松本 「満」 「無庵」縁の古民家でしっぽりと「蕎麦会席」

2020/03/25/21:25  [甲信越の蕎麦]長野 画像あり

東村山「土家」さんにお聞きしてから、
行きたくていた、5年越しの念願のお店。
年明けから楽しみにしていた、「トム号」春の遠征 車・く~1

20-3-25 店

松本市街、女鳥羽川に程近い細い路地に、
見逃してしまう程に、そっと佇む古民家。
立川「無庵」出身らしい、趣きある佇まい futt.gif

松本 「満 -mitsu -」



暖簾を潜り、女将さんに丁寧に通され入れば、
は〜、いいなあ…futt.gif

年月培った板の間に、黒光りする柱に天井、
陽の光を遮った落ち着いたほの暗さに、
ゆったりとした木のテーブル。

昼夜、3組だけという贅沢さ。
頂くのは、お昼の「蕎麦会席」。

まずは乾杯、
ハートランドビールに「自家製かりんソーダ」で、
喉を潤すと程なく、「季節の点心盛り合わせ」。

一皿に美しく盛り付けられたお料理は、
「ホタルイカとつくしの粕漬け」に、「椎茸と鰊煮」、
さくっほこっの「鯉のから揚げ」に、「菊芋チップ」、
「鴨の炙り」に、「独活の煮物」、
まるで菜花のような「野沢菜のお浸し」、
「焼き味噌」は香り爽やかな「蕗味噌」…。

お酒も地元長野のお酒、
すっきりとした「水尾」に「松尾」を合わせ、

出汁たっぷりの「出汁巻き玉子」には、
ざくざくの鬼おろしよく合い、
「信州サーモンのマリネ」には、
粉チーズ風の卯の花パウダーが振りかけられ、
天然クレソン、つまみ菜、ハコベ、浅葱…、
新鮮な野菜が美味しい。

最後は天ぷら、「フキノトウとしらすのかき揚げ」。
丸く揚げられた姿も美しく、
しらすがふっくら、フキノトウの香りが口いっぱい。

一つ一つ丁寧に仕込まれたお料理は、
期待を裏切らない、素晴らしい品々。

そして、〆の蕎麦の美しさ。
半透明のグレーに輝く蕎麦には、無数の蕎麦のホシが散り、
心地のいいコシに、喉越し軽やか。
ふっくらとした香りに、爽やかで香ばしく、
ずっとずっと食べていたくなる。

蕎麦湯はとろりと濃厚なポタージュ仕立て。
出汁まろやかなしっかりとしたもり汁に注げば、
まるで一品料理のよう。

最後の甘味、「しもしらずの羊羹」の
さっぱりとした上品な甘さでにっこり。

にこやかで丁寧な女将さんのもてなしに、
松本にいたら、通ってしまいたくなる一軒。
ああ、写真を残したかったなあ…。
(※店内、料理の撮影禁止)

20-3-25 看板
「満 mitsu 」

長野県松本市大手5-3-4
0263-34-8103
11:30~14:00 / 17:30~21:30
(完全予約制)
木曜定休
禁煙
P(要予約)
お店のHP


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