべ

    しっとりとしたしなやかな腰に、噛みしめる途端に広がる芳しき香り。
    ふっと消えるように落ちる清々しい喉越しに、
    巣鴨からぐんっと磨きがかかり、これは美味しい hahha.gif

    田舎の古民家で頂く、垢ぬけた清らかな蕎麦を頂いて…

    12-10-24-石 玉子とし

    さらに、もちょっと、とお願いした「玉子とじそば」

    12-10-24-石 たまごとじあぷ

    ふっくらとした玉子がたっぷり丼覆う、見事なとじそばを、
    三人で取り分け頂いて…

    12-10-24-石 蕎麦湯

    すっか~り、お腹いっぱい、
    とろとろ蕎麦湯をゆっくりと頂いていると、

    12-10-24-石 茶たててる

    いつの間にか、若女将が炉の前でお茶を点て始め…

    12-10-24-石 茶

    最後に頂いたお抹茶が、ほおっと心に染みていく futt.gif
    添えられた、栗と南瓜の羊羹を頂き、
    満喫した、古民家での昼下がり。

    ご馳走様でした~hahha.gif

    お父さまに、お二人の笑顔に見送られお店を後に。
    父から息子へと次の代へと引き継がれ、
    さらに飛翔し、生き続ける大切な何かを感じさせられ…

    又訪れたい、ますます成長していくだろう、
    新しいお二人に会いに…futt.gif


    運転して下さったT様、そしてM様、ありがとうございました~hahha.gif


    12-10-24-石 店あぷ
    「そば処 石奈多」

    栃木県宇都宮市石那田町1101
    028-669-3033
    11:00~16:00
    火曜・第2、第4月曜定休
    禁煙、Pいっぱい

    お店のHP


    2011年 1月27日 古民家で頂く、心に染みる料理に蕎麦

    りんも早くも、いや、ようやく(?)2歳。
    甘えん坊なのは、相変わらず…niko.gif

    014.jpg

    ずっとずっと、一緒にいようね futt.gif      

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    コメント
    この記事へのコメント
    蓼喰人様
    私も心配しつつの訪問でしたが、奥様よく気が付き、昼時の混雑もうまく応対なさっている様子でした。

    東京とは違って、繊細な野菜料理というのは、又田舎にあって珍しいものようで、近くのお客さんも徐々に増えてきているようです。
    菊谷という枠から離れ、のびのびと仕事されているようで、安心しました。
    お料理もますます、個性が出てきているように思います。
    蕎麦も、手挽き、石臼挽きと使いこなしているようで、丁寧な美しい蕎麦でした。
    交通の便は不便ですが、一度ぜひ…。
    杉山くん、きっととてもとても喜ばれると思います。
    2012/10/31(水) 08:11:47 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    上々のスタートの様で安心しました
     こんばんは。
     私も杉山君は石神井時代から好青年という印象があり、それに加えて「菊谷」で見せていた繊細な野菜料理の数々から、良い料理人になったことを嬉しく思っておりました。
     実家を継ぐことは喜ばしい反面、勝手の違う場所で、彼の仕事が受け入れられるかどうかを案じておりましたし、最近訪れた方々の店の主人からも心配する声を耳にしました。
     何とか好調なスタートが切れている様子、安堵いたしました。
     私も何としても訪れてみたい気持ちはあるものの、やはり便の悪さからなかなかチャンスが有りません。
     yukaさんの文章や写真を拝見し、是非一度伺わなくてはいけないと言う思いを強くしました。
    2012/10/30(火) 21:12:54 | URL | 蓼喰人 #-[編集]
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