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    つれづれ蕎麦 
    浦和 「沢畔」
    2008年03月25日 (火) 23:03 | 編集
    朝方はまだ冷んやりとしていた空気も、花活けの仕事を済ませて外に出ると、ぽかぽかとしたいい天気。すっかり春めいた陽気に、これはちょっと遠出してみたい niko.gif

    ・・・で、池袋にいることだし、と咄嗟に埼京線に乗り込み、中浦和まで。

    駅東口を降り、別所沼公園の前を通って歩いていく。途中には「桜祭り」と書かれた垂れ幕がすでにかけられ、ほお~っと春の訪れを実感しながらも、さらに歩く、歩く、歩く。
    目印の埼玉市役所を目指し、何の変哲もない住宅街の路地をひたすら歩いて行くと、やっとベージュの建物の市役所に辿り着く。そのほぼはす向かい。お店がいくつか並ぶビルの一角に、風情ある暖簾のかけられた上品なお店に行き当たる。
    (ビルの改装中?なのがちょっと残念~・・・)

    08-3-25 店よこ

    さいたま市浦和区 「石臼挽 手打蕎麦司 沢畔(たくはん)」

    本むら庵で修行なさったと聞いて以来、是非とも訪れたいと思っていたお店 futt.gif

    お店の前に置かれた「ランチメニュー」にちょっと目を通しながら、暖簾をくぐる。少々余裕を持って歩いてしまったので、午後1時すぎ。店内にはすでにお客さんがなく、少々緊張していると、すぐに出てきて下さった花番さんが、「ランチのご飯のメニューはないのですが」とのこと。
    「あ、いいです・・・」と答えると、テーブル席の一つに通される。

    すっきりとした清潔感漂う店内。静か流れるBGMに、ゆったりとしたテーブル席がいくつか並ぶ、小じんまりとしながらも、ゆったりとした空気が流れている。

    花番さんの応対は少々冷たいような気がしないでもないが、厨房の中から顔を出して「いらっしゃい」と笑顔でかけて下さるご主人の声にほっと・・・futt.gif

    テーブルに置かれている品書きは、結構シンプル。
    お昼はこのランチのメニューがメインのようで、他にせいろといくつかの種物など。
    ランチの「週代わりかきこみ大判せいろ」が、今週は「親子汁」とのことで、せっかくなのでそれを頂いてみようと、「大判」のお蕎麦の量をお聞きすると、通常の1.5倍、250グラムとのこと。ちょっと多いかなぁ、と、普通盛りでお願いすることに。

    しばしして、ふわ~と親子汁の食欲をかきたてられるいい匂いがたちこめ、「週代わりかきこみ大判せいろ」が目の前に置かれる。

    08-3-25 かきこみせいろ

    ほかほかと湯気を立てた親子汁に、長方形の蒸篭に盛られた細切りの蕎麦。

    08-3-25 せいろ

    粗挽き、十割蕎麦と書かれている蕎麦は、かなりの細打ち。あまり粗挽き感は感じられないが、つやつやと輝き、切り幅、長さにもムラのない丹精な蕎麦。

    08-3-25 せいろアップ

    まずは、お蕎麦だけを・・と、手繰り口に含むと、しゃきと〆られた心地よい感触にぷるるっとした感覚のあるしっかりとした腰加減。香りはあまり強くはないものの、噛み締めると次第に穀物の香ばしさと甘みがゆっくりと広がってくる。

    十割でありながら、滑らかでするすると通ってしまう爽やかな喉越しに、そのままでも食べてしまえそう。

    08-3-25 親子汁

    そして、ほっかほかの「親子汁」。これが又美味しい heart.gif
    いくつか入っている大きめに切り分けられた鶏肉は、身が締まりながらもふんわりと柔らかく、汁には鳥の出汁が溶け出し、さらに卵のやさしいコクが加わっている。とじている卵は、羽毛のようにふわりとし、上にかかった生海苔がさらに香ばしさを加えてる。

    08-3-25 親子汁アップ

    これをこの細い蕎麦に絡め頂くと、大盛りのままでもよかったんじゃないかしら~と思うほど、美味しくてするすると入っていってしまう。細さゆえか、やや絡まり気味ではあるものの、すっかり夢中で食べてしまう。

    頃合を見て出された蕎麦湯には、きちんと「よろしかったらこちらもお使い下さい」と、別に蕎麦猪口出して下さる配慮がうれしい。

    08-3-25 そばゆ

    蓮華で掬い分け、蕎麦湯を注ぎいれてびっくり。
    とろとろとろ~とした、滑らかクリーミィな白濁した蕎麦湯。これが又美味しく、注ぎ、注ぎ・・・と、たっぷりと頂いていると、至福の心地に浸ってくる。
    すっかりお腹もいっぱいの、大満足なランチに・・・futt.gif

    ほおっとしながら、後ろにかけられた黒板に目を移すと、いくつかの小さなお料理が書かれていて、できればここでもゆっくりと蕎麦前から頂いてみたいなぁ~と、しみじみと思ってくる。
    が、すでに2時。
    お昼の営業はそろそろ終わりになるようで、花番さんも賄いを食べ始め・・・、

    やや名残惜しいような気持ちも抱えつつ、お勘定を。
    丁寧に受け取りしてくださるご主人が又、とても素敵な方で、是非ここで夜にゆっくりと頂きに来てみたいなぁ~と思ってしまう。

    08-3-25 コーヒー
    ご馳走さまでした~hahha.gif

    念願のお店に来れた事も大満足。
    ああ、もちょっとここが近かったらなぁ~・・・u-n.gif


    今度来たら・・、
    これも絶対頂いてみようっとniko.gif




    *お品書き
    せいろ 750円、辛味大根 1,000円、なめこおろし、卵とじせいろ 1,200円、鴨せいろ 1,500円、かけ 750円、卵とじ 1,200円、鴨南蛮 1,500円
    平日ランチセット 小丼と蕎麦 900円~1,100円、週代わりかきこみ大判せいろ 1,150円

    板わさ、卵焼き 500円、つくだに、たくあん、しばづけ、冷奴 400円など
    樽酒 550円、酒 500円、地酒 750円など


    08-3-25 店
    「石臼挽 手打蕎麦司 沢畔」

    埼玉県さいたま市浦和区仲町4-10-13
    048-837-8723
    11:30~14:00 / 17:30~21:00
    月曜定休 禁煙


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    コメント
    この記事へのコメント
    yako様
    お帰りなさい!

    いえいえ、もう少し場所が便利であったら…
    などと思いつつ、すっかりご無沙汰しちゃってるお店ですが、
    yakoさんのコメント読んでいたら、又伺いたくなりました(u_u*)~。

    又、多摩蕎麦にも、参加して下さい(u_u*)~
    2015/05/25(月) 10:47:23 | URL | yuka #-[編集]
    帰ってきました
    お久しぶりです。関東に戻ってきましたo(^o^)o
    こんな以前の投稿にコメントするのも...と思いましたが、やはりyukaさんも行かれたのだな~と感激してついつい。
    浦和区役所に所用で行った際に気になり、今日うなぎ祭りのついでに家族で訪問。ああ関東に戻っていいお蕎麦が食べられる、と蕎麦のきりっとした切り方もスルスルののどごしも口に広がるお蕎麦の香りも堪能しました♪
    本むら庵で修行された方のお店なんですね。どおりで幸せを感じるお味でした。
    ありがとうございます💕
    2015/05/23(土) 19:28:57 | URL | yako #dzQTihNE[編集]
    ケニー様
    ほんっと、すぐ近くに来ていたんですね。
    お父様が浦和在住でしたら、是非ご一緒にでも。
    私ももちょっと近ければ、と思ってしまいました。

    あ、沼・・
    ありがとうございます(^^;;
    2008/03/28(金) 11:01:38 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    良さそうですね。
    浦和にこんな店あったんですね。(「土合やぶ」には行きました。)
    私、幼稚園から高校卒業まで浦和に住んでいました。
    父はいまだに浦和在住ですので、先日、父の代わりに確定申告に。このお店のすぐ近くまで行っていたのに。ちょっと残念です。
    あっ、別所池公園×、別所沼公園○です。
    2008/03/27(木) 18:07:54 | URL | ケニー #boqqf3X.[編集]
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