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    つれづれ蕎麦 
    葉山 「鰹」
    2008年02月18日 (月) 23:41 | 編集
    ・・・「鰹」?
    お蕎麦屋さんにしては変な感じもする名前だなぁ、と初めて聞いた時感じたが・・・。
    聞くと、ずっとお寿司屋さんをしていたお父さんと、蕎麦を修行した息子さんとで、蕎麦とお寿司を融合したお店を自宅を改装してやっていると聞き、去年からずっと行ってみたい・・・と思っていたところ。

    今日は、念願かなって友人たちと伺うことに niko.gif

    が・・・
    現地で待ち合わせたので、わくわくしながら「湘南新宿ライン」に乗り込み、ぼっとしていたら、思わず「藤沢」まで行ってしまう・・m002.gif
    友人たちに送れを取りながらも、それでも何とか「一色住宅前」のバス停に降り立ち、ほどなくお店へと ase2.gif

    08-2-18 店

    周りはまったくの住宅街。
    ここにお店があるとは、まず分からないであろう、民家の間にふっと佇む立派な門に、磯の雰囲気漂う凛々しい看板がかかってる。

    08-2-18 店暖簾

    門を入り、入り口のちょっとしたアプローチを入ると、すっと垂らされた紺地の暖簾。そこにはどこか港の風が通り抜けていくかのよう。

    葉山 「蕎麦処 鰹」

    暖簾の先の格式感じる扉を開くと、磨かれた廊下の玄関があり、すぐに奥様に出迎えられる。名前を告げ、靴を脱ぎ上がるとすぐに石臼が回っており、その横のふすまを開けて店内へと・・。

    上品なお座敷の部屋に並べられた黒を基調としたテーブルに椅子。大きくとられた障子張りの窓からは、さんさんと日差しが入り込み、店内を暖かく包み込んでいる。

    08-2-18 店内

    清楚でいて、ほっと寛げる心地のいい店内 futt.gif
    年配の方々も多く、皆とても和やかに寛いでいる中に、友人たちを見つけ、私もほっと腰を落ち着ける。

    08-2-18 4ビール
    遅れちゃったけど・・と、
    まずはビールを注いでもらって、乾杯~niko.gif

    ビールグラスと一緒に出して頂いたのは、定番の「揚げ蕎麦」。


    そして、すぐにお通し・・・なのかな?小鉢の二品が目の前に出される。
    まったり、とろんとした「胡麻豆腐」に、盛り付けもお洒落な地の物の「芽かぶとろろ」。

    08-2-18 5 ゴマ豆腐08-2-18 6とろろ

    「半分以上食べちゃったけど・・・」と、友人達が先に頼んでいた「魳のカマ焼き」。

    08-2-18 1かぶと焼き

    それに、これも食べかけの「手作り豆腐」に「地ダコの酢の物」。

    08-2-18 2豆腐08-2-18 3 タコ

    甘みの強い豆腐に、身のしまった地ダコ、魳のふわりと焼かれた身が美味しい・・と、頂いたところで、頼んでおいて頂いた、「刺身の盛り合わせ」が目の前にど~んと登場。(二人前)

    08-2-18 7刺身

    すべて湘南、地のものの魚で作っているそうで、「ヒラメ」に「アオリイカ」「まぐろ」が美しく盛られた様は、さすが寿司屋の職人技が冴え渡る。

    08-2-18 7刺身アップ

    食べてしまうのが勿体無いようなお刺身は、どれもが唸ってしまうほどの美味しさ・・・love.gif。こ、これはすごい・・。
    そして、一人前だけ「握り」もお願いすると、これもたっぷりと。

    08-2-18 8握り

    この鮪のきれいな脂ののり!それにひらめに赤貝・・、するるっと胃に入ってしまう極上の握り寿司。

    08-2-18 品書き6

    これだけでもかなり満足したのだが、よく食べる友人のおかげで(?)、さらに何か頂こう~と、品書きを吟味。定番のお料理メニュー以外に、「本日の」品書きが達筆でこれもずらりと書かれ迷ってしまうほど。

    08-2-18 いかげそ

    中から、お酒のあてにと選んだ 「あをりいか下足焼き」。
    生のアオリイカをホイルで焼いたもので、これがふわりと柔らかく味が濃い。これまで食べた下足焼きの中で一番かも、と思うほど。ん~・・、旨いっbuchu-.gif

    08-2-18 漬物

    さらに・・・、お母様がお漬けになったという、なす、蕪、人参の「古漬け」。

    08-2-18 そば味噌08-2-18 わさび

    お酒のあてに・・と、「蕎麦味噌」、修行先の「しのはら」さん直伝の「山葵茎の醤油漬け」。

    さらに・・・、「何か野菜ものが欲しい」という私のリクエストで作って頂いた「海老芋まんじゅう」。

    08-2-18 えびいも

    まるで兎のようなかわいい姿に、思わずにっこり heart.gif

    08-2-18 えびいもアップ

    出汁の張られた海老芋饅頭に箸を入れると、もっちりなめらか~な裏ごしされた海老芋が、甘くて美味しい。すっかりこちらのお料理に魅了されっぱなし。

    08-2-18 あげ08-2-18 うど

    続けて出されたのが、「揚げおろし和え」に、「ウドのきんぴら」。

    そして、やっぱり食べておきたいと頼んだ「そばがき」は、湯に張られて出される。もっちりとした滑らかな蕎麦掻で、これもいい。

    08-2-18 そばがき

    これらのお料理に、すっかりお酒もたっぷり頂き、並べられた酒器を見つめるとどれもがとても素敵な酒器ばかり。地元のお酒を中心にお酒の種類も豊富で、贅沢三昧な心地に酔いしれる。

    08-2-18 酒器308-2-18 酒器
    08-2-18 酒器408-2-18 酒器6

    これだけ食べても、やっぱり一番の目的は蕎麦。
    三種の蕎麦をひとつづつお願いし、皆で取り合って頂こうと、まずお願いしたのが「粗挽き蕎麦」。

    08-2-18 粗挽き

    笊に盛られた蕎麦は、やや太めに切られ、斬新に立たれた後のくっきりと立つ凛々しい蕎麦。

    08-2-18 粗挽きアップ

    その表面にはびっしりと蕎麦の欠片が浮く野趣さあふれた面持ち。見とれつつ手繰り寄せると濃い穀物の風味がふわ~と立ち込める。

    08-2-18 粗挽き食べ

    口に含むと、何とも言えない心地のざらりとした感触が舌を掠める。これを楽しみながら噛み締めるともっちりとした腰が心地よく、途端、非常に濃い蕎麦の風味がぐわっと広がる。甘みを含んだまるでとうもろこしを思わせる、深く濃い、それでいて幸せいっぱいにさせる風味に、もううっとり・・・love.gif
    ん~、これはたまらない・・・。

    08-2-18 せいろ

    そして、続いて「せいろ」そば。

    08-2-18 せいろアップ

    粗挽きに比べると、気持ち細めに切られた蕎麦は、これもエッジの立った丹精な蕎麦。

    08-2-18 せいろ食べ

    こちらも蕎麦の欠片が上品に浮き、これも美味しい。香り風味も同様に濃いが、こちらの方がやや上品さが加わったようで、万人受けするのはこちらかな・・・?
    どちらも素晴らしいお蕎麦に、感嘆とため息をもらしながら、皆でするすると手繰り続けてしまう、一瞬の静けさ。
    んんん~、これは修行先を越えている?(笑)

    08-2-18 かけ

    そして、ちょっと遅れて「かけそば」も。
    琥珀色の汁に張られた蕎麦は、やや太めに切られているのがうれしく、暖かい汁にもダレずに、もちもちとした感触を高めている。汁に絡まり、この濃い蕎麦の風味が融合した美味しさに、感動してしまう。

    08-2-18 蕎麦湯

    最後には、真っ白な表面をふつふつとさせた蕎麦湯まで。
    出汁の上品に取られたまろやかなもり汁に注ぎ頂くと、心から幸せな心地に浸ってしまう。

    と、蕎麦湯をゆっくりと頂いていると、「せっかくなのでデザートも・・」ということで、アイスクリームまで。

    ここのアイスはバリエーション豊かに「抹茶、ミルク、蕎麦茶、和栗、かぼす」と5種類あるようで、その中から今回選んだ二種類。

    08-2-18 アイス抹茶08-2-18 アイスそば茶

    お茶の香り高い「抹茶」に、蕎麦の風味が十分に味わえる「蕎麦茶」アイス。これも取り分け交互に頂くと、もう何も言えない・・・ futt.gif。食後のデザートってやっぱrうれしいなぁ、としみじみ。

    お料理のレベルの高さ、そしてお刺身を始めとする魚料理全般、そしてこの蕎麦に、心から大満足。
    しかも、上品なお母様に、職人気質の凛々しいお父様、そしてほんわかとした雰囲気のまだお若いご主人の暖かいもてなしに、すかり心地のいい素晴らしいひと時を頂き、感謝したくなってしまう。

    あのお刺身、握りだけでも又是非・・
    いや、お料理なくてもあの蕎麦は又是非とも!と、思わせる何とも贅沢なお店に、すっかり感服。
    しみじみと・・、ここがもっともっと近ければ、と悔やまれてしまう。

    今日は、すっかり、ご馳走様でした~hahha.gif

    ちょっと遠いけど・・・、
    電車に揺られて、又是非、訪れたい。。


    *お品書き
    もり 800円、辛味、とろろ 900円、鴨汁 1,500円、天ざる 1,600円、かけ 800円、やまかけ 950円、磯の香りそば 1,000円、芹そば 1,200円、鴨南蛮 1,600円、天ぷらそば 1,650円、そばがき 1,000円、鰹そば 1,100円

    蚕豆、自家製豆腐、蕎麦刺身、揚げナスポン酢 500円、焼き味噌、山葵茎醤油漬け、タタミイワシ 400円、出し巻き 750円、天盛り 1,350円、刺し盛り 2,500円~ その他本日のメニュー多し
    アイス 400円、白玉クリームぜんざい、そばがきぜんざい、蕎麦茶プリン 600円
    日高見、八海山、天晴、出羽桜、石鎚、群馬泉、鰹、竹鶴などなど 700円~



    08-2-18 看板
    「蕎麦処 葉山 鰹」

    神奈川県三浦郡葉山町一色682-3
    046-876-0606
    11:30~14:30 / 17:00~20:00
    火曜、第2・4水曜定休
    禁煙





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    コメント
    この記事へのコメント
    投資初心者様
    ありがとうございます。
    又ぜひ(^^)
    2013/04/06(土) 09:28:14 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。
    2013/04/05(金) 14:41:21 | URL | 投資初心者 #-[編集]
    Dr.Kani様
    どなたかと思ったら・・・Dr,~(^^)
    コメントありがとうございます。
    やっと行って参りました♪

    ヒッシーご主人、以前に大森のお店に修行されているときに、伺った私の事を覚えていて下さったようで、それがとてもうれしかったです。

    想像以上に、とてっても素晴らしいお店でした。
    是非、又訪れたいと心から・・。その時は、是非(^^)。
    東京のお店にも、早速伺って来ます♪
    2008/02/19(火) 23:59:09 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    蕎麦喰い師様
    ヒッシー・・(^^)。
    ぴったり♪です。

    ご主人のお料理、とてもセンスよく大満足してしまいました。
    それに蕎麦、とってもよかったです!

    あー、もちょっと近ければ~
    と、心の底から思ってしまいました。

    ん?開店祝い?
    まだ、お花が飾ってあったので、まだまだ間に合いそうですよ(^^)
    2008/02/19(火) 23:54:21 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    JIN様
    た、確かに・・・(汗)
    私も写真を見て、よく食べたなぁ~・・と、タラリ(^^;;

    それはそうと、こちらは本当によかったです。
    JIN様も、お近くを通られる事があったら、是非寄ってみて下さい。自信を持ってお勧めします。

    それと・・
    先のお話。私もそういうのは、納得しがたい引っかかりを感じてしまいます・・・。
    2008/02/19(火) 23:50:57 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    どうもありがとうございました
    yukaさん、はじめてコメントします。
    Dr.kaniです、お久しぶりです。
    ヒッシーもものすごく喜んでいました。
    ついにyukaさんのブログに彼が出たなんて本当にうれしいです。ぜひ次回はご一緒させてください。
    鰹にいる前にいた師匠のお店もぜひとも
    遊びに行ってください。(出来たらご一緒に・・・・弟子の方が先にブログされちゃいましたが・・・・)
    ではでは
    2008/02/19(火) 13:40:13 | URL | Dr.kani #-[編集]
    出不精なこのごろ
    ヒッシ~(私 若い店主をその様に呼んでます) ポヨンとして良い奴ででしょ。
    彼の作った料理は色々食べてますが中々良い感性を持ってますよね。
    本当に近くにあると言いのに・・
    っと言いながら、実は行きそびれているのですが・・(・_・;)
    おもっいっきり遅ればせながらの開店祝いを持って近々に顔を出さなくっちゃ。
    2008/02/19(火) 11:39:54 | URL | 蕎麦喰い師 #ZEqp4aRo[編集]
    あの~
    お蕎麦の写真が、なかなか出てこなくて心配になるくらい、ご堪能になられた様ですね。(笑)

    しかし、yuka様の行動範囲・友人・嗅覚は、素晴らしいですね。
    タイトルを見て、最初、「葉山???」。
    俄かに信じられませんでした。
    2008/02/19(火) 11:31:22 | URL | JIN #3aXRcdxk[編集]
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