新蕎麦も、新米も秋、と育ってきたけれど、
何年か前から、ちょこちょこと見かける、夏そば。
早撒きしたお蕎麦なんだ、と何気なく食べてたけれど…
きちんとこのお蕎麦について知りたくて、
今日は、都心からもすぐ近くの、三芳の蕎麦畑へ見学訪問 。
東武東上線鶴瀬駅から、バスに揺られ、
降り立ったのは、「みよしそばの里」
今がまさに見頃、可憐な蕎麦の花が咲き揃い、
目の前一面に広がる、白い絨毯 。
「美味しい実を付けてね」と、心の中で呟いて…、
この辺り一帯の畑を統括している、
蕎麦生産者、船津さんのお店へと 。
広大な蕎麦畑を後ろに、ぽつんと建つ、
ほのぼのとした山小屋風、ログハウス。
三芳 「みよしそばの里」
すぐに迎えてくれたのは、取締役船津さん。
「春薪き夏そばとは」、「夏蕎麦の品種は」、
「地域によっての夏蕎麦」、「夏蕎麦の栽培」、
「夏蕎麦と秋蕎麦の違い」、「夏蕎麦の良さと弱点」、
「夏蕎麦を作るようになった経過」、などなどなどなど…
聞きたくていた事を、丁寧かつ分かりやすく説明して下さり、
熱い口調で語る、船津さんの蕎麦への情熱をしっかり感じ…
あっと言う間にお昼、お客さんもちらほらと入り出し…
私もお蕎麦、頂きたいな 。
品書きは、二八(680円)、十割(950円)、そばいなり(90円)、
シンプルにこのみっつのみ。
お願いしたのは、三芳の蕎麦、「十割そば」
思ったよりも細切りの蕎麦は、顔を寄せれば、
ふわ~んと漂う、ふっくら芳ばしくい~い香り。
先日食べた、「一東庵」の蕎麦を思い出す 。
程良い腰に、機械切りとは思えない穀物感があり、
噛みしめる毎に広がる豊かな味わい、美味しいな。
何より、真っ白に花咲く蕎麦畑を目の前にして、
手繰る蕎麦は、又格別 。
さらに、密かに好物、「そばいなり」も頂いて…
しっとり炊かれたお揚げに包まれた、蕎麦が旨いっ。
さらりとした蕎麦湯を頂きながら、
目の前の蕎麦畑に、これから採れる「夏そば」に想いを馳せて…
ご馳走様でした~、
そして、いろいろ教えて頂き、ありがとうございました~。
この蕎麦が、収穫されるのは、今月末から。
楽しみだなぁ…

「みよしそばの里」
埼玉県入間郡三芳町大字北永井30-3
049-259-6022
11:00~16:00
(直売所は~17:00)
土日定休
禁煙 Pたくさん
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そうなんです…。
今は畑業務だけになったそうで、
私もとても残念に思っているところです…(´ρ`)
お店自体無くなっておりました・・・
残念です
早速訂正しておきます。
お勉強会は…、3人だけで、
お願いして質問させてもらっただけで…(^^;。
蕎麦畑に囲まれて手繰る蕎麦は格別ですよね♪
こちらに辿り着きました
そして みよしそばの里に初訪問
目の前を何度も通っていたお店でした
とても美味しくいただきました
お蕎麦の勉強会もあったのですね
定休日が土日に変わっていましたので
お知らせついでにコメントさせていただきました
なんだか、しみじみ考えさせられます。
何はともあれ、
収獲はもうすぐ!
楽しみです!!
今年のそちらの蕎麦の状況、又教えて下さい!!
でも、蕎麦も元々タデ科の雑草、負けてはいませんよ(^_^)v
秋蒔きならば一度の土寄せ(畝立てです)でかなり効くのですけど…
早くも異常気象(例年比)発生で、耕作地の一部が水冠り。作物(ソバ)は逞しいのですが、人類の発明品=機械類が水被りには弱くて…
これは私の課題でもあります。
人類規模では各種大気汚染、温暖化抑止が大きな課題だと思います。単純にCO2抑制如何の話題ばかりですが、自然の予知不可能な反応は入っていません。
こういう時にはこれ位に、という強制力を伴う基準・規制がないと、これから先はもっと極端な現象が地上を見舞うのではないでしょうか?
こちらの方が心配です。
私は、『原発減らす方向』で個人的に頑張ります!!
私は、電車で初めて行ったのですが…
蕎麦の花見をしながら手繰る蕎麦、格別でした(u_u*)~。
あ、無関係です…。
そうなんです、
私もいろいろお聞きしました。
ただ、秋の台風を危惧する事がないので、収獲はいいそうです。
ただ、反対に、開花時に雑草も一緒に元気なんだそうで、
それも大変だったと…。
私もこれまで食べてきて、
夏そばは総じて、爽やかな味かと…。
何あともあれ、この蕎麦の花のつける実を楽しみにしています。
プロっぽくないお蕎麦でした。懐かしい。
ソバの花が盛りですね。
ご存じのとおり(?)、私も春蒔きをしています。幾多の失敗にめげず(・。・;、6年はやっているかな?
私の場合は3月下旬播種の6月中旬収穫で、梅雨の入りが早いと(つまり今年のように)「春そば」とならず、「梅雨時そば」となってしまいます。
こちら(三芳)の場合は、恐らく梅雨明けてからの収穫でしょう。
とすれば、日照時間が長く、草体が徒長する、開花が続いて結実が遅れるなどの問題が予想されます。刈りどきが難しく、花が咲いていても黒化した実が多ければ刈り時となりましょう。放置すれば落実、雨が多ければ穂発芽も多発します。
春蒔き専用の種とは思いますが、実が充実できない秕(しいな)が多発することも悩ましい。
結果的に収量が秋作に比べてガクッと少なくなる。
などが私の経験&観測知です。
そして致命的なのが味わい。これが「超爽やか系!」なんですねえ...
色は綺麗に出るんですけど(=鶯色)。
総じて、労多くして・・・なんで、物好きが道楽でやるようなものに。
しかし、ソバの生命力の逞しさと花に惚れ込んで続けてしまうんですよ(^_^)v
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