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    つれづれ蕎麦 
    旗の台 「笛家」
    2007年10月31日 (水) 22:50 | 編集
    所用が終わったのが、1時も当に過ぎた時間で、お腹もぺこぺこ。行きたいなぁ、と思っていた「ちしま」さんは、確か駅すぐそばのはず・・・と、向かってみることに。

    20071031174139.jpg
    改札を抜け左に折れると、ほんとにすぐ。真上に看板を見つけ、その下の階段を、と見ると・・・ 
    なんだか様子が怪しい

    近寄ると、入り口は看板で封じられ、貼り紙がしてある。
    あああああ~っnaki.gif 又しても・・・。
    今日、明日は、蕎麦刈でお休みとのこと。


    仕方がない・・、けど、やっぱりお蕎麦が食べたい、という気持ちはどうしても止まず、前に見かけて気になっていた旗の台のお店が、確か3時までだった、と、急ぎ歩いて向かう。
    中延通りを、心急ぎながら進むと、程なく「旗の台」の商店街に差し掛かり、池上線旗の台の駅へ。

    駅すぐ横の細い路地沿い。気づかずに通り過ぎてしまいそうな程、ひっそりと静かに、古めかしさのあるやや地味な佇まい。

    20071031173923.jpg

    旗の台 「手打蕎麦 笛家」

    良かった・・・hanamizu.gif。「営業中」の札がかかってる。し、しかも、「新そば」の貼り紙まで heart.gif

    年季の入った濃茶の暖簾をくぐり、時代を感じる引き戸を開き中へ。中は、信州あたりの田舎を思わせる、民芸調あふれた一つの間。古めいた土間風の店内に、テーブル席が4つと、同じ空間に小上がりのテーブルが2卓のみ。田舎の家屋を思わせる空気が全体を覆い、雑然とし、取り立てた飾りつけなどない、庶民的な空気に満ちている。 

    2時も超えようとする時間にも係わらず、テーブル席4つは埋まったまま。出てきて下さった奥様に「あちら、どうぞ」と声をかけられ、小上がりのテーブル席へと靴を抜いで上がる事に。
    擦り切れそうな畳に置かれた、懐かしい座布団に腰を下ろしほっと・・・。

    すぐに出して頂いたお茶を飲みながら、置かれていた品書きに目を通す。

    20071031174045.jpg
    冷たい蕎麦も温かい蕎麦も一列に書かれ、丼物まである、なかなか豊富なお品書き。

    やや肌寒く感じていたので、暖かいものを頂きたいような気持ちもあったけど、初めてのところだし、やはり「もり」を頂こう、と目で追っていると、中ほどに、ちょっと気になる「田舎ざる」の文字。


    女将さんにお聞きすると、山菜や野菜を煮込んだ温かい汁で、冷たいお蕎麦を付けて食べるものですよ、との事。「もり」と温かい汁が同時に頂けるなら、これはいい♪。「じゃ、それを・・・」と、お願いすることに。

    待ちながら、ぼおっと辺りを見渡すと、どのお客さんも肩の力をふぅっと抜いて寛いでいる様子に、私もなんだか地元民に染まったような気持ちになってくる・・・。
    それでいて、奥にはそこだけ清潔感の感じられる打ち場が、どの席からも伺えるようにあり、蕎麦への期待も増してくる。

    と、ようやく、目の前に「田舎ざる」が置かれる。

    20071031173905.jpg

    長方形の蒸篭にこんもり盛られた蕎麦に、たっぷりの「田舎汁」。ほかほかと湯気を立て、出来立ての香りがふわりと漂う。薬味は、ねぎに大根おろし、そして生姜のすりおろし。

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    まずは、お蕎麦から。かなり太めに切られた、見るからに田舎蕎麦。挽きぐるみのグレーの蕎麦は、切り口も斬新で、粗野な素朴さいっぱいの姿。
    手繰り寄せると、香りはやや穏やか目。だが口に含むと、しっかりとした腰がなんだか懐かしい気持ちになり、噛み締めるともちもちとした感触。これは、いいなぁ~ futt.gif 。やや太さがまちまちなところはあるものの、それさえが、手打ちの良さのような温かみのある蕎麦。

    20071031173852.jpg

    さて、と「田舎汁」。三つ葉の飾りの乗せられた汁は、箸を入れてびっくりする程、具沢山 bikkuri.gif。山菜を筆頭に、しめじにエノキ、なめこ、椎茸のきのこ類に、長ねぎ、ナス、そして鶏肉。触感も味わいも異なるこれらの具は、掬う毎に楽しい。

    20071031173942.jpg

    そして、これらの出汁が豊かに染み出たしっかりとした熱々の汁が、この太めの蕎麦によく合い、これは美味しい~っ buchu-.gif。これは大正解♪
    こちらの、普通のもり汁も気になるところだけど、この蕎麦だったら、温かい蕎麦も是非とも食べてみたいな。

    20071031174123.jpg
    頃合見て出された蕎麦湯は、これも所々擦り切れた年季の入った家紋(?)の印字された湯桶で。

    注ぎいれると、十分に白濁した熱々の蕎麦湯で、やや冷めかけてきた「田舎汁」に注ぎいれ、薄めて頂くと、心からほっとする美味しさ。
    ん~・・・、満足満足 futt.gif


    体もほかほかになりながら、堪能してお勘定を。

    女将さんに代わって、顔を出されたご主人に、「新そばは・・、どちらのですか?」と、お聞きすると、「普段は茨城の蕎麦が中心なんだけど、今は、北海道と福井の新そばだね」、と親しげに話して下さる。

    細かな事なんて気にしないような、気さくなご主人も好印象。まるで、お店そのもの、いや、ここの蕎麦そのもののような、暖かさのあるご主人。

    ご馳走さまでした~ hahha.gif

    この気兼ねなく、ふらり~と入れるのも心地よく、又寄らせて頂こうっと。
    そして・・・、「ちしま」さんにも、是非ともリベンジしなくてはっっ。。


    *お品書き
    もり、かけ 630円、ざる、たぬき、きつね 700円、卵とじ、月見 800円、あんかけ、かき玉、カレー南蛮、肉南、若鶏、おかめ、なめこ、山菜、わかめ、釜揚げ 850円、力、田舎ざる 900円、つけとろ、山かけ、納豆、おろし 950円、鴨南 1,260円、鍋焼き 1,370円、天せいろ 1,350円、カツ丼、玉丼、親子丼 900円

    板わさ、山菜、厚焼玉子、なめこおろし、お新香 550円など、酒 480円



    20071031174103.jpg
    「手打蕎麦 笛家」

    品川区旗の台3-13-3
    03-3782-6672
    11:30~15:00 / 17:30~22:00
    日曜定休






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    コメント
    この記事へのコメント
    みんちょる様
    大岡山からも近そうですよね。長原もすぐでした~。(まだ、あまりこのあたりの地理が分からないのですが・・^^;;)。

    ここは、旗の台すぐ横です。是非、行ってみて下さい。ほのぼの~~・・とした、お店です。

    ちしまさん、ますます期待が盛り上がってます。是非とも、行ってみます!
    2007/11/02(金) 10:44:10 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    From Yo様
    ちしまさんは・・、是非、リベンジします!

    さて、こちらの「たぬきそば」。そうなのですか・・・。それは是非、食べてみたいです。季節も寒くなってきているこのごろ、ぴったりかも(^^)。

    百々亭さんも、また夜にでも行ってみたいお店。でら打ちさんも、有名みたいですね。
    2007/11/02(金) 10:41:44 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    いらしてたんですね..
    「ちしま」さんは、残念でしたね。
    また、ぜひ行ってみてください。
    ところで、笛家さんに行かれたのは、
    意外でした。ブログ関連で検索したら
    こちらの「たぬきそば」のねぎがうまいと
    聞き、食べに行きました。
    噂に違わず、美味しかったです。
    夏だったので、汗をかきかきでしたが...
    笛家さんの近くには、うどんで有名な
    でら打ち、百々亭もあり、旗の台は、
    麺類の美味しい処が多いです。
    2007/11/01(木) 22:43:59 | URL | From Yo #mQop/nM.[編集]
    笛家
    ゆーか様 ちしま、お休みとのこと残念でしたね。蕎麦刈って、蕎麦を栽培しているのでしょうか?あの蕎麦やらしからぬ入り口にはびっくりされたでしょう。ちしまは次回のお楽しみということで・・・。旗の台は、大岡山の手前で降りて歩いたりするので、守備範囲と思っていましたが、笛家なんてぜんぜん知りませんでした。是非、大井町から帰るときにでもよってみます。また新たな楽しみが出来ました。ありがとうございます。
    2007/11/01(木) 22:39:29 | URL | みんちょる #-[編集]
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