豪徳寺 「あめこや」

2007/09/07/21:17  [東京の蕎麦]世田谷区 画像あり

営業は午後3時から・・、という不思議で魅力的なお店。
行ってみたいなぁ、と思っていたところに蕎麦友から、9月25日からは5時からになっちゃうよ、との話を聞いて、これはのんびりしてられない・・と、永福町での所用を済ませた後、いそいそと豪徳寺へと向かってみることに。 

久しぶりに降り立つ豪徳寺の駅が、あまりに様変わりしているのにびっくり wao.gif。ここも・・・、高架が進んで見違えるよう。小田急沿線の進化はすごい・・・と思いながらも、同時にやや寂しくも。

とは言え、改札を抜けて歩き出す商店街は、記憶のままの風情にどこかほっとし、懐かしさを感じながら登っていく。
・・・と、まだ新しそうな、喫茶店、あるいはパスタあたりを出してくれそうな、ウッディーで小じんまりとしたお店が目に留まる。

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豪徳寺 「あめこや」 

お店の前に置かれた木の立て札に「AMEKOYA」と書かれたお店。
ここだ・・・hahha.gif


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午後4時少し過ぎ。

カランコロン・・・と鳴りそうな扉を開けて入る店内は、表から受ける印象以上に、暖かい木のぬくもりに溢れた空気がいっぱい。おおよそ、蕎麦屋の雰囲気はなく、どこかのロッジを思わせるような雰囲気が流れ、柔らかい照明がとても優しい。


まだ(この時間・・だし)、誰もいない店内の、壁際に並んだテーブル席の端を選んで腰を下ろす。ふんだんに置かれたクッションが気持ちいいなぁ、なんて思っていると、すぐに初々しい若奥さんが、お茶とお絞りを出してくださる。

なんだか座っているだけでも、心地いいな・・・futt.gif
などと思いながら、まずは、急いで来た喉を潤わせたく、生ビールを。

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快く受けてくださり出された生ビールに、「じゅん菜の酢の物」の小鉢がアテとして出される。
これが・・・、美味しい!
しかも、これは是非ともお酒で頂きたいという気持ちにさせられる、ニクイ一品。

改めて・・・、置かれている品書きに目を通すと、これがなかなか魅力的なものがずらり~と。こだわりの山芋の千切りや、味噌漬け、炙り焼きも食べてみたいし、干物の炙り物も揃っていてそそられる。が・・、大好きなアボガドを使った、「アボガドとクリームチーズのおかか和え」の文字を見たら、是非とも食べてみたくなり、それをお願いすることに。

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アボガド、クリームチーズがダイス上に切り分けられ、出汁醤油で和えて出される。これが、旨い!
こうなったら・・・、やっぱりお酒を頂きたくなってしまって、いくつか並ぶ中から、ちょっとお気に入りの「鳳凰美田」をお願いしてしまう・・・。

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お酒もセンス良く、氷に木の葉を添えた徳利に出される。

ふわりと香り高いお酒に染み入りながら、取っておいたじゅん菜を頂く幸せ・・・。
アボガドとクリームチーズはもってのほか、すっかりうれしくなり、ゆっくりと楽しむ黄昏時 futt.gif 。 


さて、〆のお蕎麦は・・と、再び品書きに目を落とすと、これもなかなか豊富な品揃え。温かい蕎麦、冷たい蕎麦といくつもの品書きが並び、見ていてちょっと楽しい。中でも「季節限定」の「鴨ときのこの漬汁そば」が気になったが、お聞きすると11月くらいまではやっている・・とのことなので、今日はやはり「もりそば」を頂くことに。

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程なくして出された蕎麦は、笊に盛られた丹精な細切りの蕎麦.。薬味には、さらし葱、山葵が丁寧に盛り付けられ、見た目にもうれしい景色。

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顔を寄せると、ふわり~と、清々しいような香りが鼻腔を掠めるのがうれしく、手繰り寄せ口に含む。

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これが不思議な、シャキッと、しっとり、の合わさったような心地よい腰。かみ締めると、ふわりと爽やかな風味が広がり、その後でゆっくりと甘みが広がる。面白い・・・、そして、旨い!

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やや甘みを含んだ汁は、ひとつひとつの素材が突出しない、まろやかに仕上がったもので、これもいい。汁なしでも楽しい蕎麦だが、この汁を纏った蕎麦が又よくて、するすると頂いてしまう・・・。
すっかり夢中で頂いてしまい、さて、と出された蕎麦湯を注ぎ頂き、最後の至福のひととき。

ほっとしていると、蕎麦茶を出してくださり、それも頂くとこれも美味しい蕎麦茶。
「どうして5時からにしちゃうんですか・・・?」と、思わず尋ねると、これから製粉機を入れて、自家製粉にするとのこと。その為仕込みの時間をとりたくて・・・と、語る奥様がとてもかわいらしい。
そうだったのか・・。
となると、これは25日以降も、ぜひぜひ訪れてみたいもの。

さらに、「どちらかかでご修行なさったんですか?」とお聞きすると、なんとっっ、私がしばしばお邪魔させてもらっている、吉祥寺の「ほさか」さんだと言うではないのっっ。なんだか急に、親しみが沸いてしまって、そう伝えると、ほさかさんでちょっと修行させてもらった後、独自で研究なさったとの事。他に、日本料理なども習われたりと・・・。

「この壁が飴色になるような・・、そんな思いを込めて」と名づけたという「あめこや」さん。
なんだか、すっかり気に入ってしまい、この沿線を(もうすっかり昔だけど)離れてしまった事が惜しまれてきてしまう・・・。

又、来よう♪
蕎麦屋からはちょっとかけ離れたようなお店だけど、ここの雰囲気はとても安らぐ優しい空気。そして、明るく気さくなご主人に、かわいらしい奥様。
いいなぁ・・、こういお店が自分の街にあったなら・・
などと思いながらお勘定を。

ご馳走さまでした~ hahha.gif
今でも十分美味しい蕎麦が、これからはさらに自家製粉。これは・・・、とっても楽しみ。
又、ぜひぜひ、訪れさせて頂こうっと。



もりそば 680円、生ビール 420円、鳳凰美田 650円、アボガドとクリームチーズのおかか和え 450円



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「あめこや」
手打蕎麦と珈琲の楽しめるお店

世田谷区豪徳寺1-46-14
03-3439-3602
15:00~23:00
(9/25から17:00~23:00)
月曜、第一火曜定休
お店のHP







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