つれづれ蕎麦 '09
茨城町 「若竹」
2008年01月04日 (金) 23:46 | 編集
東京でのお正月の後は、(SA蕎麦を食べながら)帰省して実家でのんびりお正月をすごし・・・、
帰る前にひたちなかの親戚のおばさんにご挨拶に伺う。 

そして・・・、帰りにはこれも楽しみにしていた、ひたちなかのお蕎麦屋さんへ。豊富なお蕎麦屋さんがある中、行ってみたいと思っていたお店に、念のため電話をすると、・・・なんと、営業は明日から〜とのこと gessori.gif

時すでに2時近く。この辺りのお店はお昼の営業が2時までのところが多いので、ここは諦め・・・、
中休みのない水戸インター近くのお店へと、向かってみることに。 

周りを田んぼに囲まれた通り沿いに、水車の車輪が並べられたどこか民芸風のほのぼのとした佇まい。

08-1-4 店

東茨城郡茨城町 「昔そば 若竹」

昭和35年創業以来、自作の石臼で自家製粉してお蕎麦を打っているというお店。
これは、年季が入っていそう〜 futt.gif

「昔そば」と書かれた暖簾をくぐり、店内へ。
さすがにこの時間、ほかにお客さんのない店内には、真ん中に囲炉裏のテーブル席、横に一段高く作られたお座敷に、素朴なテーブルが3つ並べられている。

「いらっしゃいませ」とすぐに奥様が出てきて下さり、お座敷の窓際のテーブル席に腰を下ろす。

08-1-4 品書き
コップ水が出されるのが、なんとものどかな気分で、置かれた品書きに目を通す。

茨城だったら、「つけけんちん」が食べたいなぁ〜と思っていたが、こちらにはどうやらないようなので・・、
オススメと書かれた「生粉打ちせいろ」をお願いすることに。


待ちながら、改めて見渡す店内は、流石に年代を感じさせる。古箪笥が置かれ、懐かしい板目の品書きが天井近くに掛かっている。
その一方で、なぜか異国の風景の書かれたキャンパスがいくつも飾られているのは、ご主人の趣味なのかな・・・。

と、程なくして「生粉打ちせいろ」が置かれる。

08-1-4 生粉

正方形の蒸篭にこんもり盛られた蕎麦は、太めの田舎蕎麦。薬味の他に煮昆布が添えられている。

08-1-4 生粉アップ

このどっしりとした太目の蕎麦を手繰り寄せ、顔を寄せると、大地を思わせるしみじみとした蕎麦の香りが豊かに漂う。

08-1-4 生粉どアップ

口に含むと、しっかりとした腰。いわゆる「太打ち」の蕎麦とは違う、田舎蕎麦独特の太さ。どこまでも素朴さのある蕎麦で、すするというより、噛み締めて食べていくと、呑みこんだ後から、ぐぐぐ〜っと蕎麦の風味が喉から鼻に上がっていく。

これはなかなか・・・futt.gif
ただ、かな〜り太さにマチがあるのがちょっと気になるところだが、この風味、そしてここでしか味わえないような素朴なそして、大らかさに溢れている。

汁はやや甘めのものだが、なんだか美味しくて、このしっかりとした蕎麦によく合う。
食べ進めていくうちに、このしっかりどっしりとした蕎麦を温かい汁ででも是非とも頂いてみたくなってしまう。

一方彼は、二八の「もりそば」を。

08-1-4 もり

これも又太めの蕎麦がたっぷりと盛られてる。

08-1-4 もりアップ

食べ比べてみると、こちらも同じくしっかりとした腰の蕎麦。やや、生粉よりも滑らかさが加わったようにも感じ、食べやすくなっているような気もするが、風味、香りはこちらも十分。

せっかくなら、この蕎麦で、温かい蕎麦も食べてみたい気持ち山々だが、たっぷりと盛られているので、お腹に余裕がなく・・・

08-1-4 蕎麦湯
でも・・・、どうしても気になり、
蕎麦猪口に蕎麦を盛り、汁を注ぎいれた上に、熱々の蕎麦湯を注ぎいれ、「即席かけそば」にして食べてみると・・・

思った通り niko.gif
温められた事で、さらにこの風味が強まり、ふわ〜と込み上げてくる。

これ、美味しい♪


すっかり満足し、柔らかく炊かれた煮昆布を頂きながら、ナチュラルに白濁した蕎麦湯をたっぷりと頂くと、お腹いっぱ〜い buchu-.gif

なるほど・・、「昔そば」だったなぁ、などと思いつつ、お店を後に。

思いがけずに頂いたお蕎麦。素朴でこの土地ならではの、昔ながらの風味あふれた蕎麦に出合えた事に満足しつつ・・

ご馳走さまでした〜hahha.gif
今度伺う時には、是非、温かい蕎麦を頂いてみたいな・・・。


*お品書き
もり 700円、納豆、とろろ 950円、なめこ 1,000円、夫婦 1,200円、天もり 1,600円、海老おろし 2,400え、生粉打ちそば 1,200円、たぬき 800円、卵とじ 850円、かけとろ 950円、とり南、なめこ 1,000円、カレー南 1,100円

玉子焼き 600円、そばみそ 350円、そば焼 400円、そばしるこ 500円、そばがき 900円、天狗舞 550円など



08-1-4 暖簾
「昔そば 若竹」

東茨城郡茨城町若宮 717-4
029-293-9125
11:00〜17:00
水曜定休 P10台



コメント
この記事へのコメント
hopper様
コメントありがとうございます。

お子さん、かわいい〜(^^)。

これからも、よろしくお願い致します。
2008/01/08(火) 09:10:31 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
おおお様
えええっ?
ひっじょう〜に気になる情報です。

近々のぞきに行って見なくては・・
ありがとうございました(^^)
2008/01/08(火) 09:08:52 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
はじめまして
近所で美味しいお蕎麦屋さんはないかと検索していてこちらにたどり着きました。毎日楽しみに拝見してます!
田舎蕎麦美味しそうですね〜。
2008/01/07(月) 20:56:07 | URL | hoppe-r #-[編集]
あさひ
小田急線「東北沢駅」
北口出て、踏切のある通りを井の頭通りのほうへ
サークルKのちょっと先、
「あさひ」是非。
通りかかると入らずには居られませんよきっと
2008/01/07(月) 14:40:48 | URL | おおお #dNm2mw72[編集]
蕎麦喰い師様
明けましておめでとうございます♪

いや、田んぼ道を進んだら程なく行き当たりました〜(^^)。
製粉機というか、石臼がいくつも右のガラス扉の向こうに並んでましたので、きっと仕切りをつけたのかもしれないです。

本当に、おおらかな蕎麦、そのものでした。
洗練された、技術的なとは違うのに、なんだかとっても美味しかったです。
そして、後からいらっしゃったお客さんの訛りが又懐かしく・・・(^^)

今年も・・
又ご指導のほど、よろしくお願い致します。
2008/01/07(月) 11:41:00 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
ふつ〜様
明けましておめでとうございます。

確かに、こちらの場所はかなり不便ですよね・・・(^^)。
でも、のどかな気分で、なかなかこっちでは出会えないようなお蕎麦でよかったです。

今年も、こちらこそ・・
よろしくお願い致します。
全国を縦断してのふつ〜さんの行動力、今年も楽しみにしています。
2008/01/07(月) 11:37:44 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
郷愁
あけましておっめでとう!
わかりずらい所だったでしょ。
文面を読んでいると以前とは店内が変わったのかな?
以前はお店に入って右側に自作の変テコリンで馬鹿デカイ製粉用の機械が鎮座していたのに、変な店だった・・
一言で言うならおおらかなお蕎麦ですよね。結構好きでした、田舎っぽくも無く、かと言って洗練されてるわけでも無く、一言「おおらかな蕎麦」としか表現出来ない面白いお蕎麦だった。
それと「そば焼」とあるのは以前は確か「団扇焼」?(チョット記憶が曖昧ですが)と言う名前だったと思いますが、小さな蕎麦掻きを作って小さなお煎餅の様にして串を打って焼くんですが、これ結構美味しかった記憶があります。
yukaさんの文を読んでいると、ヒョイっと懐かしいのが登場するので、本当に楽しいです。
私には郷愁を誘うお店が、ヒョッコリと登場する。
今年も楽しませて下さい。
2008/01/06(日) 17:13:56 | URL | 蕎麦喰い師 #ZEqp4aRo[編集]
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

「若竹」よかったですね。以前から気になっているのですが、駅から遠いのでなかなか行けません。

今年もあちこちの蕎麦屋さん巡り頑張って下さい、楽しみにしています。
2008/01/06(日) 12:19:12 | URL | ふつ〜 #h2xkut0A[編集]
南無様
あけましておめでとうございます。

はい、帰省できる場所があるのは、私にもとてもありがたい事だと、思っています。
でも、お正月は、お店がやってないのが・・・、寂しいです(^^;;
2008/01/06(日) 11:17:50 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
あけましておめでとうございます
帰省蕎麦、良いですね。
故郷のない身には羨ましい。
まして、茨城となれば、なおさら・・・
今年もよろしくお願いします。
2008/01/05(土) 13:12:11 | URL | 南無 #ZsCrwfD6[編集]
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