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    つれづれ蕎麦 
    立川 「無庵」
    2007年04月23日 (月) 18:21 | 編集
    明日までなので、急遽立川高島屋でやっている花展を見に出向く。
    ・・・立川高島屋、となったら~niko.gif だよね、ということで、お昼を頂こうと久々に「無庵」さんへ。

    大通りから細い路地を入ると、おおっと思ってしまう程、それまで雰囲気と一画したような風情に突如出くわす。ここだけまるで違う空気が流れているかのような、威厳をも伴ったどっしりとした趣のある佇まい。

    20070423194306.jpg

    店構えからもう、オーラが漂っているような・・・

     立川「無庵」

    昼ちょっとすぎだったので、入れるかなとちょっと心配しつつ暖簾を潜る。
    すぐに花番さんが出てきてくださり、一人だと告げると、「どうぞ・・・futt.gif」と丁寧に案内され、二人がけのテーブル席の一つに腰を下ろす。
    よかった・・・、入れた。

    20070423195332.jpg20070423195349.jpg

    ほっとして周りを見渡すと、やっぱりこの雰囲気はいいな~・・・love.gif
    しっとりと落とされた照明に、ぼんやりと丁度人が寛ぐのに心地よい明かり。そして、大テーブルであれ、すべてのお客さんが気持ちよくすごすことができるように、座る位置をきちんと配慮しているあたり。さすがだなあ、と思わせる。

    いくつかの仕切りで分けられた店内は、一体全部でいくつテーブルがあるんだろう。 
    それぞれの空間がどこもとても雰囲気よく、流れるジャズのピアノ演奏も心地いい。
    20070423195416.jpg
    すぐにお絞りと品書きが出され、「冷酒」は何があるか尋ねるとすぐに3枚の紙を出してくださる。それぞれのお酒の説明までも。
    花番さん一人一人がここまで説明できるのもうれしく、「すっきりとして辛口のお酒です♪」という説明に惹かれ、笠間の「稲里」純米をお願いすることに。


    それと・・・、ずっと気になっていた「蕎麦豆腐」と迷ったけど、「ハーフでも出来ますよ」と、おっしゃって下さったので、「季節の点心」を頂くことに。

    程なくして、まずはお酒が出される。
    片口の器に、上品な猪口。お酒のお通しに出されたのは、「筍の姫皮のお浸し」。
    ん~♪いい季節に来たなぁ

    20070423195506.jpg20070423201410.jpg

    さて、と頂いた初めて飲む「稲里」。
    説明通り、すっきりとして呑み口が爽やか。下手な香りがない分素直に飲め、それでいて後にはふわりと柔らかさもあるお酒で、これはいい。お通しの「姫皮のお浸し」も、上品な味付けで、お酒にぴったり♪

    これで・・、ちょっと待って出された「季節の点心」(ハーフ)。
     
    20070423194639.jpg

    六角形の朱塗りの盆に、何とも艶やかに盛り付けられた季節の品々。

    「木の芽のゼリー寄せ」は、ほんのり甘みのあるゼリーに、ふわりと香る山椒。「ゼンマイのお浸し」、「蕗の煮物」は上品な味付けで、こってりと「蛸の煮物」に、「つぶ貝」。珍しいのが、「卵とチーズの摺り流し」で、濃厚な茶碗蒸しのしっかりしたもの・・という感じかな。これは、かなり気に入っちゃった♪しかも、何よりうれしいのが、「筍の木の芽和え」。すこぶる上品な味付けに、しゃきしゃきっとした筍本来の歯ごたえが楽しい。

    この「点心」は、かなりお値打ち??どれもこれもが、お酒にうれしいものばかりで、大満足~

    一つ一つのお料理を口に運びながら楽しく、ゆっくりとお酒と共に頂く。なんだか、こんなにゆったりと贅沢に時間を使うのって、久しぶり、なんて贅沢な気持ちに浸りながら・・・futt.gif

    ・・・と、そろそろ2時になるなあ、という頃に、
    「お料理だけラストオーダーなんですが・・」とのお声で、お蕎麦を。
    今日は生粉を・・と、思ったら、すでに終わってしまったとのこと。ちょっと残念だったけど、以前に食べた「せいろ」もとても美味しかった記憶があるので、「せいろそば」をお願いする。
    20070423195224.jpg
    「もうご用意してよろしいですか?」と、きちんと聞いて下さり、選べる「絡み大根」と「山葵」の薬味の、選んだ「山葵と葱」と蕎麦猪口が置かれる。

    ふうむ、この葱の切り方一つに至っても、文句の付けようがない完璧なもの・・・。


    そして、流れるかのように長方形の蒸篭に盛られた蕎麦が置かれる。

    20070423194832.jpg

    二八の粗挽きの「せいろそば」。二つ山に盛られた蕎麦は、グレーの色の細打ちの蕎麦。
    その表面には、見るだけでうれしくなる蕎麦の粒が豪華に散りばめられている。 
     
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    まずは・・と、顔を寄せると、~っu-n.gif いい香り・・・。思わずうっとりしちゃう蕎麦のしみじみとした香りが、十分に立ち込めてくる。

    うれしくなり、手繰る蕎麦。これが、なんてしなやかなんだろう~。口に含むと、たおやかさのある歯ごたえの後に、これも濃く、懐かしさをも感じる蕎麦の風味。
    これだ・・・、これ、これ、と蘇ってくる。しっかりとした腰というのとは違う、やさしいまどろんでくるような蕎麦の感触。そしてその後にはじわっと残す蕎麦の味わい。

    美味しい・・・、思わず目が細んでしまいそう。

    非常に満足して食べ終え・・・の寸前ほどで、蕎麦湯が出される。
    ナチュラルな蕎麦湯で割る汁は、癖を見つけようがない、美味なるもので、たっぷりと頂いてしまう。いやあ、これは・・・、何度も思っちゃうけど、さすがだなあ~・・futt.gif

    すっかり満喫していたが、そろそろ中休みの時間。
    空いていた皿などを下げに花番さんが訪れるが、一声「ごゆっくりなさってくださいね」の心遣いが、ちょっとのことだけどとてもうれしい。
    はいっ、とてもとても、満喫しました~と、ゆっくりと席を立つ。

    ここは、いい。お料理のレベル、蕎麦ももちろんのこと、花番さん皆さんの心遣いは、一流だとしみじみと思う。
    心から満足しながら、お勘定を・・。

    又来たい!と、すでに思ってしまってる。
    季節の「筍と鴨せいろ」がかなり気になったのもあるし・・、又、ひょろっと憩いに来よう~♪
    すっかり心底満足な気分で・・、ごちそう様でした~futt.gif

    花展も、お酒がほどよく入って、気持ちよく鑑賞・・・

    20070423201342.jpg

    季節の点心(ハーフ) 600円
    せいろそば 800円、
    稲里 800円

    品書きの詳細




    20070423195246.jpg
    「蕎麦会席 無庵」

    立川市曙町1-28-5
    042-524-0512
    11;30~14:30 / 17:00~21:30
    日曜、第1月曜定休日



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    コメント
    この記事へのコメント
    池津権太様
    >昔のたたずまい

    んんん~・・、10年前。
    昔がどうだったのか、ちょっと難しいですが、5年くらい前とは変わってないですよ♪

    有名になっても、いや、有名になるのが納得できるお店です。
    2007/05/05(土) 07:59:32 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    もう10年行ってません
    すっかり有名店になりました。昔の佇まいは残っているのでしょうか。
    2007/05/04(金) 19:30:42 | URL | 池津権太 #-[編集]
    よしのふぁん様
    そうそう、フォアグラ大根の、
    S・M(おおっっっ、←書いて焦ってるっっ)
    というか、C・Mというか・・。

    むむん。
    じゃ♪、行ってみません?
    (って、微妙な誘い??)
    2007/04/25(水) 00:18:33 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    フォアグラの風呂吹き大根?
    >近くのフレンチ蕎麦

    といえば、北口のM?

    暫く行ってないんだよね~・・・
    2007/04/25(水) 00:12:12 | URL | よしのふぁん #-[編集]
    復活♪よしのふぁん様
    そうそう、よかったです、ぜひぜひ、やあっぱりこういうお店は平日に・・(^^)

    季節の点心ハーフ、かなりお値ごろだと思っちゃいました。
    (ハーフが値段もハーフとは知らなかったから)
    やっぱり、いいですね~・・こちら。
    平日の、まったりのんびり、の雰囲気は絶妙でした。
    ぜひぜひ、筍のあるうちに又行きたいな、とおもってます。

    それと・・、
    近くのフレンチ蕎麦も、ちょっと興味があるこの頃です。。
    2007/04/24(火) 22:16:04 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    もうね
    週末は蕎麦歩きけってーい!
    と、夢原のぞみ風に言ってみる(難解
    いいですね花番さんがしっかりしてるお店は
    有楽町に美味しいけどホール店員の接客が
    全然っ!ダメダメなラーメン屋があります
    一度行って見ますか?ご興味があれば情報を提供いたします
    事情を説明した上で連れてった友人は接客が悪いのを知った上で
    行ったにも関わらず予想外の悪さに大変憤慨しておりました

    日曜は亀戸天満宮の藤棚を見に行きます
    多分丁度見頃のはず
    GW前半戦で人も多いだろうなぁ
    でも負けずに亀戸餃子です
    2007/04/24(火) 12:56:01 | URL | ☆まがり★ #-[編集]
    「ふぁん」を回復しました。

    さて、平日は結構イケソウですね!
    なんか土曜日とかは扉を開けた瞬間に、
    待ち人が腰掛けてたりすると、オヤオヤ・・・
    ということに。(その前に売れ切れを告げられたこと
    もあり=扉を開ける前に)

    花番さんは確かによくお酒のことを説明してくださる。
    (その他の方は?少し?かな?)

    >「季節の点心」(ハーフ)
    確かに種類といい、量といい、一人で伺う者には
    タイヘンありがたいです。メニューを見ると、大概の一品モノは
    「ハーフ」が効くようです。(値段は???)

    >稲里
    は落ち着いた食中酒だと私も感じました。

    またマッタリと憩いたいものです・・・


    2007/04/24(火) 00:48:10 | URL | よしのふぁん #-[編集]
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