吉祥寺 「中清」

2006/08/24/19:52  [東京都下の蕎麦]吉祥寺 画像あり

吉祥寺で所要があり出向き、すっかり用を済ませてから、ちょっと遅めのお昼。
入院中からずっと気になっていたお店へ、今日は行ってみよう・・。

いろいろな方のブログや、HPを見ては気になっていたけど、先日、信頼おける知人の話を聞いたら、とにかく行ってみたくて仕方なかったところ。

吉祥寺の駅からは、ほど・・・遠い 、分かってはいたけど、この暑さの中を歩くと、さらに遠く感じてしまう。でも!今日は、絶対行ってみたい・・。

五日市街道を出て、成蹊学園を目指すようにしばらく歩くと、やっと眼中に看板が入ってきた。
着いた~っ・・・

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普通の町のお蕎麦屋さん風情。 でも主張のある暖簾が大きく入り口に掛けられ・・・、ん?「清田」?
  
  「手打ち 中清」


創業80年。三代目の現在のご主人が、それまでの町蕎麦屋から、勉強を重ねて手打ちのお店にしたという。店の入り口には、品書きが置かれ、それには、たくさんの品書きの中に、「常陸秋蕎麦」「きたわせ」「やまがそば」などが出ている。
うんうん、期待十分

2時になろうかの昼下がり。先客はひとりのみ。
テーブル席が5卓ほど、そして小上がりが2卓。窓際のテーブル席に腰をおろしてみる。
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素敵だとか、センスが・・とうのではないが、
年月と、たくさんの人が出入りしたような、暖かさの感じる店内で、なんだか非常にしっくりくる。こういう店、私好きだなぁ・・。

天井近くには、達筆で書かれた酒の品書き。
石川のお酒がずらっと・・。


用も済んだことだし、この半紙の列を見たら・・、ちょっとだけ頂いちゃおうかしら。
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「加賀鳶」を頼むと、今は切れちゃってるとのことで、まだ飲んだことがなかった「宗玄」を頂く。
心地よく出してくれるのもうれしいな~
口当たりの爽やかな、それでいて旨さのある美味しいお酒。

あてには、もやしの和え物。


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品書きをぺらぺら眺めると、お料理も多い♪。気になるものもいくつかあったけど、とりあえず「そば味噌」を。

香ばしく煎られた蕎麦の実がカリカリとして美味しい、濃厚な蕎麦味噌。

やっぱり、お酒にはこれが合う~。


頼みながら、「今日はどこの蕎麦なんですか?」と尋ねると、なんっと、今日は、バイクの修理?とかで、手間取っちゃったらしく、普通のお蕎麦しか打ってないとのこと・・。十割も、粗挽きもないらしくて、すごく申し訳なさそうに女将さん?が、謝ってくださる。

まあ、それでも「更級そば」と「田舎そば」の二種類があって、(外二だそう)、田舎そばの写真が美味しそうだったし、今日はこれを頂いてみよう。
と、ゆっくりやり出したら・・・、

再び女将さんがいらして、「もし、もしお時間あれば、今から打ちますけど・・・」と、おっしゃってくださるではないのっ
「えっ?いいんですか?」
「はい、せっかくなら・・
とおっしゃってくださったので、よぉし、ゆっくりしていっちゃおう、と待つことに。

そうこうしているうちに、一組、また一組、そして4人ずれ・・、と2時もとっくに回ったというのに、入れ替わりにお客さんが入ってくる。一杯やり始めるおじ様もいたり、適度な賑わいを見せたお店は、また心地いい。

お酒もなくなり、しばしすると、「できましたよ♪、お持ちしましょうか」と、声がかかり・・、
打ちたての「粗挽きそば」が目の前に。

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ほぉぉ~・・、しっかりと粒々が表面を覆った、この猛々しいまでの切り口。顔をよせると、草のような爽やかさのある、蕎麦の香りがふわ~・・と漂う。

まずは一口。しっとりと食い込むような腰、そして、ざらつきを感じながらかみ締めると、蕎麦の風味がじわ~っと、そして甘みを残していく。美味しい!。
添えられた塩で食べると、さらにくっきりと蕎麦の味を感じられる。

薬味の山葵は、摩り下ろすもの。そして、珍しいのは、刻み海苔もついてる・・(使わなかったけど)。
つゆは、鰹の風味の出た、やや甘めのものだが、まろやかさとこくが交じり合って悪くない。

それと、「よかったら、これは昨日打ったものなんだけど、又、ちょっと違っておもしろいから、食べてみて」と、小皿で出してくれる。

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打ちたてに比べて、やや色目が濃く、こちらの香りは、なんと香ばしい豊かな香り。
やはり、しっとりとしたもちもちするような腰をかみ締めると、又違う、滋味なる蕎麦の風味がとても濃い。なんとっ、一晩寝かせ蕎麦、美味しい・・。

ナチュラルな蕎麦湯は熱々で、ほお~っと。

帰り際尋ねると、どちらも「常陸秋蕎麦」で打ったものとのこと。
「結構、お客さんでこれもいい!」って言ってくれる人がいてねぇ、なんて話しをしながら、しばし立ち話。

いやぁ、ここは、噂以上にいい店だ・・
又ひとつ、ゆっくりと立ち寄れるお店が見つかった・・と、とてもうれしい。
蕎麦もいいし、女将さんがなんだかとても暖かくて、こういうのがなによりも大切なような気がする。

「又、ぜひ来ます 」と言った時、ちょっと顔を出されたご主人とも、今度はお話してみたいな・・。

ごちそう様でした。なんだか、とっても気分がいいな~・・

*おしながき
もりそば(更級、田舎)580円、粗挽きそば 900円、追加せいろ 200円、鴨せいろ 950円
卵とじ 630円、とろろ(温・冷)750円、カレー南蛮、マーボー 750円、天ざる 1,350円、
冷やしたぬき 700円、冷やしカルビ 950円、クリームうどん 900円(食べてみたい)
蕎麦味噌 300円、ほたるいか 550円、もみじこ 500円、揚げなす 500円、そばがき 750円、豚ちんかん 600円、板わさ 450円、などなどいっぱい

石川の地酒各種 550円~


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「手打ち 中清」

武蔵野市吉祥寺本町4-4-15
0422-21-2891
11:00~21:00
不定
近くにコインPあり


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