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    つれづれ蕎麦 
    東村山市 「ごろう」
    2006年04月30日 (日) 23:06 | 編集
    天気はいいのだが・・、なんとなく気分が晴れない。
    「せっかくだから、ドライブにでも行こうか」と、彼に連れ出され外へ。

    これといった目的もなかったけど、車を走らせ外の空気を吸うのはやっぱり気持ちがいいなぁ

    東村山あたりまで来たので、じゃあ・・・とばかりに、気になっていたお店を目指してみる。

    東村山から北上し、小さな商店街を走らせると、「あ!ここっ」「ここも・・・」と、名前を聞いたことのあるいくつかの武蔵野うどんのお店が、あちらこちらに。はぁ~・・・、さすが!東村山。「むうどん」の町だなぁ、と感動しちゃう。いくつかのお店の前では、並んでる人さえ見られて、ちょっと興味も覚えたけど、ここまで来たからにはやっぱり、目的のお店へ・・。

    何度か回り道をしながら、商店街からふっと離れた・・・、のんびりと散歩したくなってしまうような、のどかな風景。
    その先に・・・、これが又、なんともかわいらしく風景に溶け込んだような、一軒の小さなお店。

    20060501080007.jpg


    「手打そば処 ごろう」

    のれんや旗がなかったら、到底蕎麦屋さんだなんて思わないだろうな・・・
    入り口のアプローチには、たくさんの草花が植えられ、なんだか東京であるのを忘れてしまいそうな感じ。
    どこかの田園の中で立ち寄った・・、そんな気分に、なんだかひどくほぉっとしてしまう。

    しずしずと、のれんをくぐって扉を開けると、あらら・・・、なんと満席。
    「すみませんが、外のベンチでお待ちしてもらえますか?」と、お姉さんの丁寧な応対で、外のベンチでしばし待つことに。
    20060501080258.jpg
    これまた、ちょっと時代後退したようなレトロなベンチで、出してくれた蕎麦茶を飲んでると、現実からちょっと遠のいたような、不思議にのほほん~・・とした、気持ちになってくる。

    こういう自然のあるところって、やっぱりいいなぁ・・・


    と、ほどなくして、「お待たせして申し訳ありませんでした・・」と呼ばれ、改めて中へ。
    本当に、普通の民家を作り変えたような、いい感じの昭和の空気の流れるような小さなお店。だが、厨房の一角には、きちんとした打ち場があり、それを囲むように3卓のテーブル席。奥には和室の部屋のお座敷席。

    品書きを広げると・・・、「ん?」 ネットや本で見てた情報とちょっと違う?
    確か・・・、蕎麦は七三と十割、そして玉子焼きや、「ごろうご膳」なるものがあったと思ったが・・?
    書かれたものは、とってもシンプルで、「せいろ」を始めに、「辛味大根」「とろろ」「天せいろ」、そしてカレーうどんと煮込みうどん。

    七三の蕎麦・・・、にちょっと不安も感じたけど、(それしかないのだし・・)それをお願いする。
    どうやら、厨房ではおばさん一人が切り盛りしてるよう。ご主人はどうしたのかなぁ。
    20060501080133.jpg
    ふっと、見上げると立派な品書きがかけられた板があり、その横には、蕎麦の説明。
    なんだかちょっとこだわりも感じられるような・・
    蕎麦は幌加内らしい。
    おしっ、七三の蕎麦とやらを味わってみよう~なんて気分になってくる。


    そして、しばしして目の前にだされた、「せいろそば」
    20060501080025.jpg

    やや白めの蕎麦だが、エッジは鋭くいい感じ。薬味には、きちんと摺られたような山葵とネギ。
    20060501080215.jpg
    さて、と、口に含むと・・
    美味しいっ♪ しっとりとした腰があり、暖かくも優しい蕎麦の風味。
    ガツンっ・・・とくるものではないが、しみじみとした味わい。
    丁寧に練られたような腰のある蕎麦をかみ締めると、後には蕎麦の甘みが漂ってくる。


    これが、七三っ?
    きちんと蕎麦の風味があるし、それなりに香りさえ。しかも、つなぎ感を感じさせないもので、下手な十割よりずっとずっと蕎麦を感じられるではないか・・。

    なんだか、これはちょっとびっくりで、改めてお姉さんに「七三・・、で打たれてるんですよね??」と確かめると、確かにそうだという。「おばさんが打たれてるんですか?」と尋ねると、そう、とのこと。ん~?今はおばさん一人で打ってるのかな・・・。

    20060501080730.jpg
    150円増しの大盛りを頼んだ彼も、
    特に蕎麦好きというわけでないからこそか、時にかなり厳しい評価をするのだけど、
    「又来てもいいなぁ~」
    との感想。

    んん~・・、蕎麦にもいろいろあるんだなぁ、としみじみ感じる。


    20060501080247.jpg
    しかも、食べ終える直前に出された蕎麦湯が、これまた濃く白濁したもの。
    口当たりの優しい、とてもクリィーミーな蕎麦湯が、これ又非常に美味しい。

    ああ・・、
    こういう濃い蕎麦湯、久しぶりっっ


    つゆは、丸みのある濃い目のもので、蕎麦との相性もよかったし、蕎麦湯と合わせるのもグット。すっかり飲み干してしまった。

    食後には緑茶が出され、ほぉっと。 なんだか、ちょっと空間トリップしたような、そして、厨房から流れるおばちゃんの素朴で優しい空気に気持ちが溶けてくるような・・。

    「ごちそう様でした~」と、席を立つと、何度か丁寧に「ありがとうございました。お気をつけて・・」と、忙しい中言葉をかけてくれたのが、とてもうれしい。

    昔、田舎に行った時に感じたような、牧歌的な、懐かしいような、そんな気持ちが湧き上がり・・・。又、ふっと来て見ようかな、歩けるようになったら、今度は散歩がてらに、と・・・

    *お品書き
    せいろ 650円、辛味大根おろし 900円、とろろ 900円、天せいろ 1,600円


    20060501080231.jpg
    そば処 ごろう

    東村山市多摩湖町1-29-1
    042-393-7241
    11:30~15:00
    月曜休(4月から) P5台






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    コメント
    この記事へのコメント
    ななし様
    はい(^^)。息子さん(青梅の)からおききしています♪
    2017/02/04(土) 09:18:45 | URL | yuka #-[編集]
    承認待ちコメント
    このコメントは管理者の承認待ちです
    2017/01/27(金) 17:31:43 | | #[編集]
    Kaz様
    こちらこそ、ありがとうございます!
    これからも、よろしくお願いいたします。
    2006/05/02(火) 17:17:38 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    yukaさんありがとうございます。
    HPとブログにリンクさせていただきました。
    2006/05/01(月) 15:08:59 | URL | kazu #-[編集]
    Kaz様
    こちらこそ、はじめまして♪

    恐縮です・・・。
    見ていただけて、光栄に思います!

    ひたちなかの駅近くなんですね♪
    そちら方面に伺うことがあるので、今度是非、寄らせて頂きたいです。
    コメント、ありがとうございました。
    2006/05/01(月) 13:36:05 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    真秀さま。
    そうなんです・・。
    「若いご主人が切り盛りして」、っと思っていたのですが。

    夜の営業も今はないみたいです。
    何かあったのかしらん~
    2006/05/01(月) 13:34:03 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    すばらしいブログですね。
    はじめまして。
    そば屋です。
    こんなすばらしいブログがあったなんて感動しました。
    2006/05/01(月) 12:20:35 | URL | kazu #-[編集]
    おや?
    yukaさんも言われるとうり、
    少しお店の様子やお品書きが変わったみたいですね。
    以前、行った時は、3色やセット物が
    メインだったはずなのですが。
    お蕎麦も写真を見ると
    切り方が違うような気が。
    以前は、二代目のご主人打たれていたはずなのですが。
    2006/05/01(月) 11:12:47 | URL | 真秀 #p6owyR5Q[編集]
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