つれづれ蕎麦 
松戸 「関やど」
2007年04月29日 (日) 10:24 | 編集
創業江戸末期、流山。
その後、明治元年に松戸に移転し、明治38年からずっとそのままの老舗のお店。

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松戸 「そば処 関やど」 

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区画整理の後も、移築してずっと営んでいるお店。
町の真ん中に埋もれ、懐かしい気持ちを起こさせる古風で風流な佇まい。

今日は、蕎麦友とこのしっとりとした老舗のお店で、しっとりと(?)、昼蕎麦屋酒。


 

使い込んだ扉を引き店内へ入ると、タイムトリップしたかのような光景が広がる。時代を思わせるテーブる席が行儀よく並べられ、壁一面にとられた木の桟の窓からは日本庭園の中庭が存分に眺められる。
反対側にはこざっぱりとした小上がりの席が4つ程。

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まったりするには良さそうな、小上がりの席で全員が集まるのを待とうと腰を下ろす。

「いらっしゃいませ」とにこやかに出されたのは「桜湯」。
花びらが浮いた桜湯が、すうっと優しい味わいでうれしいなぁ。


ようやく全員が到着したので・・・
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まずは、ビールで乾杯。

お通しで出された蕎麦味噌は、くるりと丸められて出される。
ちょっと甘めで、こってりとした正当な蕎麦味噌は、やっぱり酒の肴にはうってつけ。


蕎麦屋定番の料理が並ぶ中から選んだのは・・
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「鳥わさ」に「かまぼこ」。
予め山葵醤油で和えて出される鳥わさは、身もしっかりと締まったもので、こちらの鳥わさもかなり美味しい。
「板わさ」ではなく、「かまぼこ」と書かれたそれは、しっかりとした歯ごたえで、甘みのあるかなり好きなタイプ。

こちらの名物らしい、「穴子の佃煮」。ほんのり山椒の風味のする、しっかりとした味付けられたほろほろの穴子。これは日本酒にたまらな~い。

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そして贅沢にも、「むしあわび」。柔らかく蒸されてスライスされたもの。
これは言うまでもなく・・

すでに当然のようにビールから、冷酒の「そこぬけ」、菊正宗の常温を頂き・・・
季節の料理のひとつ、「白魚の天種」。



まるくこんもりと掻き揚げ仕立てで揚げられ、さくさくの衣がこぼれるくらいふんだんにかかったもの。中にみっしりと詰まった白魚の身は、ふわりとして旨い。
天つゆ、大根おろしも4つ用意してくれる心配りが、なんともうれしいなぁ~・・

何かもうちょっと食べたくて頼んだ「巣ごもり」。

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やや太めの揚げれた蕎麦に、具だくさんのとろりとした餡たっぷり。ふわふわの身のかしわ肉に、海老、椎茸、筍・・・、上品な味の餡が美味しくて、取り分けてすっかり頂いちゃう。

お酒も程よく入り、すっかり寛ぎ楽しいひと時に。
そろそろ、〆を・・と、老舗の種物に心を惹かれてしまって、みんなそろって種物のお蕎麦を注文。

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「花巻蕎麦」。シンプルに海苔が載せられたもの。

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「あられ蕎麦」。小柱が海苔に載せられ、ちょっと頂いた汁にもほんのり磯の風味。

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こちらの名物らしい「角煮南蛮蕎麦」。しっかりとしたお肉がたっぷり。

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そして私が頼んだ「卵とじ蕎麦」。

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正当なとじ蕎麦で、細かく溶きすぎずに、大きめにふわりととじられた卵とじ。かけ汁は、非常に上品な出汁の引かれた汁で、優しく染み渡るようで、とても美味しい。
温かい汁の中でも、しっかりとした蕎麦は、のど越しもよくかけ汁にからまり風味豊か。かまぼこが乗ってるのもちょいっとうれしい♪

温かい蕎麦にも、蕎麦湯を出して頂けるので、それで薄めつつすっかり汁まで頂いて大満足~・・niko.gif


きちんと心得があり、それでいてとても感じのいい花番さんの対応もとても心地よく、すっかり江戸情緒?昭和情緒?に浸った昼下がり。
途中の嵐に、中庭の木々がなびく様子も又面白く、とても楽しい時間を・・。

ご馳走様でした~・・hahha.gif
やっぱり、老舗っていうのはいいなぁ。。


さてっさて、ちょっと腹ごなしでもしながら、北千住へ移動して「バードコート」へ・・sunglass.gif


せいろうそば 580円、のりかけ、なめこ 680円、そばとろ、鴨せいろう 890円、天せいろう 1,310円、かけ、花巻 580円、とじ、月見 840円、おかめ 950円、角煮南蛮、にしん 1,150円、あられ 1,260円など
穴子の佃煮、わさびいも 630円、とりわさ、じゅんさい 740円、むしあわび、豚角煮、天種 950円、小田巻蒸し 900円、かまぼこ 570円、焼き海苔、湯葉わさび 630円、玉子焼き 730円、柱わさび 1,260円、天すい 900円、鴨すい 950円など
樽酒(菊正宗)580円



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「そば処 関やど」

千葉県松戸市本町7-2
11:30~20:00
月曜日
お店のHP






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コメント
この記事へのコメント
えんじゅ様
風はやや冷たいものの、おひさまさんさんと照った今日は、ウォーキングには気持ちよかったのでは、と思います(^^)。

こちらのお店、いいですよね~。
あの佇まい。
そして、何とも言えないあの雰囲気。
桜湯のお持て成し。

きちんと老舗ならではの、蕎麦の数々…。

ほっと、時間のすぎるのを忘れてしまうかのような空間に、又私も訪れたいなぁ、とおもってしまいました。
2009/03/29(日) 23:50:52 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
若竹そば
ちょうど一年前頃
ゴールが松戸の江戸川ウォーキングに参加し、お昼はこちらに寄りました。

今日は 新京成線の途中に用事があったので 電車に揺られて松戸まで散歩(?)。

沿線の桜はまだでしたが 線路脇の菜の花の黄色がきれいでした。

あいも変わらないこの店構えに心落ち着く気分。若竹そば(ワカメと筍の入った温かいそば)を食べてきました。
時間にゆとりがあれば あの丸っこい天ぷらで日本酒をやりたかった・・・

温かいそばにも そば湯が出されるのがうれしいです。(桜湯も風情があるし・・・)

2009/03/29(日) 22:39:31 | URL | えんじゅ #-[編集]
はぐれ雲 さま
巣ごもり、美味しいですよ是非是非またいらしてください。

その折には、「○工○金」とのお取引も是非復活してくださいね。宜しくお願いしま~す。
2007/05/01(火) 17:13:36 | URL | prison #K.8lH0lM[編集]
いいなー
風情のあるお店じゃないすか
拙者は行きつけ一軒と
横浜の味奈登庵へ
例の富士山盛りのお店
お腹具合はペッコリーノ度が足りなかったので
遠慮させていただいて
野菜天つけせいろを頂いたのですが
うーん、バツグンに美味しくは無い
チェーン店級のお蕎麦
これでうずたかく積まれても食べきれない
とほほ
それに比べて充実した蕎麦生活ですねぇ
羨ましい
上野藪か三茶の安曇野あたりで
鉄板で美味しいお蕎麦を食べて挽回したいのに
5月は予定がけっこー一杯だわ
谷中の気になるお蕎麦屋さんもう一軒も
まだ行けてないしぃ
欲求が溜まる・・・
2007/05/01(火) 12:50:36 | URL | ☆まがり★ #-[編集]
Hosanm様
まあ、こちらにまで・・。
(さすがっっ)

いやあ、こういうお店はやっぱりたまりません。
一人でもよし、何人かでまったりもよし、
とても気に入ってしまいました。
蕎麦屋とは、本来はこういうものなのだろうな、としみじみと思いながら。。

天丼屋さんの風情もいいですね♪
こちらも、ちょっと気になりました~。
2007/04/30(月) 23:51:48 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
はぐれ雲さま
まあ、そうなのですが・・。
(猫ちゃん、見たかった~)

巣ごもり、とっても!よかったです。
行ったら絶対頼みたいくらい。
いいお店ですね。。
私も、また訪れたい(遠いけど)と、心から思いました。
花番さんの対応も、とても心地よかったです。
2007/04/30(月) 23:49:30 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
蕎麦喰い師様
ひっじょ~によかったです(^^)
そうそう、あの湿っぽいようなしっとりとした風情、
それだけでまったりしちゃいました。
お料理のどれもがつつがなく、
やぱり老舗の空気はないものにも帰られません。

えーっ、
お近くにいたなら・・
次回はぜひ♪こちらと「藤助」あたりで♪
2007/04/30(月) 23:47:40 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
種類が多くて迷ってしまう

「関やど」、この古典的な蕎麦屋風情がいいですね。わたしも好きです。椅子席から庭をながめながらの樽酒に蕎麦屋のつまみ。
年に1~2回、家族でうかがいます。つまみも蕎麦をどれもいけるので、いつも迷ってしまう。
そうそう、入店の前に、天麩羅屋の方にしようか迷った後なので、よけい迷った感が強いくなってしまいます…。

2007/04/30(月) 18:05:53 | URL | Hosanm #-[編集]
懐かしい。。。
こんにちは。
以前近くにある商○中○という金融機関と取引があり用事で行った時には必ず伺っていました。が、数年前に取引が終了してからはご無沙汰です。私も猫ちゃんが昼寝をしているのを何度か目撃しています。
巣ごもり、大好きでした。写真を見たら生唾が・・・(^^ゞ 行きたいな~

2007/04/30(月) 17:58:34 | URL | はぐれ雲 #-[編集]
フ~~ッ・・
数多い老舗の中でも私の大好きなお店の一つです。
「しっとり」「しっぽり」・・愁いを含んだチョット湿っぽいような雰囲気の関宿にはそんな表現がまさにピッタリと当てはまると思います。
ガラスの木戸越しに手入れの行き届いた小さな植え込みをボ~ッと眺め、底抜けを一杯やり・・ 
昔は良くオデブなニャンコが祠の横で昼寝していました。
しっとりとした店内から見るあのお庭・・ 抜群の風情です
食べ物は全てが過不足無くとても美味しいし、若い女将さんも花番さんもとても感じが良い。
美味しいばかりじゃない、何かを持った素敵なお蕎麦屋さんですよね!
至近距離に居たかも知れないのに・・
 惜しかった・・
もう一軒、松戸には「藤助」が有ったのに・・
 ここも中々のお店ですよ
2007/04/30(月) 11:13:04 | URL | 蕎麦喰い師 #VDz0rjeM[編集]
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2007/10/28(日) 11:11:27 | flatearth.Blog
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