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    つれづれ蕎麦 
    大多喜 「ゆい」
    2008年04月15日 (火) 06:50 | 編集
    4月14日(月) 

    鋸南の安房温泉「紀伊国屋旅館」での、地魚刺身舟盛りに伊勢海老、あわびの踊り焼きに、アオリイカ・・・と、千葉の魚を心から満喫し・・・、

    今日は「花摘み」♪と、思っていたが外は前夜からの雨がまだ降り続いてる。
    今回、「花摘み」は諦め、次の目的地へと向かって早めに旅館を出発。

    鴨川で道の駅や海産物などを買ったりしながら、養老渓谷を抜けて、大多喜村へ。
    ここで、今が旬の、ブランド品(?)「大多喜竹の子」を買うのが、今回の旅行のもう一つの目的 niko.gif

    そして、大多喜だったら、と、「男の隠れ家」(大人の自転車)に出ていたお店が、気になっていたので、そこでお昼を頂こうとまずはそちらに・・。

    養老渓谷を抜けた山道の中、通り沿いに看板があり、その案内に従い細い山道へと入っていく。
    と程なく、頭上に板に書かれた手書き風のほのぼのとした「ゆい」の文字。
    一軒の古民家の見えるお庭へと入っていく。

    08-4-14 店

    なんて・・・素敵な佇まい hahha.gif
    しっとりと年月が作り上げて来た趣が、静かに静かに流れ、人をほっとさせる何かを醸し出ている。
    古さの持つ温かみ、そして、すっと降ろされた生成りの暖簾。

    千葉 大多喜 「手打蕎麦 ゆい」




    平日の道路があまりに順調で、11時丁度の、開店直後のお店。
    我々が、今日の最初のお客さん。

    「どうぞ~」と、暖かい声でまだお若そうな奥様に出迎えられ、靴を抜いて店内へと。

    板間に置かれたクラシカルなテーブルに椅子、その横の部屋には、がらりと変えた手作りの木の長テーブルに、2人がけのテーブル席がみっつ程。

    下げられた骨董のランプ。
    置かれている手作りの木の調度品。
    ほんのりとした明かりの中、あまりにしっとりとした店内に、思わず周りをぐるりと見渡してしまう。

    08-4-14 店内08-4-14 店内2

    すうっと肌に馴染むこの空間を心地よく感じながら腰を下ろすと、すぐに蕎麦茶と品書きが出される。

    08-4-14 品書き 平日
    定番の冷たいお蕎麦に、温かい蕎麦、
    それと平日には限定の「粗挽き田舎蕎麦」があるとのこと。

    こちらの蕎麦はすべて十割。
    「今日は、栃木の氏家のお蕎麦です」
    と教えて下さる。


    とりあえず、ゆっくりすべての品書きに目を通し、私はやっぱり迷わず「限定」の粗挽きが頂きたく、「二色せいろ」をお願いことに。

    08-4-14 品書き 料理08-4-14 こだわり

    さらに、野菜、卵、自然薯などに拘りを持っているのが書かれているのを見たら、こちらのお野菜にも興味を持ってしまい、黒板に書かれている、「野菜の天ぷら」も単品でお願いする。

    厨房の暖簾の後ろから軽やかな揚げ音がし、程なくしてまずは、「野菜の天ぷら」が置かれる。

    08-4-14 天ぷら

    こごみに、ぜんまい、原木シイタケ、わらび、つくし、エリンギ、ウド、しどけ、ニンジン・・・と、すべて説明してくれるけど、あまりの多さに覚えきれない~・・ase2.gif

    と、思いつつ、一つとって頂くと、こ、これが美味しいっ

    薄い衣で揚げられた天ぷらは、どこまでもカラリとし、まるで空気のよう。
    しかも素材の瑞々しさをぎゅっと閉じ込め、中はとてもジューシー。
    しいたけの断面からにじみ出るエキスの美味しさには、目をみはってしまう。
    素材の良さもさることながら、この天ぷらの美味しさに二人して感動~。

    08-4-14 天ぷらアップ

    と、これ食べていい?などと取り合い(?)、天ぷらを堪能していると、まずは彼の頼んだ単品の「せいろ」が置かれる。

    08-4-14 せいろ

    桜の花をあしらったせいろ蕎麦は、やや緑かかったつやつやと輝く丹精な蕎麦。

    08-4-14 せいろアップ

    と、続いて、私の「二色せいろ」も目の前に出される。

    08-4-14 二色

    小さめの笊に二色並べられ、こちらには「菜の花の胡麻和え」もついてる♪

    08-4-14 二色せいろ

    まずは、「せいろ」から・・。
    切り幅、長さにムラもなく、きちんと整った蕎麦を手繰ると、深みのある穀物の香り。

    08-4-14 二色せいろアップ

    江戸蕎麦より、やや太めに切られ蕎麦を口に含むと、しっかりとした腰。もちっとした食感のある蕎麦で、かみ締めるとふわりとしみじみとした蕎麦の風味が広がる。
    前の彼も、「うん、旨い・・」とつぶやき、満足そうに食べている様子。

    そして、平日限定の「粗挽き蕎麦」を。

    08-4-14 二色粗挽き

    表面には蕎麦の欠片がところどころに散りばめられ、やや黒目の蕎麦は野趣あふれた姿。

    08-4-14 二色粗挽きアップ

    手繰り寄せると、香ばしさをも含みこちらの方がより濃い香り。
    口に含むと、しっとりもちっとした腰。ざらつきは強くはないが、かみ締めると欠片がはじけたかのように、香ばしさがじわじわと広がってくる。さらにかみ締めていくと、それは甘みになり、口に残していく。
    これは美味しい・・・futt.gif
    しっかりとかみ締め、味わえる蕎麦。

    08-4-14 菜の花

    そして、添えられた菜の花、これが又美味しい。シャキシャキとした瑞々しい菜の花。
    それを和えている胡麻の優しい甘みが程よく、これで、すっきりとした冷酒なんかを傾けたくなってしまうほど。

    08-4-14 天ぷら竹の子

    と、蕎麦を食べ終え、一心地入れながら残りの天ぷらを頂いていたら・・
    なんと♪下には竹の子まで

    これは譲らずに、ゆっくり堪能して最後に頂く竹の子の天ぷら。
    美味しい粗挽きに、竹の子でとっても、幸せ love.gif

    08-4-14 ごちそう様08-4-14 蕎麦湯

    タイミングを見て出された蕎麦湯は、別に作ってくださったとろりとした白濁のもの。
    鰹の風味の利いた、香り豊かな汁をさらに堪能し、これもお変わりをしてたっぷりと頂く。

    と、じっくりと味わっていると、奥様がにこにこと、
    「平日は、今日は粗挽きですが、桜切りや更科とか、日替わりでやっているんですよ」
    とのこと。
    「それと、明日からは福井大野のお蕎麦で、氏家は今日が最後なんです」
    と・・。

    親しげに話しかけてくださる奥様は、lとても感じがよく、
    「どちらかで修行なさってらしたんですか?」
    とお聞きすると、これまで20年ほど千葉市内でお店をやっていたとのこと、
    2年前に、この大多喜でこの古民家を見つけ気に入って、作り直してオープンしたそう。

    とお聞きして、あの熟練した蕎麦は、長年のキャリアがあってのことと、納得してしまう。

    又是非お寄り下さい、と笑顔でおっしゃってくださる言葉をうれしく受け止めながら、
    お店を後に。

    なんて素敵なお店。
    ここも又、訪れてよかった・・。

    ご馳走さまでした~hahha.gif
    竹の子の時期には、又セットで訪れたいな futt.gif


    *お品書き
    せいろ 750円、辛味大根、ごまだれ 1,000円、ゆばせいろ、鴨せいろ、やさい天せいろ、まいたけ天せいろ、とろろせいろ 1,500円、天然自然薯せいろ 1,700円、追加せいろ 550円、かけ 750円、たまごとじ 1000円、

    舞茸天ぷら、やさい天ぷら 900円、ゆば刺し 600円、そばがきせいるこ 700円、エビスビール 550円


    08-4-14 看板
    石臼挽き自家製粉
     「手打蕎麦 ゆい」

    千葉県夷隅郡大多喜町小田代391-1
    0470-85-0885
    11:00~売り切れじまい
    木曜 第三水曜定休
    P有り、禁煙




    08-4-14 たけのこ売ってる
    帰りには・・・、

    「道の駅 たまゆらの里」で
    念願の朝掘り竹の子もゲット♪

    アク抜きナシで頂ける、
    柔らかな竹の子で、大満足の旅行に。

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    コメント
    この記事へのコメント
    kenken様
    早速行かれたんですね(^^)。
    確かに、たけのことセットは、今ならでは♪
    しかも・・!!
    羨ましい~、たけのこ天なんて出たなんて・・・。

    kenkenさんの時は、大野に変わっていたようで、それも是非食べてみたいです。
    次回は、幸七と思ってもいるのですが、このお店、私もとても気に入ってしまっています(^^)
    2008/04/22(火) 10:44:49 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    またまた、よいお店をご紹介いただき、ありがとうございます。さっそく竹の子とセットで行ってきました。
    とっても、おいしかったです!
    2008/04/21(月) 21:14:55 | URL | kenken #-[編集]
    夢八様
    旅行先の醍醐味ですよね(^^)。
    素敵なお蕎麦屋さんに出会えると、もう、それだけで旅行が成功♪って気持ちになってしまっています。

    こちらの天ぷら、すごいでしょ~♪
    二人で分けて食べたのですが、それでもかなりの量。
    これは、すごいです!
    しかも、どれもこれもが美味しくて・・・。

    粗挽き、かなりよかったです。
    さすが、こちらのご主人のキャリアが物語っていると思いました。
    2008/04/16(水) 20:11:41 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    shin様
    読ませて頂いていました♪
    御宿の「幸八」。
    今回も、時間があれば・・と思っていたのですが、せっかく大田喜に来たので、こちらに寄ってみました。

    よかったですよ~、ここも♪
    千葉もまだまだ、行ってみたいお店がたくさん・・

    って話になると、やっぱり体がいくつも、あるいは、時間がもっともっとほしくなってしまいます(^^;
    2008/04/16(水) 20:09:26 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    山菜、どっさり!
    原木シイタケ、つくし、しどけ
    ・・・コンなのはなかなか食べられないですね。
    田舎そばの顔がまたいいですね。

    いいな、やっぱりたまには僕も
    遠くへ出かけるようにします。
    2008/04/16(水) 14:15:04 | URL | 夢八 #D2os1cdk[編集]
    大多喜にねぇ
    昨年御宿の「幸八」に行ってみましたが大変美味しかった。御宿の山側が大多喜、いい蕎麦屋さんが多いのですね、この付近。
    2008/04/16(水) 14:08:57 | URL | shin #eqo2pWHE[編集]
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