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    つれづれ蕎麦 
    中野 「照庵」
    2006年07月20日 (木) 23:26 | 編集
    大江戸線での移動中だったので、お昼を途中下車して取ろうと、「中野坂上」で下車。
    山手通と大久保とおりの交わる交差点を左に折れると、それまでの殺風景な大通りが途端、商店街の顔を見せ始める。

    通りの一本脇に伸びる、遊歩道のような道を歩くと、ひょんっと看板が眼中に入ってきた。

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    「手打ちそば 照庵」

    普通のマンションの表に看板があって、どうやらこの地下らしい。人気がほとんどないので、なんだかちょっと不安・・・


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    恐る恐る入り口に回りこむと・・・

    看板に手書きでご主人の心が伝わってくるような一言が書かれ、ランチメニューの案内。
    ちゃんと「営業中」と出てるのでちょっとほっとしつつ、この横の階段を下りる。


    降りていくと、蚊取り線香のような匂いが漂い・・、しんっとした入り口が見える。
    20060721072314.jpg20060721072324.jpg

    入り口の前には、何やら禅味のあるような一角が。。もしかして御香の匂いだったのかな・・。

    しずしずと・・、入り口の戸を引く。
    んん? 午後の1時をすぎた頃だが、人の気配が・・、なくしんっとした店内。いや、静かにクラッシックのBGMが流れてるから、静かというわけではないのだが、空気がしんっとしてる感覚。かなり狭い店内は乱れがなく、小さなテーブル2つ、4人がけのテーブルが3っつきちっと整列されている。

    無駄のない、それでいて小さな飾りを置かれた感じ、なんとなく「冬林」に通じるような禅味を感じる。
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    壁にかけられたお品がきを見ていると、やっとご主人が顔を出してくださり、ようやくほっと・・・

    パチンパチンと、間接照明を付けてくれて、ようやく店らしい雰囲気に。
    お茶とおしぼりを出して頂きながら尋ねると、品書きはこの書かれた看板だけらしい。


    今日はさっくりと「もりそば」を。表のランチの鮪丼とのセット(880円)も気にはなったけど、お蕎麦は「半そば」だったので、やっぱりお蕎麦をメインに食べたくて。

    どうやら、ご主人一人で切り盛りしているよう。看板のメニューを見つめつつ、水切りの軽快な音を聞いていると、しばししてご主人自ら運んでくださった蕎麦。
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    薄いグレーの細切りの蕎麦。ぱっと見は、あまり特徴がないような・・
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    などと思いつつ、一口手繰ってみると、んっ 、これは・・、なかなか♪
    口もとに寄せると、爽やかに香る。きりっと冷水で〆られた蕎麦は、心地よく歯に返す腰のあるもので、喉越しもいい。噛み締めると涼しい蕎麦の風味が漂う。
    この、細すぎず、江戸前よりはやや太めの感じが又いい。


    うれしく手繰りながら、よくよく見つめると、時々星が散った部分もあり、その切り口が気持ちよい鮮やかさを見せている。

    つゆは、主張しすぎない程度に抑えた出汁の利いた辛口。かなり辛めかな?と思ったけど、蕎麦と合わさると非常にいい感じ。又、薬味の山葵が美味しい。今摩り下ろしたばかりという感じの、フレッシュなもので、多分鮫皮の卸で丁寧に掏られたのではと憶測できるもの。
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    蕎麦と一緒に出された小鉢の、
    「青梗菜のおひたし」。

    やさしく出汁のかけられたもので、蕎麦湯と一緒に楽しむとこれもいい。こういう小さな小鉢っていうのも、いいかも。


    ナチュラルであろうが、白濁した蕎麦湯を飲んで、一心地つけ席を立つ。お勘定をしながら、ちょっとお目当てだったので「粗挽き蕎麦はやってないんですか?」と尋ねてみると、土曜日だけとのこと。んー、これは「土曜日に」来てみないと!。聞くと、こちらのご主人も脱サラして始めたとのことで、控えめな感じのご主人だけど、思いが込められたような気持ちが伝わってくる。

    「又是非、いらして下さい」と言われ、丁寧に挨拶して下さりお店を後に。うんうん、又来てみようかな。もうすこ~し、駅から近いとうれしいけど、粗挽きの生粉打ちは食べてみたい。それと、看板に書かれた「鴨玉そば」っていうのも、なんだかとっても気になって。

    夜や週末は、もう少しお客さんがいるのかな。ちょっと、憩うには静か過ぎる感じもしたけど・・、ああいう空間だと、いろいろ瞑想できそうでそれもいいかもしれないな、などと思いながら階段を上り振り返るとりっぱな木の看板。

    なんだか、とってもがんばって欲しいなぁ、なんて心でつぶやき・・・
    「ごちそう様でした。。

    *お品書き
    もりそば、かけそば 各840円、掻き揚げせいろ 1,370円、磯おろし 890円、
    とろろそば 1,370円、なめ茸そば 1,050円、かき南蛮 1,680円、鴨南蛮 1,680円等
    出汁巻き玉子 780円、つくね串 580円、かきの酒蒸し 890円、蕎麦掻 1,050円等
    八海山、一の蔵、越の寒梅、吉乃川、上喜元など700円~


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    吟味した素材国内産100%の粉に心を込めた手打そばをご賞味ください
    「手打ちそば 照庵」

    中野区中央2-23-4 グレースY地下1階
    03-3368-3488
    11:30~14:30 / 17:00~20:00
    日曜、第1、3月曜定休









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    コメント
    この記事へのコメント
    ふつ~様
    はい、やっと行って来ました・・。
    (病院のベットからの願望だったので)

    ほんっとに、隠れ家ですね、全く。
    よかったです。期待どおりでした。

    でも、ちょっとお昼にはさびしいくらいの、人気のなさだったので、なくなって欲しくないなぁ、なんて心配してしまいました。今度は、夜にも訪れてみます。
    2006/07/22(土) 09:13:47 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    おっ、ついに
    なかなかよかったでしょう、ホントに隠れ家という感じであまり有名になって欲しくないような気もしますが・・・
    二度ほど蕎麦の会もやったのですが、夜は奥さんも居たような気がします
    2006/07/22(土) 02:21:33 | URL | ふつ~ #h2xkut0A[編集]
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