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    つれづれ蕎麦 
    六本木 「HONMURA AN」
    2008年05月27日 (火) 21:54 | 編集
    「六本木本むら庵」が、「HONMURAAN」に変わってほぼ半年。
    どうしたかなぁ、とやっぱりちょっと気になるお店。今日は六本木でオフィスワークなので、久々にお昼を頂きに・・・。

    08-6-27 身s
    一度、定休日が月曜日に変わったのを知らずに来てしまったけど、大丈夫今日は火曜日。

    それでも、通りから見上げ様子を伺うと、白い帆布の下ろされた窓から、中の明かりがちょっとこぼれてる。

    ここが・・・、障子だったんだよなぁ。


    横文字で書かれた看板を眺めながら、以前と同じ階段を回りこんで上ると、目の前にすっきりとした扉。

    08-6-27 店入り口

    飾られていたたくさんの祝い花もなくなり、あまりにもシンプルにすっきりとした入り口は、やはり蕎麦屋のものとはかけ離れ、美容室か何かのサロンのよう・・・。

    六本木 「HONMURA AN」




    ちょっと時間をずらして昼休みをとったので、混雑時期の終わった頃合。
    静かに広がる平らな空気の中、すぐに顔を出しくれたのが、見知った花番さんで、途端にほっとする。

    「いらっしゃい♪空いているとこ、どうぞ niko.gif

    との暖かい声を聞き、以前好きだった窓際のテーブル席にしようかと思ったが、日差しが暑そうだったので、奥の二人がけの小さなテーブルに腰を下ろす。

    08-6-27 店内1

    昼間だからだろうか・・・。
    ちらりちらりと、ゆっくりと寛ぐお客さんに、静かな店内。
    あの開店当初の夜の浮き足立ったような空気も消え、落ち着きを取り戻したよう。
    しかも、様子はがらりと変わってしまったが、考えれば配置も昔の面影を残してる。

    08-6-27 店内2

    さらに今日は、テーブルの上に置かれていたナプキンも見あたらない。
    そうそう、こうであってくれなくちゃ・・・、
    と思い、右側の壁を見ると、くり貫かれた覗き窓からは、以前のように打ち場が見られる作り。

    08-6-27 打ち場

    お店も、お客さんも、そして、この空間が半年の間に、落ち着いたのだろうか・・・。
    それとも、この昼下がりの時間というのが、いいのだろうか・・・。
    あのしっとりとした、江戸の赴きある空間はもうないけど、それでもゆったり寛げる空気が帰って来たよう futt.gif

    と、ちょっと私もほっとした気持ちになりながら、お茶を頂き・・・、
    品書きを見るでもなく、決めていた「せいろ」をお願いする。

    08-6-27 山葵

    すぐに出される、蕎麦猪口に薬味の葱に山葵一本。
    厳かに擦っているいると、だんだん無心になってくるこのひと時が好きだ・・と、しみじみ思いながら摩り下ろして待つ時間。

    BGMもない、静寂した空気。
    時折、奥からかすかに耳をかすめる、お客さんの柔らかな話し声・・・futt.gif

    そして、程なく、蒸篭に盛られた蕎麦が置かれる。

    08-6-27 せいろ

    粗挽きの粒がびっしりと込められた、野趣長けた細切りの蕎麦。
    手繰り寄せると、ああ・・・この香りだ futt.gif
    と、懐かしくなるような穀物の深い香りをゆっくりと吸い込む。

    08-6-27 せいろアップ

    口に含むと、ざらりと掠める蕎麦の欠片の存在がうれしい。噛み締めると、これもじわりと香ばしい風味が口に広がる。
    美味しい・・・love.gif

    昔の「六本木本むら庵」の蕎麦の味が帰って来たように感じながら、たまらなく味わう。
    水のヴェールを纏いながら、歯を包み込むような腰加減。
    蕎麦の欠片ひとつひとつが、弾けるかのように広がる風味。

    ああ、やっぱり、この蕎麦、好きだなあ、と思ってしまう・・・。

    08-6-27 蕎麦湯

    タイミングを見て出して下さった湯桶は、まだ新しくてピカピカしているけど、中身は前と同じ、優しく白濁した熱々の蕎麦湯。

    たっぷり擦った山葵を溶き、蕎麦湯を注ぎいれ頂くと、ふっと落ち着く余韻のひととき。
    これを、時間ぎりぎりまでゆっくりと楽しみ、席を立つ。

    今日は、心から・・・
    ご馳走さまでした~hahha.gif

    なんだか、又、ここで、ゆっくりと枡酒を頂きたいと思ってくる。
    夜はどうなんだろうか。
    まずは、昼下がりの空いた時間に、ゆっくりと蕎麦前をも楽しみに、又来てみようかな・・・futt.gif


    *せいろ 800円

    08-6-27 看板
    「HONMURA AN 手打蕎麦」

    港区六本木7-14-18
    03-5772-6657
    12:00~15:00 / 17:30~22:00
    12:00~21:30(土日)
    月曜、第三火曜定休
    前回の訪問


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    2008/05/29(木) 21:30:45 | | #[編集]
    ロレンス様
    ・・・・・・
    じーんと来てしまいました。

    そうかも、
    しれないですね。
    私、の、気持ちも、なのかも、ですよね・・・。

    何となく、受け入れ初めていた自分を感じていたのかもしれません。

    やっぱり・・
    好きなんですね~・・・

    もっと落ち着い、いや、慣れたら、私も、誰かと訪れて、みようと思います。
    2008/05/28(水) 23:46:00 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    自転車操業様
    コメントありがとうございます。

    わ、私もっっ
    私もっっ
    そうなんです、もちろん。

    この変貌にどれだけ、落胆したことか・・・
    愛していただけに、なのですが。。

    でも、お店の方針。
    受け入れる他ないのです、よ、ね・・・

    (やっぱり、昔が懐かしい・・・)
    2008/05/28(水) 23:43:22 | URL | yuka #0kufgj3.[編集]
    落ち着いたのはお店かお客さんか空間か、yukaさんの気持ちか(笑)
    私も今までは、新しくなってからもかつての「本むら庵」を確認しながら
    飲み食いしているような感じでした。
    そろそろ、新しい“HONMURA AN”バージョンで飲んでみようかな、
    なんて思っています。
    一人じゃできないのでまだ実現していませんが。。。
    2008/05/28(水) 20:32:10 | URL | ロレンス #bJIvtDx6[編集]
    オシャレだけど、
    やっぱり蕎麦屋は純和風の店構えが好きです。
    あんまりオシャレになってほしくないですね。
    2008/05/28(水) 19:43:06 | URL | 自転車操業 #khHDt7vs[編集]
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