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    つれづれ蕎麦 
    小金井 「みやざわ」
    2006年10月01日 (日) 17:52 | 編集
    かれこれ考えると、一年以上前・・・。
    「お昼、どこで食べようか」の彼の問いに、新そば時期には十割があると聞いて、行って見たくなっていたところ。

    小金井と府中の間の住宅街。
    素敵な家が連なる中にたたずむ、いわゆる「住宅街の蕎麦屋」。

    前に訪れた時に聞いた駐車場に車を止めて向かう。

    20061001174751.jpg

    記憶の中でもそうだったけど、相変わらずとても素敵な家。

    濃紺の暖簾がかかっていることで、どうにか蕎麦屋と分かる、普通の住宅。
    いや・・・、普通なんて言えないくらい、とても素敵なお屋敷。

    「手打ち蕎麦 みやざわ」 

    休日の、お昼ちょっと前。
    笑顔の奥様に出迎えられ、記憶の中と変わらぬ、明るい広々としたリビングに通される。
    まだお客さんはなく、どうやら私たちが今日の封切り。

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    「お好きなところにどうぞ
    との言葉に、今日は窓際に配された、一枚板のテーブルの一つに腰を下ろす。
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    ほぉ~・・・ と、ため息がついてしまうような、素敵なリビング。
    骨董品?のような、古箪笥。
    その上に置かれた、年代ものの陶器。

    そして、奥の和室も又、しっとりとして重厚な感じ。


    すぐに出して頂いた、とても美味しい蕎麦茶を頂きながら、お品書きを・・。
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    以前訪れたのは、免許の書き換えだった、春。
    その時にはなかった、「新蕎麦生粉打ち」が書かれてる。
    ふと見上げると、柱にも「新そば」の清々しい半紙。
    やっぱり~♪
    これを頼んでみなくては
    と、私は、「新そば生粉打ち」をお願いする。



    待つ間に、テーブルに置かれたままの品書きを見てると、ちょっと頼みたくなってくるようなつまみもいくつか・・。この「どぶろぐ」ってお酒も気になるなぁ~・・
    と思っていると、程なく目の前に、蕎麦猪口と汁、そして「生粉打ち」が目の前に置かれる。
    北海道十勝の新蕎麦。

    20061001174723.jpg

    瑞々しく輝く、丹精な蕎麦。江戸の細切りよりは、気持ち太めのクリーム色の蕎麦は、切り口がなんとも鮮やかに笊に盛られている。

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    香りはまだ強烈ではないにせよ、清々しく軽やかに鼻腔を通り過ぎる。
    そして、口に含むとしっかりとした腰。もっちりとした、歯に食い込むような穀物の詰まった感覚。かみ締めると、軽やかなフレッシュ感のある蕎麦の風味が広がる。

    鰹の上品な風味の高い、すっきりとした辛口の汁が又美味しく、そのままで、そして、汁と共にとじっくりと味わう。さすがに・・・、旨い。
    薬味は、丁寧に刻まれた葱と、摩り下ろされたばかりの山葵。
    見た目以上に、きちんとした量が盛られていて、満足な蕎麦。

    ううむ、記憶よりも美味しい。
    そして、(いつもの事ながら)、まだ食べていない「開田」の蕎麦で打たれた田舎蕎麦をも食べたくなってしまいる。。

    彼は・・と、二八で打たれた、やはり北海道のせいろ蕎麦(大盛り)。
    20061001174601.jpg20061001174609.jpg

    こちらも丹精な蕎麦で、しっかりとした腰は変わらず。比べると、やや生粉打ちの方が猛々しさが加わっているような感じ。とはいえ、のど越しのよさが加わったような「せいろ」もかなりの一品。

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    頃合を見て出された蕎麦湯は、朱塗りの片口。
    見ても白濁したそれは、注ぐととてもクリィーミーな蕎麦の風味の溶け出した蕎麦湯。

    出汁の美味しい汁と薄めて頂くと、ほっとしてしまう時間・・。


    ほぉぉ・・・、と、一息つく。

    食べ終わると、こと、ささっと席を立とうとする彼に、なんだか去りがたい気持ちが残る。
    ああ・・・、こんなに素敵な空間。もうちょっと、ゆっくりしていたいなぁ。

    できることならば、ただ蕎麦だけを手繰るだけでなく、ゆっくりと「ひたし豆」や、「ざる豆腐」あたりで、一献重ね、じっくりと蕎麦を味わってみたくなる。
    んんんーっ 、やっぱりこれは、車で訪れるのではなく、徒歩でこなくちゃあ・・・。

    立ち去りがたい気持ちをなんとか押さえ、それでも満足した気持ちはもちろんで、お店を後に。
    快い接客の奥様がやはりうれしく・・・、「又、来なくちゃ」と心からしかと思い、重厚な扉を。

    ご馳走さまでした。
    やっぱりここは、素敵な店だなぁ~・・・

    *お品書き
    生粉打ち 900円、せいろ、田舎 各700円(大盛 300円増し)、かけ 700円、
    とろろ 900円、おろし 1,000円、鴨せいろ 1,400円、天ぷら蕎麦 1,400円、

    ひたし豆、蕎麦味噌、ナス漬物 各300円、ざる豆腐 400円、天ぷら 700円など



    20061001174405.jpg
    手打ち蕎麦「みやざわ」

    小金井市前原町2-13-5
    042-385-2597
    11:30~14:30 / 18:00~21:00
    (夜予約のみ)
    月・火定休
    P4台(手前のJA駐車場)



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