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    つれづれ蕎麦 
    新宿御苑 「松月庵」 (残念ながら閉店)
    2006年12月20日 (水) 22:14 | 編集
    前々から行ってみたいと思っていた、創作蕎麦料理が豊富だというお店へ、今日は友人とお食事に。

    新宿御苑駅すぐ。四谷方面の入り口を出て信号を渡った路地の先にあるお店は、よくある街中のお蕎麦屋さん風情。
    でも、看板の文字がなんだか素敵・・。

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    創作和食と手打そば 「松月庵」

     

    派手な演出のない店内は、やはりふっと落ち着く蕎麦屋風情。
    いくつかのテーブル席が並ぶ奥には、仕切りのあるゆったりとしたテーブル席もあり、ささっと食事をする人にも、ゆっくりと寛ぎたい時にも対応できる感じ。

    今日は・・・、この奥のテーブル席で、ちょっとゆっくりと 
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    テーブルの横の壁に掛けられた
    「おいしい地酒」の品書きがうれしい。

    それぞれ3種類選んで頂ける
    「利き酒セット」があるそうで、それを頂くことに。
    想天坊に、出羽桜、八海山。
    友人は、村裕、田酒、浦霞。


    頼むと、曇りガラスの素敵なグラスが3つ並べられて出される。きれい~
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    なんと、お通しは切子の器に「白子ぽん酢」。まったりとしたこれがたっぷりと盛られていて、これだけで日本酒飲めちゃいそう~。

    さてさて・・・と、品書きを広げてお料理をあれこれ。
    蕎麦屋の定番メニューもきちんとそろう中、めずらしいお料理が豊富に並び、これは楽しい。

    スラリとしたきれいな花番さんと、ご主人にお聞きして、頼んだお勧めの品々。
    いやぁ、盛り付けの美しさにもびっくりしたけど、どれもこれも本当に美味かったなぁ~・・・

    「京鴨となすの冶部煮ミルフィーユ仕立て」
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    贅沢に4切れも重ねられて鴨肉は、柔らかく焼かれていてとても美味しい。洋風治部煮・・という感じで、ナスはとろっと溶けるようで、中にスープをじっとりと吸い込んだ大根おろしがたっぷり。

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    ひとつひとつの具材もいい上に、この和とも洋ともとれる、濃厚でかつ上品さのあるソースがたまらない

    ブロッコリー、アスパラ、ヤングコーンの、「温野菜三種盛り」。
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    マヨネーズと粗塩が添えられて。

    素朴なようでこれがいい。
    湯で加減も丁度よく、
    野菜そのものの甘みをしっかりと味わええる。

    このヤングコーンが、特においしぃ~っ



    花番さんのお名前?の、「メグコロッケ」。
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    なんって素敵な演出 。見た目にも美しい、真っ赤なトマトソースにはハートの飾りつけ。添えられたクレソンの緑が加わり、うれしいクリスマスカラー。

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    添えられたナイフを入れると、さくっとした衣の感触がいい。
    中には、とろりとまろやかなペシャメルザンソースがたっぷりと。軽やかで、非常に美味しい、上品なクリームコロッケ。

    シャンパンでも欲しくなってしまう一品♪



    「スズキのポワレほうれんそうソース」
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    スズキを蒸し焼きにし、天盛りの飾りはジャガイモかな?この取り合わせが絶妙。丁寧に作られたのが伺えるほうれん草のソースも珍しく、これがスズキにぴったり!

    スズキをあまり美味しいと思ったことがなかったのだが、これはすこぶる旨い。中の身はほっこりとし、表面の皮目はぱりっと焼かれ、味付けもしっかり。

    盛り付けにこの料理のレベル、これは・・・、蕎麦屋の料理を超えてるっ??下手なフレンチに行くより、ずっと美味しい。

    浦霞をちょっと追加でお変わりをして、ゆっくり頂いたこれらのお料理に、もう至福の気持ち。

    さてさて、そろそろ〆のお蕎麦を・・・。お蕎麦の品書きもとっても豊富。でもやっぱり、まずは「もりそば」を頂きたい。蕎麦は、幌加内の蕎麦粉8割で打ったもの。

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    程なく、蒸篭に盛られて出された蕎麦は、細切りのぴんっとしたもので、表面にはところどころに粗めの蕎麦の欠片が散りばめられている。

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    手繰りよせると、強烈ではないがきちんと蕎麦の香りを感じる。口に含む蕎麦はしっかりとした腰。やや固めの印象だが、ぴんっと張った感触で、のど越しがいい。ゆっくりとかみ締めると蕎麦の風味も感じられる。

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    丁寧につくられた汁とのバランスもよく、飲んだ後にも心地よく手繰れそう。個人的には、もうちょっとたおやかさが加わるとうれしいかな、と思うが、これが580円で頂けるなんて、これはとおってもうれしい。
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    薬味にはねぎと山葵。

    ねぎはやや荒っぽいが、
    この山葵が美味しい!
    摺り立ての瑞々しさに、ぴりりっと鋭く利きながら、とても甘みがある。質のいい山葵だと伺えるもの。


    一方、友人は、「卵とじそば」を。

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    表面をびっしりと覆う卵は、半熟仕立てで、見るからにとろっとろ。一口もらって頂くと、卵が加わった汁は、やさしい出汁仕立てで美味しい。しかも、暖かい汁の中でも、しっかりと主張を残す蕎麦がいい。このお蕎麦、温かい蕎麦やぶっかけスタイルに特にいいかもしれないなぁ。

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    友人の暖かい蕎麦にも同様に一人ずつ、かわいらしい湯桶で出される蕎麦湯。

    注いでみてびっくりっっ
    とろっとろの、白濁したポタージュ。

    これ、美味しい~っっ。


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    そして・・、最後にはデザートの「蕎麦アイス」。

    今まで食べた蕎麦アイスとちょっと違う・・、蕎麦粉と練乳を合わせたような感じのもの。懐かしい甘みに、蕎麦のしみじみとした香ばしさが加わり、これっいい 
    周りに散らされた、香ばしく炒られた蕎麦の実の、カリカリとした感触も楽しい。


    いやぁ、よく食べた~・・
    しかも、どのお料理もとても美味しく、お店の外見から想像する以上のもの。それらが、手ごろに頂けるなんて・・、これはすごくうれしい。
    ご主人も、とても熱心で、実直な方。これから、どんなお料理が増えていくのかも楽しみな限り。

    お店の雰囲気も、気取らずふらっとは入れそうなのもいい感じだし、今度はもっと気軽にぷらっと入って、蕎麦屋の定番も頂いてみようかな。
    それと・・、何かの宴会でこちらのコース料理も一通り頂いてみたい。

    今日は本当に、大満足なお食事会に。
    ご主人、いろいろ無理まで聞いて下さって、ほんっとにご馳走さまでした~


    *お品書き
    せいろ 580円、天せいろ 1,150円、冷やしたぬき 850円、玉子とじ 680円、親子南蛮 900円、鍋焼き 1,150円、あられ 950円、丼各種 850円から

    鴨とナスのミルフィーユ 800円、温野菜三種盛り 580円、メグコロッケ 650円、スズキの蒸し焼き 800円、蕎麦屋の定番料理 350円から

    (ランチ)丼とのセット 850円~



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    創作和食と手打そば 松月庵

    新宿区新宿1-3-5
    03-3226-4488
    11:30~22:30(中休みあり)
    日曜定休

    お店のHP



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    コメント
    この記事へのコメント
    鳥越のおおさわ様
    それは残念~っ。
    都心のお蕎麦屋さんは、日曜日休みのところが多いんですよね…(涙)
    2011/05/16(月) 09:02:52 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    残念
    今日、初めて
    行こうと思って調べたら定休日だった。
    2011/05/15(日) 10:30:40 | URL | 鳥越のおおさわ #-[編集]
    ナビ勇様
    大分ご無沙汰しちゃってるのですが・・・
    天ぷらも美味しいんですね。
    今の時期ならではの「鱧」いいですね~。

    私も又寄ってみたいです。
    2010/08/10(火) 10:02:05 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    鱧と夏野菜の天せいろ
    ランチの時間帯に行ってきました。

    鱧はカードサイズ位の大きさ、なす、かぼちゃ、インゲン、ヤングコーン
    ピーマンなど結構ボリューム満天で鱧の天ぷらが凄く美味しかったです(^-^)v




    2010/08/09(月) 20:01:22 | URL | ナビ勇 #-[編集]
    お気持ち、お察しいたしますが・・・
    期待されて行かれたのに、残念な思いをされたようですね。
    私も同じような経験が何度もあります。
    でも、それをこの場で訴えるというのも
    いかがなものでしょうか。
    yukaさんも読者も困惑してしまうだけのような・・
    もう少し別な方法があるような気がいたします。
    横から失礼いたしました。


    2007/01/05(金) 19:48:06 | URL | 蛇女 #i1jUUG.6[編集]
    kay
    はじめまして。いつも蕎麦の指南サイトとして愛読しています。 
    こちらのお店、お蕎麦、おつまみ、お酒に惹かれて行ってみました!
    が・・・本当に悲しい思いをしたのでご報告します。
    伺ったのは、夕方開店して直ぐ。客人は我々のみ。つまみながらお酒を頂いた後、〆としてせいろを注文しました。程なく蕎麦汁と共に’蕎麦湯’が置かれ(まだお蕎麦を頂いていないのに!さらに全くポタージュではない蕎麦湯)、その後出されたお蕎麦は芯が酷く残ったもの。余りの状態に、若いホールのお姉さんに「この茹で方がいつもの状態ですか?」と聞くと、一旦ご主人の元に行き、なにやら確認した様子。「お下げします。」と下げたのはいいのですが、こちらからは見えない客席に座っているご主人に、せいろから一本のお蕎麦を手でつまんで渡している。それは、お客様に出した大事なお蕎麦ではないですか?!客席に座っているご主人・・・ということは、彼は責任を持って蕎麦を茹でていなかったということ!ホールの彼女を叱るでもなく、お客様に出した大事なお蕎麦を平然と座りながら食べるご主人!!
    蕎麦職人としても、飲食店経営者としても全く尊敬できません。
    がっくりとしてお店を出る際、ご主人が顔を出し、謝ることも、お礼を言うこともありませんでした。
    蕎麦を残し、お店を後にし、某蕎麦屋へ食べ直しに向かったのでした。
    今までで最低の出来事でした。
    2007/01/05(金) 13:12:01 | URL | kay #-[編集]
    もり様
    そうなんですよね、普通のお蕎麦屋さんっぽいのですが、いやはやよかったです♪

    こういうお料理以外にも、ちゃんっと蕎麦屋のつまみから、お魚料理などなど、とてもお料理が豊富でした。
    駅から近いのもうれしいところ。

    ぜひ♪行って見てください(^^)
    2006/12/23(土) 12:10:09 | URL | yuka #4LLVgCDU[編集]
    真秀様
    そうそう♪
    行ってみました(^^)

    お店の店構えから想像できない・・・というか、とても素敵なお料理でしたよ。
    ぜひぜひ、です。
    2006/12/23(土) 12:07:50 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    ☆まがり★ 様
    蕎麦湯濃厚でした。
    わたしも、これが好きなんです。
    2006/12/23(土) 12:04:41 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    ここは確か

    もりです。

    ここは確か、割烹になってしまった蕎麦屋さん(矢部さんでしたっけ)の隣ですね…?

    蕎麦屋をやめたのを知らずに行ってしまい、隣のお店のおもしろいロゴが、何となく印象に残っています。

    それ以外は、ほんとうに普通の蕎麦屋さんなので、蕎麦にうるさい連れもあったことだし、冒険をせずに、通り過ぎてしまいました。
    こんな店ならば入ってみれば良かった。残念。

    今度、酒飲みを誘って行ってみます。

    2006/12/22(金) 09:32:19 | URL | もり #-[編集]
    こちらは、確か
    以前、話されていたお店ですね。
    偶に前を通っても、普通の街蕎麦屋さんの感じなので
    ホントかなと思っていたのですが、
    かなりきちんとした創作料理系も出すお店なのですね。
    今度、機会を作って寄ってみます。
    2006/12/22(金) 00:23:10 | URL | 真秀 #p6owyR5Q[編集]
    まあっ
    お通しに白子だなんて
    贅沢~っ
    お料理がいいですねぇ
    鱸は大好きですよ
    拙者
    鱸はいつもお寿司で握りが多いので
    火を通したのをあんまり食べた覚えが無いので
    ちょっと食べてみたい
    やっぱり蕎麦湯は濃厚なのがいいですね
    2006/12/21(木) 16:52:36 | URL | ☆まがり★ #-[編集]
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