いくつかお店を思い浮かべながら・・・、

今日は久しぶりだし、駅のすぐそばだし・・・、
と久しぶりに「大庵」さんへ。
う~ん、本当に久しぶり。
同じビルの地下の「くらわんか」もランチをやってるんだ・・・、などと横目で見つつ、ビルの階段へ。

しっとりとした階段のアプローチも、新宿においての大人の雰囲気を感じさせるもので、いい感じ、
・・・なのは相変わらず。
新宿東口すぐ 「手打そば 大庵」
午後1時。上がった先で入店の合図のチャイム(?)が鳴り、すぐに花番さんが来てくれ、一人と告げるとすぐに席へと案内される。
一人客にはうれしい、窓際のカウンター。下の人ごみを眺められるのはそれだけでもぼんやりできて、ちょっと楽しい。
ふっと腰を落ち着け回りを見渡すと、このお店は結構昼酒をしてる人が多いなぁ・・・。
ランチのコースなんかもあったり、しっくりとした雰囲気にゆったりと取られたフロアの空気がそうさせるのかしらん。。
で、さてさてと品書きを広げてみる。
コースというよりは、お昼のちょっとした御膳(「大庵膳1,500円)があって、なかなか楽しめそうなメニューの作り。
どうやら、これを頼んでいる人が多いらしい。
これもいいなぁ、と思いながら次へとめくると、
「今月のそば」に、「桜海老の掻き揚げせいろ」なるものが。
「今月」となったら、そりゃっ頼んでみなくちゃっ♪
お茶を出してくれた花番さんに、「桜海老の掻き揚げ天せいろ」をお願いしながら、
私もちょっとだけ・・・ なんて気持ちになって、お酒もお願いしちゃう。。
いくつか並ぶのお酒のリストの中から、
京都のお酒、「桃の滴(純米吟醸)」を。
出されたのは、すっきりスリムな瓶で。
非常に軽やかなお酒ですっきりと昼酒にいい。
充てに出されたのは揚げそば。
頼みながら、掻き揚げだけ先に・・と、お願いすると快く受けて下さったのがうれしい。いわゆるダイニング蕎麦店ではあるけど、ここの花番さんの応対はとてもしっかりしていて気持ちがいいなぁ。
そして、「掻き揚げ天ぷら」が、暖かいたっぷりの天つゆ?と出される。
ちょっと、南蛮仕立て風に長ネギがいくつか浮かべられ、天つゆにしてはしっかりとした作り。お聞きすると、これでお蕎麦も頂くとのこと。
ほお~、天つけせいろっぽいものなのかな。
掻き揚げは薄めの衣で、かなりカリカリに揚げられたもの。さっぱりとしてカリカリとした歯ごたえは、それはそれで楽しいけど、もうすこ~しふんわりとしたものが欲しいかなぁ・・、などとも。
それでも、桜海老の香ばしさ、ささがきに切られた牛蒡やニンジンも甘みがありこれはこれで、つまみにかなり美味しい。
・・・と、ん?まてよ
こ、これは・・・、何のためのこんなにきちんとした天つゆ?
どっぷり浸して「天ぬき」っぽく食べる為では、と気づいて切り分けた掻き揚げをこの天つゆにどっぷり浸してみると・・・、
これがっっ、美味しい
衣が薄いので、ぼってりとした感じにはならず、むしろ桜海老にこの汁がまとわり非常にいいハーモニーに。薄い衣に染み入る汁の加減がすごくよく、ごぼうやニンジンもしみじみとした味わいに。
しかも、ちょっいっと頂くこの天つゆに、桜海老の出汁が溶け出しこれも美味しい。成る程・・・、これで蕎麦を食べるのはいいかも
で、ちょっと残しておいて、お蕎麦もお願いすることに。
程なくして出された久々の蕎麦。花番さんが気を利かせてくれ、別に蕎麦汁と山葵をも出してくれる。
「本むら庵」で修行した・・、と開店当初に書かれていた蕎麦だけど、今はすっかり独自のもののよう。透明感のある、かなりの粗挽きの蕎麦は切り口もざっくりとした、非常に美味しそうな蕎麦。
まずはそのまま手繰り寄せ、口にふくむ。
いい感じのしっかりとした腰加減。でも、見た目でかなり期待しちゃったからか、香りも風味もちょっと弱いかなぁ~・・・
それでも、お楽しみのこの掻き揚げ天つゆに浸して頂くと・・、これは美味しい!蕎麦の風味をカバーするかのように、桜海老の香りの染み出たやさしい汁が絡まると蕎麦の甘みさえまでも感じてくるよう。
出してくださった蕎麦汁でも頂いてみたけど、やや甘め仕立てのちょっと薄めのこの汁よりも、はるかにこの掻き揚げ天つゆで頂く方が美味しい。
これは・・、想像になかった満足感
すっかりこれで満足して、一緒に出されていた蕎麦湯で終焉を・・・、
と、思ったら、蕎麦湯がぬるいっっ。
ん~~っ・・と思っているところに丁度よく花番さんが通りがかったので、「すみまえん、暖かい蕎麦湯、頂けますか?」とお聞きすると、快く引き受けてくださる。よかった・・。
すぐに変わりに出してくれた蕎麦湯は、やや白濁したしっかりと熱々の蕎麦湯。やっぱり、これでなくっちゃっ
頼んでみるもんなんだなぁ~・・・
全く味わいが変わるくらいに、改めて出して下った蕎麦湯は美味しい。
二つの汁を交互に味わいながら、これはこれでとても満足。
ご馳走様でした~・・
ここも、たまにはいいなぁ。何よりも駅目の前っていうはとてもうれしい立地条件。
今度は、こちらの「美豚せいろ」でも頂いてみようかな・・・。
さてさて、移動中に酔いを覚まさなきゃっっ
*桜海老の掻き揚げせいろ 1,050円、桃の滴 650円
石臼粗挽き 本格手打そば 「大庵」
新宿区新宿3-36-6 大安ビル2F
03-3352-5113
火~土 11:30~14:30 / 月~土17:00~23:30
日・祝 12:00~15:00 / 16:30~22:30
年中無休
お店のHP
- 関連記事
-
- 新大久保 「近江家」 (2007/10/04)
- 高田馬場 「乗鞍」 (2007/08/18)
- 新宿 「小松庵」 (2007/08/08)
- 新宿 「渡邊」 (2007/07/19)
- 新宿 「吉游」 (2007/07/02)
- 早稲田 「松庵」 (2007/06/14)
- 神楽坂 「ゆかり」 (2007/06/11)
- 新宿 「大庵」 (2007/05/16)
- 高田馬場 「浅野屋」 (2007/03/01)
- 荒木町 「そばダイニング ゑまふ」 (2007/01/26)
- 四谷 「角萬」 新店舗で牡蠣そば (2006/12/21)
- 新宿御苑 「松月庵」 (残念ながら閉店) (2006/12/20)
- 百人町 「近江家」 牡蠣そば (2006/11/28)
- 新大久保 「角萬」 (2006/11/25)
- 新宿 「渡邊」 (2006/11/21)
(私も昼食難民になっていまうことがしばしば・・)
世田谷のK?どちらかしら・・
それはそうと、週末はさすがにすごいんですね。Kはお昼に伺った事がないのですが、こちらに比べてフロアも狭めなので、混んじゃうとすごそうな気がします。
大庵も、夜にまだ伺った事がないのですが、お酒のリストや、お料理もなかなか充実してるので良さそうだと思っています。
今度・・、
友人と新宿で飲み、なんて時に行ってみようかな、と思いました。
新宿駅前というのは、便利です。
カウンター席は眺めもいいですよ。
お蕎麦も、こういう形態のお店にしてはしっかりしたものです。
店内にはきちんと打ち場もありますし・・、
新宿駅で困った時はいいかもしれません。
大庵は昼よりも夜のことが多いのですが、料理もそれなりだし酒やワインが充実しているのでつい飲みすぎてしまいます。ただ、このところ最後のお蕎麦が水っぽいというか水切りが悪いというか、嫌いなタイプの蕎麦ではないので、残念に思うことが多かったです。
ソバツユさん、2階に上がるのおっくうがらずに、ぜひどうぞ。
カリカリの掻揚げは蕎麦前の一杯には良さそうですね、
お蕎麦の汁、別にしてもらって正解だと思います、行ってみようかなあ~なんて・・・
こういう、天せいろもいいもんですね(^^)
天ざるとかってその店独自の
食べ方とかがあって
出てきてみて
ん?どうやって食べるん
みたいなことはありますね
鴨せいろなんかでも
なんか色々オプションが付いて来て
どうすればいいのか戸惑うことはありますね
桜海老の天せいろはいいですねぇ
衣に含まれた油もいいこってり感に
なったりするんですよね
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ yuka (01/01)
→ トマサン (01/01)
→ りう (01/01)
→ 森のたぬき (12/30)
→ gun (12/22)
→ 温泉の人 (12/12)
→ 温泉の人 (12/12)
→ gun (12/07)
→ yuka (11/25)
→ housepod (11/24)
→ yuka (11/10)
→ DW (11/02)
→ yuka (11/02)
→ yuka (11/02)
→ yuka (11/02)
→ まあやん (11/02)
→ 森のたぬき (11/02)
→ yuka (10/23)
→ yuka (10/23)
→ パスピエ(天ぬき) (10/20)
→ no name (10/19)
→ yuka (10/04)
→ yuka (10/04)